クリップボードに文字列を出力するには、前回に紹介した funcClipWrite() 関数を利用します。(戻る)
プロトタイプ宣言
BOOL funcClipPuts( HWND hWnd, // ウインドウ・ハンドル LPCTSTR lpString // 文字列へのポインタ );
サンプル
// クリップボードに文字列を出力 extern BOOL funcClipPuts( HWND hWnd, LPCTSTR lpString ) { return funcClipWrite( hWnd, lpString, lstrlen(lpString) ); } // 使用例 funcClipPuts( hWnd, TEXT("あいうえお\r\nかきくけこ\r\n") ); または funcClipPuts( NULL, TEXT("あいうえお\r\nかきくけこ\r\n") );
- hWnd にウインドウのハンドルを指定します。
- hWnd に NULL を指定することも出来ます。
その他
- funcClipPuts 関数は「マルチバイト文字セット」、「Unicode文字セット」の両方に対応しています。
- 使用例のコンパイル時は printf 使用のため「マルチバイト文字セット」で行って下さい。
- なお、使用例ではクリップボードに2行のテキストデータをコピーします。
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