第6戦・カタルニア・カタルニアGP

1コーナーはロレンソ、ロッシ、ストーナーの予選通りの並び
やや置いて、骨折してるペドロサが4位につける。
4強がトップを形成。
ロッレンソが若干ロッシを離しにかかるストーナーはロッシの真後ろ。

3周目にはトップ3が抜け出す。各車の差はほとんど無い。
4周目、1コーナーでロッシが先頭へ。この3台の動きは無く周回を重ねていく。

9周目、ストーナーがズルズルと遅れ出す。
路面温度が非常に高い為タイヤが垂れてきたか？

11周目、ロッシ、ロレンソの差は僅か。ロッシはペースが上がらないのか、上げないのか
13周目、ロレンソがロッシを交わす。
そのまましばらくロッシはつかず離れずのロッシパターンで走行
チームメイト同士の心理戦の開始。

残り3周、満を持してロッシが1コーナーでトップへ。
残り2周のストレートエンド、ロッレンソが前に出るが、アウト一杯からロッシのブレーキングトップは譲らない。
2勝目が欲しいロッシ、地元で勝ちたいロレンソ。マシンは同一。
まさに人間勝負のラストラップ。

ロッレンソがまたストレートエンドで仕掛けるが今回はアウトを目一杯使いロッシにつけいる隙を与えない。
続く2コーナーの切り返しでは、あわや接触シーンだがロッシが一旦ひく。
4コーナーではロッシがインに飛び込むがクロスラインでロレンソが綺麗に立ち上がりトップを死守。
バックストレートエンドではインを閉めたロレンソのアウトからロッシが襲いかかるが抜けない。
地元ロレンソ意地を見せつけ完璧な走り。流石のロッシもここまでかと思われた最終コーナー。
狙い澄ました突っ込みでロレンソのインに入りそのままチェッカー。ロレンソは勝利を確信したのかインを閉め忘れていた。
バトルはクリーンだった。

やはり直接対決になるとこの男強すぎる。
これで通算99勝目。
しかし、ロレンソは抜かれても一歩も引かない。最強のライバルはチームメイトかもしれない。

ストーナーは3位。マシンを降りたストーナーはヘロヘロになって立ってる事が出来ない状態。
ペドロサは怪我しながらも6位。

これで3強がそれぞれ2勝ずつになった。
ポイントはなんと、ロッシ、ロレンソ、ストーナーが同一106ポイントで並んだ。
近年まれに見る大混戦。ここ数戦が3強の正念場になりそうだ。

次はオランダ。決勝は土曜日だ。忘れるな！！