2017年 第2戦・アウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンド-アルゼンチンGP-

予選は雨。
ポールはマルケス。2番手アブラハム、3番手クラッチロー、4番手ペトルッチとちょっと変わった面子。
5番手ペドロサ。前回ウイナーのビニャーレスは6番手。調子が悪いロッシは7番手。ロッシとペドロサはQ1からの出走となった。

決勝は曇り空だがドライスタート

1周目：ホールショットはマルケス。クラッチロー、アブラハム、ビニャーレス、ロッシの順。後方でロレンソが転倒。ビニャーレス、ロッシ3位4位へ。
2周目：マルケスが早くも抜け出す。
3周目：1.5秒の差をつけマルケス独走体制へ。2位争いはクラッチロー、ビニャーレス、ロッシ。ビニャーレスがクラッチローをパスし2位へ。
4周目：マルケス2コーナーで転倒。これでビニャーレスがトップになる。
5周目：3位ロッシまでは一塊。接近はしないが大きくバラけることはない。
8周目：ビニャーレスが徐々に2位のクラッチローとの差を広げだす。3位ロッシはクラッチローになかなか追いつけない。
10周目：ロッシがクラッチローとの差を徐々に詰め出す。
12周目：4位争いは集団。ザルコがその集団の前。ペドロサはその後ろの5位。ザルコとペドロサがバトル。ザルコ元気いっぱい。ペドロサに刺されても果敢に攻め返す。ペドロサが前に出て4位へ。
14周目：4位争いから抜け出したペドロサが2コーナーで転倒。
19周目：クラッチローとロッシの差は殆ど無い。ロッシ真後ろについてプレッシャーを与える。バックストレートエンドでクラッチローをロッシがパス。2位へ
20周目：トップ、ビニャーレスとは約3秒差。抜かれたクラッチローも食らいついて離されない。
22周目：ロッシはトップビニャーレスとの差を詰めることは出来ない。クラッチローはロッシから遅れだす。
25周目：ビニャーレスが今季2勝目の独走で、2連勝のチェッカー。
2位ロッシ、3位クラッチロー。
4位以下はバウティスタ、ザルコ、ペトルッチ、フォルガー、レディング、ミラー。アブラハムと続く。

ビニャーレスは終始落ち着いて走行。最後はロッシとの差を調整しながらの独走、速い。
予選は全然駄目だったはずなのにキッチリ2位に入ってくるロッシは恐ろしいな。今レースで350レース目。GP歴史の40％を走ってることになる。
落ち着いて転倒せず走りきったクラッチロー。

ヤマハ以外のワークス勢が上位に居ないレースとなった。