現在の高い金利によって2024年は欧米の景気後退が予測されています。
中国の輸出依存度が、17%(2016)と
2006年35%よりも低くはなったものの、
世界景気後退により、
中国と中国に依存度を高めているASEANも含め
外需は年末から来年に失速か。
(輸出依存度は、野村総合研究所から)
https://www.iti.or.jp/kikan122/122oki.pdf
・外需不振、円安による見かけの輸出額維持
4月の数量指数は前年比6.2%減と、7カ月連続のマイナス
中国向けの輸出額は5カ月連続の前年比減少
https://toyokeizai.net/articles/-/674262?page=2
・内需はリオープンで堅調
現在、東証の7割を占める海外勢が買っており、
バブル後最高値を更新していますが、
債務上限問題のクリアや
利上げ停止を考えると
年末以降は怪しいと思います。
輸出と景気敏感株を避けたい私は、損保業界に目をつけました。
この高配当ですよ。
Bingによる
【銘柄】【予想配当利回り】【潜在株式調整後1株当たり当期純利益】【年間EPS×11倍(理論値)】
8766|東京海上ホールディングス | 4.23%| 187.46 | 2,062.06円 / 現在 2,860円
8630|SOMPOホールディングス | 4.97%| 270.53 | 2,975.83円 / 現在 6027円
(SOMPOはニッセイや損保ジャパンの持ち株グループ)
損保業界は成熟した業界で安定しているものの、
将来的には少子高齢化による主力の自動車台数減少で
縮小が予想されます。
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しかしコロナ収束による業績回復が見込まれるとのことで、
行けるかな……と8766東京海上を買ってしまいました。
全世界株インデックスの平均利回り6.4%を売ってしまい、
債務上限問題が怖くて買い戻せないので、
日本の内需株にシフト。
さてこれが吉と出るか凶と出るか。
配当は美味しいけど、税金2割分は損。
以上です。
(投資は慎重に以下略)