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文化
スタンレー・G・ペイン:「この国への批判は常にスペイン人から」。
このスペイン主義者は、わが国の歴史に覆いかぶさる黒い伝説を解体する作品『In Defence of Spain』(Espasa, 2017)を出版した。
スタンリー・G・ペイン、アーカイブ写真にて
スタンリー・G・ペイン、記録写真にて ÁNGEL DE ANTONIO
マヌエル・P・ビジャトロ
マヌエル・P・ビジャトロ
17/10/2017
09:01h に更新されました。
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ナポレオン・ボナパルトの名言に、「過去の出来事は受け入れられた寓話にすぎない」というものがある。額面通りに受け取られる架空の説明。スタンリー・G・ペインの話を聞いていると、この悲しい主張が部分的に裏付けられる。少なくともわが国に関する限りは。ウィスコンシン大学マディソン校の歴史学名誉教授である彼は、スペインのイメージは、イギリスなどの敗戦国や憤慨した国によって一般化されたステレオタイプに基づいて作り上げられたと考えている。このため、彼は『スペインの擁護』(エスパサ、2017年)を出版したばかりだ。例えば)太陽が沈まなかった帝国は消滅したものの、3世紀以上にわたって繁栄と安定の模範でもあったことを示すためだ。あるいは、独立主義がいかにカタルーニャ諸国のような誤謬を語ろうとも、現実はまったく異なることを明らかにすること。
スタンレー・G・ペイン:「この国に対する批判は、常にスペイン人から来たものだ」。
ペイン、プロリ