昨日呼吸に伴う瞑想方について書きましたが、
呼吸をすうときより、吐くときの時間を長くしてくださいね。
4で吸って、2泊めて、8かけて吐く、とかね。
吐く息は、細くなが~く。
というわけで、以前から思っていた占いと
リーディングの違い、について書きたいと思います。
ん~、一般的には、いっしょにしちゃってかまわないんでしょうね。
多分、占いというジャンルには「当たるのか?」っていう
部分に、興味が行くと思うんですよね。
「え、当てるんじゃないの?」と思った方、
当てて悪いわけじゃないですよ
。
ただ、当てたってしょうがない、という思いもあるわけです。
「あなたは、今仕事をやめたいと思ってるでしょう。」
「どうして彼ができないのか、知りたいでしょう?」
これで終わったら、
「あなたには、目が二つ、鼻がひとつ、口がひとつあります」
って言ってるのと同じことです。
基本的にリーダーというのは、タロットに隠されている
象徴やエネルギーから、状況を読むのが役割です。
リーダーの意味そのままです。
私が行っているマルセイユ・タロットを使ってのリーディングは、
リーダーの指示に従って、カードを引くのは、
クライアント自身です。
問題がある部分は、カードが逆位置で出ますので、
必ず解決カードを引きます。
つまり、悪い、で終わることはありません。
自分で引くわけですから、
表れるのは、クライアントの潜在意識。
解決方法も、クライアントの中に常にあります。
ですので、当てることにあまり意味がありません。
問題が複雑であれば、カードの展開枚数が増えるので、
クライアントが一目見て、状況を把握できるわけです。
リーダーはカードの情報から、クライアントに質問を重ね、
リーディングは、共同作業になります。
そして、解決方法が導かれます。
この部分は、リーダーの人生観や経験によることが多いです。
そして、問題があれば、それをよい方向に持っていくのは、
常に現実面でのクライアントの行動なのです。
また、タロットは「今片思いの人がいるが、これから、恋愛関係に
なれるか?」のような、具体的な質問に対して、
具体的な答えが示されます。
未来は、大体3ヶ月から、半年先までです。
「今年の恋愛運は?」みたいな漠然としたことを
見るのには向いていません。
そのときは、クライアントとよく話し合って、
「これこれこんな人と出会いたいのですが、
これからそのような可能性はありますか?」という風に、
質問をなるべく具体的になるように、
誘導します。
タロットは、朴術という、偶然性から生まれる
占術ですが、
算命という生年月日から計算する部分も持っています。
ひとりの人を外からみた部分に対応するパーソナルカード、
またその人本来の魂の性質を現すソウルカードの計算が
それに該当します。
パーソナルカードは大アルカナ全てに対応し、
ソウルカードは1から9までのカードに対応します。
また、その年の誕生日から翌年の誕生日に対応する
イヤーカードもあります。
以上が一般的に語られる占いと、
私が行っているリーディングの微妙な違いでした。
決して行ってはならないこととして、
「~しないと不幸になる」などの、
恐怖を与える行為です。
これは、コントロールになってしまいます。
たとえどんな占術であれ、
気分が悪くなってしまうような体験をされた方は、
全然その結果を信用しなくって、かまいません。
占い師は、クライアントに安心感を与える存在以外の
何者でもないのですから
。