2015年 第18戦・リカルド・トルモ -バレンシアGP-

ロッシの最後尾スタートの裁定は覆されず。
ロレンソが余計なこと言ってヤマハがあからさまにご立腹コメント出したり、HONDAはテレメーターを後で出すとか出さないとか、ロレンソのスポンサーが撤退とか、レプソルもガタガタ言い出したりとか、ゴタゴタした2週間だったけどようやく最終戦。もうこういうのはやめて下さい。ロッシさん。

良いも悪いも今までで一番盛り上がってる最終戦。
予選はロレンソが渾身のアタックでポール。マルケス、ペドロサの順。
ロッシは予選最後に転倒。

長い長いシーズン、特にこの2週間は長かったけどどんな結果になる事やら。
ロッシが何処まで追い上げられるのか？？ロレンソ逆転チャンピオンか？？ドキドキだ。クリーンな展開を望むだけ。

1周目：ホールショットはロレンソ。ペドロサ、マルケス。1ラップ目からロレンソ飛ばす。ロッシは15位。
3周目：ロレンソ、ファステストでトップを維持。チャンピオンシップはHONDAの二台が結果を左右する。
4周目：イアンノーネの転倒もあり、ロッシは9位。
6周目：7位争いでロッシは手こずるが、スミスをパスして8位へ。
7周目：ペトルッチは後ろ向いて譲った？？オーバーランした隙をつきロッシ7位へ。
8周目：ロレンソは安定したラップでトップを周回。マルケスは大きく離されないが詰め切れない
10周目：ロッシがちょっと強引にポルをパス。6位へ。
12周目：アレイシのインを取り5位へ。4位のドビジオーゾは目の前。
13周目：ドビジオーゾのインに入りこれでロッシ4位へ。ロレンソは変わらずトップ。このままだとチャンピオンはロレンソ。
14周目：ロッシと3位のペドロサの差は11.5秒。ロッシのペースは悪くはないが、トップ3台より遅い。
16周目：トップ3台のラップはほぼ同じで安定して周回。ロッシは単独4位。ジリジリ離される。
17周目：ペドロサがトップ争いから脱落か？トップ二台と差が出始める。
19周目：ペドロサとロッシの差は12.5秒。
20周目：ロッシのペースは上がらない。これ以上は流石に無理そう。
21周目：マルケスは終始ロレンソの後ろで付かず離れずの差を維持。余裕が有るのか、限界なのか？
22周目：ロッシの追い上げが終わり安定したレース展開だけど見ててドキドキする。
28周目：ペドロサが2台に一気に追いつく。トップ3台団子状態。
29周目：ペドロサがマルケスに襲いかかり、HONDA2台がやりあう。ペドロサ今年は一皮むけた？？マルケス2位でファイナルラップへ。
30周目：後方の2台がやりあった間にロレンソとの差が出来る。マルケス追いかけるが叶わず。ロレンソポールトゥウィンの今季7勝目。逆転チャンピオン決定。
2位マルケス、3位ペドロサ、4位ロッシ。
色々勘ぐることも出来るがここは純粋に考えよう。

強い強いレース展開でロレンソはロッシに5ポイント差を付けで逆転チャンピオンをもぎ取った。
チャンピオンに相応しいレース展開だった。おめでとう。

長い長いシーズンは最後の最後まで熱い戦いの末、ロレンソの逆転チャンピオンで幕が下りた。

BSのタイヤ供給はこれで最後。来年からいろいろレギュレーションが変わる。
来年はトラック内でのクリーンなバトルを期待して楽しませてもらいましょう。

座談会の放送が楽しみだ(笑)