今回の九州のツアーでは、演奏会場に準備された、スタンウェイ、カワイ、ヤマハのピアノ全てが、象牙の鍵盤だった。今や象牙の鍵盤のピアノは貴重な存在です。大切に会館、町の人々に、その存在の意味を知って頂きたいと思います。楽器を知ることで、ピアノの聴き方も変わります。また、ピアノは三年位の物が一番音が良くなります。若すぎても、楽器は鳴りきっていないし、古すぎても音がならない。人間の成長と似ています。