2018年 第13戦・ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ-サンマリノ GP-

予選は、ロレンソがヤマハ時代に出した、自らが持つコースレコードを更新しポール。
ミラーが2位。ヴィニャーレスが３位。ドビジオーゾは4位、マルケスは5位。ロッシ7位。

予選の最後でマルケスが転倒するが、全力疾走でピットに戻り、休むことなくそのままピット内を駆け抜けマシンに跨りコースに戻る姿は驚異的だった。

1周目：ホールショットはロレンソ。ミラー、マルケス、ドビジオーゾの順。ヴィニャーレス、リンス、クラッチロー、ロッシと続く。ドビジオーゾがマルケス、ミラーをパスし2位へ。
2周目：マルケスがミラーのインを差し3位へ。
4周目：ミラーが転倒。ロレンソ、ドビジオーゾは接近戦。少し遅れてマルケス。リンスがヴィニャーレスをパスし4位へ。
6周目：ドビジオーゾがロレンソをパスしトップへ。
7周目：マルケスがトップ２台に追いついてくる。
9周目：4位のリンスが1コーナーでミス。その隙をついてクラッチローが4位に。
11周目：ドビジオーゾが２位のロレンソを引き離し始める。ロレンソとマルケスは接近戦。
14周目：ロレンソがクリップにつけない間にマルケスがロレンソをパスし2位へ。
16周目：ロレンソのタイヤが厳しそうだったが、離されずにマルケスの真後ろで走行。
17周目：マルケスにロレンソが仕掛け、お互いにやり合うがロレンソは前に出れず。
19周目：2位のマルケスにドビジオーゾは2秒以上の差をつけて逃げる。ロレンソがマルケスをパス。
24周目：トップのドビジオーゾと2位のロレンソ、マルケスとの差が1.3秒と縮まる。
26周目：ロレンソここで転倒。復帰するが16位。これで3位はクラッチローとなる。
27周目：最後は後ろを確認し、観客に手を降る余裕でドビジオーゾが今季3勝目のチェッカー。
2位マルケス、3いクラッチロー、4位リンス、5位ヴィニャーレス、6位ペドロサ。

安定した早さで独走となったドビジオーゾ。これでチャンピオンシップも2位に浮上。
ロレンソとのやり合いは見応えあった。最後まで見たかったがあっけない幕切れ。
着実にポイントを広げていくマルケス。

3クラス共にウイナーがイタリア人。
motoGPはマシンもイタリアンという事でイタリア祭となった。