とは言え相変わらず体操と安静の日々。
症状は発症当初よりは随分落ち着いているが
痺れているのでそこばかり気になり、妙に疲労が溜まる。
25日に淡い期待を持ちつつ姉貴の助言と経験談も聞く。
ヘルニアとはとりあえずうまく付き合っていくしか方法はなく、
または自分の自然治癒力、マクロファージが
はみ出た椎間板を排除してくれる事を願う他ない。
ただ光明はある。
痛めた身体をこれ以上痛めない為に出来る事。
それがいくつか考え付いた。
勿論、スイングもそうだ。
今まで限界まで鍛えた身体で、
限界を超えた力でただ思い切り振り抜いてきた。
それでも超えられない壁、
トップ選手たちが超えていく壁が確かに存在していて、
僕はそれをパワーだけで遮二無二超えようともがいてきた。
結果、こうして壊れてしまったのだ。
キッカケは今のケガ。
怪我の功名とはまさにこのこと。
新しく作り上げつつある新型スイングは、試しに5割の力で振っても
なんと自分の今までのフルパワースイングで出す飛距離を軽く超えてしまった。
身体に掛かる負担もほとんどない。
これだといくら振っても筋肉痛などなる気配もない。
脚の痺れもなんともない。
当然、この身体でマンブリなどしてはいけないだろうし、
するつもりも皆無だけど、それでもここまで楽に振れると
今まで何だったのかと考えさせられてしまうくらいだ。
治療をしながらでも、身体は動きを止めては
却って筋力を著しく下げてしまうから適度な運動は不可欠という。
適度ってなんや…。
難しい事言うなよな、医者め(笑)