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三田界隈

2013年12月27日 | 港区

◆三田

古くは「御田」といい港区では一番古く記録に残る地名

 

昭和4年(1929)製造の手動式ガソリンスタンド 細い路地に様々な商店が並ぶ飲食街

    

 

◆秋色庵大坂屋

江戸元禄年間創業の和菓子の老舗 祖先の「秋色」の名に因んだ羊羹・最中が人気

 

看板娘のお秋が宝井其角に俳諧を学び、秋色女(しゅうしきじょ)と名乗った。「井戸端の 桜あぶなし 酒の酔い」と詠んだ句が謂れの「秋色桜」は上野清水観音堂脇で見事な花を咲かせる。

お秋さんの浮世絵が店内に飾られている

 

 

◆慶応義塾大学

福沢諭吉が藩命により安政5年(1858)築地鉄砲州(中央区明石町)の豊前中津藩屋敷に開校した蘭学塾が起源。明治4年(1871)に港区三田の島原藩屋敷跡地へ移転

 

三田キャンパスのシンボル的存在の大銀杏

 

◆塾監局

大正15年竣工 曽禰中条建築事務所設計 大正期の学校舎建築を代表するデザイン


褐色のタイル貼りに2階部分には半円アーチ窓

 

◆図書館旧館

大学創立50周年を記念して明治45年(1912)に曽禰中条建築事務所の設計で建てられた赤レンガ造りネオゴシック様式の建物。三田キャンパスのランドマーク。

 

大時計

 文字盤の部分にラテン語で「TEMPUS FUGIT」(光陰矢のごとし)と刻まれている

零時のところに砂時計がデザインされている

 

入り口ホールの階段上を飾るステンドグラス 

ラテン語で「Calamvs Gladio Fortir」(ペンは剣よりも強し)と記されている

 

南館3階に移築された「旧萬來舎」とイサム・ノグチのモニュメントがある庭園

   

 

◆三田演説館

明治8年(1875)日本初の演説会館として建てられた。演説会は現在でも春・秋に行われている。木造瓦葺、洋風、なまこ壁の建物。重要文化財

 

ガラス窓から内部が見える

 

幻の門

 

◆イタリア大使館

江戸時代は伊予松山藩の中屋敷があった地で、沢庵和尚作の日本庭園が残されている。また赤穂浪士、大石主税ら10名が切腹した地であることから昭和14年(1939)イタリア大使によって碑が建てられ、毎年命日には供養が行われている。

 

綱町三井倶楽部

 

かんぽ生命東京サービスセンター

 

オーストラリア大使館

 

平成19年(2007)廃業した小山湯と隣接する階段

 

 

旧三田小山町辺り 新旧の街並みが見られる一角

 

 

古川を渡れば麻布十番、上には高速道路 が走る

 

 



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
三田の秘密 (らぴすらずり)
2014-01-10 10:21:35
三田祭が終わったばかりの慶應は 金色の銀杏が輝き 旧図書館や演説館が尚更りっぱでした。
イタリア大使館、三井倶楽部、かんぽ生命東京サービスセンター、オーストラリア大使館という建築群に圧倒されたあとの 旧小山湯は…
唐破風屋根があるでもなく、こんなわかりづらい場所にあって…でも それが地域の銭湯のあるべき姿なのかな。
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