10月2日まで稽古。
ホントに万才町は頑張り屋さんです。
本番のつもりで臨みました。
稽古後は、町内関係者、先生、地方さん、踊り子さん、コーラス隊お互いにこれまでの感謝と本番の成功を祈って挨拶を交わしました。
明日3日は、庭見せです。
夕刻以降、真如苑にお越しください。
(長崎市万才町6-14)
伝統と清新さ溶け合う 本踊り-万才町-
あでやかな着物に身を包んだ踊り子の振り袖がひらりと揺れる。シンセサイザーと三味線の軽やかな音楽に乗せ、六人の踊り子がかれんに舞う。
14年前、シンセサイザーを取り入れた新しい邦楽で本踊りを披露した万才町。
「長崎ぶらぶら節」など民謡や童歌5曲をアレンジし、新しさと懐かしさが響き合う。
「くんちが好きでしょうがない」。踊り町となる万才町で保険代理店に勤める松山さんは2月、会社に届いた「踊り子募集」の案内を見て「後先考えずに応募した」。
日本舞踊を習った経験はある。だが、くんちでの奉納は、多くの観客の前で“歴史と伝統”を背負って舞う。
現実は厳しかった。
扇子の使い、手足の細かな動き、そして表情…。
4月から、プランクのあった日舞の基礎に徹底して取り組んだが、「最初は戸惑いばっかりの毎日」。
花柳寿々初師匠の厳しい演技指導に涙を流したこともあった。「それでも練習は楽しくて、やめようなんて思わなかった。伝統の中に身を置く充実感は、体験したことがない感覚」
「苦労したと思うが一生懸命やった」と花柳師匠。
「記憶に残り、語り継がれる踊りを奉納したい」と意気込む松山さん。
伝統と清新さが溶け合う舞が魅力の万才町。
地元自治会の山口定夫会長は「和洋折衷で目が覚めるような踊りを」と期待する。
2007年10月1日 長崎新聞
あでやかな着物に身を包んだ踊り子の振り袖がひらりと揺れる。シンセサイザーと三味線の軽やかな音楽に乗せ、六人の踊り子がかれんに舞う。
14年前、シンセサイザーを取り入れた新しい邦楽で本踊りを披露した万才町。
「長崎ぶらぶら節」など民謡や童歌5曲をアレンジし、新しさと懐かしさが響き合う。
「くんちが好きでしょうがない」。踊り町となる万才町で保険代理店に勤める松山さんは2月、会社に届いた「踊り子募集」の案内を見て「後先考えずに応募した」。
日本舞踊を習った経験はある。だが、くんちでの奉納は、多くの観客の前で“歴史と伝統”を背負って舞う。
現実は厳しかった。
扇子の使い、手足の細かな動き、そして表情…。
4月から、プランクのあった日舞の基礎に徹底して取り組んだが、「最初は戸惑いばっかりの毎日」。
花柳寿々初師匠の厳しい演技指導に涙を流したこともあった。「それでも練習は楽しくて、やめようなんて思わなかった。伝統の中に身を置く充実感は、体験したことがない感覚」
「苦労したと思うが一生懸命やった」と花柳師匠。
「記憶に残り、語り継がれる踊りを奉納したい」と意気込む松山さん。
伝統と清新さが溶け合う舞が魅力の万才町。
地元自治会の山口定夫会長は「和洋折衷で目が覚めるような踊りを」と期待する。
2007年10月1日 長崎新聞
2007くんち踊町紹介 万才町
◇新曲で踊り盛り上げ◇
万才町の演目は、「ぶらぶら節」や「でんでらりゅうば」など長崎の民謡や童歌(わらべうた)をメドレーにした「祭礼祝(まつりをいわう)長崎万才」。
シンセサイザーと三味線を融合した新しい邦楽は、長崎にこだわって音楽活動を続けたグループ「ZINM(ジンム)」の中心メンバーだった松原一成さん(56)が「盛り上がる長崎の歌を」と編曲した。
踊りの指導は近くで日舞の教室を開く花柳寿々初さん。「前回は曲に負けまいと力んだところもあったが、今回は曲に添うような踊りができている」と納得の表情を見せる。
6人の踊子のうち3人は町内で働く女性。募集チラシを見て参加したという松山明子さんは「追っかけをするほどくんちが好き。町全体で楽しくやっているのが伝わればうれしい」と話す。
アンコールは14年前に大好評だった「長崎万歳」。
本踊に出てくる子供たちだけでなく、これまで裏方だった男性陣もコーラスとして参加し、町民一体となって祭りを盛り上げる。
毎日新聞 2007年9月28日
◇新曲で踊り盛り上げ◇
万才町の演目は、「ぶらぶら節」や「でんでらりゅうば」など長崎の民謡や童歌(わらべうた)をメドレーにした「祭礼祝(まつりをいわう)長崎万才」。
シンセサイザーと三味線を融合した新しい邦楽は、長崎にこだわって音楽活動を続けたグループ「ZINM(ジンム)」の中心メンバーだった松原一成さん(56)が「盛り上がる長崎の歌を」と編曲した。
踊りの指導は近くで日舞の教室を開く花柳寿々初さん。「前回は曲に負けまいと力んだところもあったが、今回は曲に添うような踊りができている」と納得の表情を見せる。
6人の踊子のうち3人は町内で働く女性。募集チラシを見て参加したという松山明子さんは「追っかけをするほどくんちが好き。町全体で楽しくやっているのが伝わればうれしい」と話す。
アンコールは14年前に大好評だった「長崎万歳」。
本踊に出てくる子供たちだけでなく、これまで裏方だった男性陣もコーラスとして参加し、町民一体となって祭りを盛り上げる。
毎日新聞 2007年9月28日