2015年 第8戦・アッセン-オランダGP

伝統のダッチTT
土曜が決勝。今年が最後の土曜開催。

マルケスが昨年のシャーシを持ち込んだ。対するヤマハは新型シャーシ。ロッシの要望が強いシャーシの様だ。
ロッシが久しぶりのポール。アレイシが2番手。マルケス3番手。ペドロサ4番手。ロレンソは8番手と出遅れる。

1周目：ホールショットはロッシ。マルケス2位。アレイシ、ポルと続く。ロレンソが中盤で3番手に上がる。
2周目：ロッシ、マルケス、ロレンソが早くも抜け出し、等間隔。
5周目：ロッシ、マルケスは接近戦。若干ロレンソとは差ができる。
7周目：ロッシはマルケスを引き離せない。
12周目：トップ2台は精神戦。どっちがミスするか？？
15周目：ロッシ、マルケスの差は0.3秒
16周目：マルケスは丁寧に丁寧にマシンをコントロールしてるように見える。ロッシの走りを吸収してる？？
17周目：3位ロレンソは大きくトップ2台から引き離される。ニューシャーシはロレンソには裏目か？？
20周目：マルケスがストレートエンドで前へ。ロッシのピットから出た「BRK」って？
21周目：マルケス激しくマシンを左右に振りながら走行するが、ペースが思ったように上がらない。ロッシは真後ろで周回。
24周目：ロッシがマルケスのイン突いて前へ。その後のシケインでマルケスが脱輪。ストレートが伸びず若干差が広がる。
26周目：無理に見えた差をマルケスが詰める。
最終コーナーでマルケスがロッシのインを付くがロッシと接触。
ロッシはグラベルにジャンプしながら入るがそのままコースへ復帰。ロッシがトップでチェッカー。3勝目
マルケスもバランスを崩すがら2位でチェッカー。審議なし。
ロレンソ3位。

終始精神戦が続いたが最後の最後でドラマは待っていた。
引き離されたマルケスはラストラップの最終コーナーでロッシを追い詰めた。
最後まで攻めたがロッシの貫禄勝ち。
ダーティーバトルはロッシの十八番。今年のロッシは強い。

久しぶりに究極バトルが見れた。

これでチャンピオンシップはロッシが10ポイント先行。
この勝利はかなり重要かも知れない。