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欧肩当 日本の銃は頬付 倭寇の火縄銃

 当時のヨーロッパの火縄銃は銃床を肩に当てる方式ですが、日本の火縄銃は頬付け方式なのです。これは当時の倭寇の使用する火縄銃の方式でした。16世紀初めから中ごろ、東南アジアには倭寇が活躍していたのですが、どうやらその倭寇の頭目・王直が直接、火縄銃を日本に伝えたという説が有力になってきているのです。それというのも当時の倭寇による密貿易の取り扱い品目のなかには硝石や硫黄があって、これを売るためには火縄銃とセットで売ることがよく、実際そうしていたようです。




定説に対する異説
 ところがこの定説がどうも事実とはやや食い違っているという指摘が出てきています。火縄銃をポルトガル人から譲り受けたことが、日本に鉄砲技術の伝わった最初であるとする説はどうも真実ではないようなのです。これまでの定説は禅僧・南浦文之の書いた「鉄炮記」に根拠を置きますが、この鉄炮記は実際の伝来の時期から60年後に書かれていて、種子島時尭の孫久時が祖父の顕彰のために南浦に書かせたものです。どうしても表現にバイアスがかかりやすい。
 当時のヨーロッパの火縄銃は銃床を肩に当てる方式ですが、日本の火縄銃は頬付け方式なのです。これは当時の倭寇の使用する火縄銃の方式でした。16世紀初めから中ごろ、東南アジアには倭寇が活躍していたのですが、どうやらその倭寇の頭目・王直が直接、火縄銃を日本に伝えたという説が有力になってきているのです。それというのも当時の倭寇による密貿易の取り扱い品目のなかには硝石や硫黄があって、これを売るためには火縄銃とセットで売ることがよく、実際そうしていたようです。仮に倭寇の頭目・王直が伝えたものとすると、これまで言われていた天文12年(1543年)という伝来時期も見直さなければならないかもしれません。
信長の長篠の戦い





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