2016年 第8戦・アッセン-オランダGP

今年から日曜開催に成ったダッチTT。伝統の一戦。
予選は雨。転倒者が多く、マルケスが転倒。
トップはドビジオーゾ。ロッシが2番手。レディングが3番手に入り、転倒したマルケスは4番手。ロレンソは10番手。ペドロサは予選1からで予選2に行けず15番手。

決勝はウエット宣言でのスタート

1周目：ホールショットはレディングしかし、コースアウトで後退。ロッシがトップ。ドビジオーゾ、アレイシ、マルケス、ロレンソ。雨は上がってるが、路面はウエット状態。所々ラインが乾いてるところがある。
2周目：エルナンデスが後方から一気に3位へ。マルケスが4位。
3周目：エルナンデスが2位へ。ピットでは乗り換えの準備が始まる。エルナンデスがロッシもパスし、トップへ。
5周目：エルナンデスのペースがべらぼうに速い。ロッシを引き離していく。後方ではマルケスをペトルッチがパス。最後尾スタートのイアンノーネがマルケスの後ろに居る。
6周目：順位はトップエルナンデス、2.3秒後に2位ロッシ、3位ドビジオーゾ、4位ペトルッチ。イアンノーネがマルケスをパスし5位。マルケス6位。ペドロサ8位。ロレンソ18位。いつもと全く違うオーダー。
9周目：また雨が降り始める。
10周目：一時はロッシに置いて行かれたドビジオーゾがロッシに迫る。最終セクションでは雨が強い。
11周目：ドビジオーゾがロッシをパス。これでドビジオーゾ2位。
12周目：エルナンデス1コーナーで転倒。これでトップはドビジオーゾ。雨が強くなり、一気に路面が濡れてレインレースに。
13周目：ロッシの後ろにペトルッチが迫る。
14周目：後方でイアンノーネが転倒。マルケスがこれで5位。ペトルッチがロッシの前に出るが、ロッシすぐに抜き返す。トップのドビジオーゾに2台が一気に追いつく。ペトルッチがロッシをパス。
15周目：レディングが3位のロッシの真後ろに迫る。一気にロッシのインに入りレディングが3位へ。雨がひどく水しぶきで前が見えない状態。ロッシが抜き返し3位へ。ペトルッチがドビジオーゾをパスしトップへ。レディングがロッシをパス。ここでレッドフラッグ。レース中断。

レース成立にはあと3周足らない。
雨は強く降り続く。

暫定順位は1位ドビジオーゾ、2位ペトルッチ、3位ロッシ。4位レディング。5位マルケス。6位ペドロサ

12周の再レースが始まる。グリッドは暫定の順位順。
1周目：マルケスがホールショット。しかしドビジオーゾ、ロッシがマルケスをパス。ロッシがドビジオーゾをパスしトップへ。ペドロサ、クラッチローが転倒。
2周目：ドビジオーゾガ転倒。これでマルケスが2位。ミラーが3位。転倒者が続出。
3周目：ここでトップのロッシが転倒。復帰を試みるができず、そのままリタイヤ。これでマルケスがトップ。
4周目：ミラーがマルケスをシケインでパス。ミラートップへ。
7周目：3位はポル、4位はレディング。
11周目：レディングがポルを抜いて3位へ。
12周目：ミラーがmotoGP初優勝でチェッカー。
2位マルケス。3位レディング、4位ポル。

ダッチウエザーに翻弄された大波乱の長い長いレース。結果はいつもと違ったオーダーに。
終わってみれば青空が。。。。

チャンスを物にしたミラーがmotoGP初優勝。頑張りました。
チャンピオンシップを考えればマルケスは2位でも十分？
コチラもチャンスを物にしたレディング。3位表彰台頑張りました。

チャンピオンシップでは、マルケスが飛び出す。
ロレンソは10位でチェッカーし6ポイント加算するが24ポイントに差が開く。
転倒のロッシはノーポイント。42ポイント差。
転倒後、再スタート出来ないと分かった時の悔しそうなロッシの顔が印象的だった。