私がタロットカードの勉強を始めたのは、18年前。
大阪ミナミの辰巳先生に教えてもらった。
受講後、即お店に出て鑑定を始めた。
それ以来、他の先生から習ったことがない。
実際鑑定を長年続けて、それをもとに 今度は自分が教えている。
だから、ある意味ピュアで色んな流派というか
多くの説を知ることなく今日まで来たのだけれど
他の書物も見てみようと思うようになった。
あまりにも解釈が違うことに驚く。
「いつから占い師になったらいいですか」と、生徒さんに聞かれることがある。
そんな質問をしてくれるのは、大体が既に実力のある人が多いのだが
きっと、深く勉強をしようとして
多くの書物や解説書を読んでしまっているのだと思った。
勿論、勉強をすることで自信が出て
プロとしての一歩を踏み出せるのだろうけれど
これほど、諸説さまざまで答えが統一されていない学問なら
知識が深まるほど矛盾を感じて、自信から遠のくのではないかと思う。
そんなわけで、私なりの解釈だけれど
極力矛盾を理解できるように、解釈の統一化を目指してみようと思う。