今年はおかしい。
去年とはまた違った意味で、色々あり過ぎる。
明らかに良くない、いや悪いスタートだ。
だけどこうも考える。
こんだけ悪い事だらけなら、あとは期待できんじゃねぇかと。
まぁそうでも考えないとやってられないくらい結構キてる。
一つは身体。
これは2015年からずっと引きずって来たものだけれど、どうもよくない。
L5のヘルニアはMRIで見る限り凹んでたし、
以前に比べて随分楽になった感じはしているから、まぁ良いとして。
胸椎にあった骨化症が、どうやら一番ヤバい状態だと言われる。
後縦靭帯骨化症だと言われていたものは、黄色靭帯骨化症であったと
ヤブ医者は平気な顔してサラっと前言撤回してくれた。
難病確定。
まぁなんだ、イボ痔やリウマチなんてものも治りゃしない世の中なので
「大変だ、難病だなんて!」とか大袈裟に考える必要もないように思う。
医者が治せる病気なんて、実は片手で数える程しかないんだもの。
ただ上手くこの病気?と付き合って生きていくためにも
病名すら分からない今までのバカ医者に罹ってたら金が無駄だと思ってたところ、
近所に奇しくも脊椎の専門医が有名大学からやってくるというタイミングに恵まれて、
そこで世話になる事に決めた。
まぁどうなるかわかんないけど。
とりあえず、専門医ではない医者からは
「スポーツ?やって良いワケねぇだろw」って言われた。鼻で笑われた。
よくトレーニングなんて出来たな、と呆れられた。
うるせぇバカヤロウ。
そんで二つ目に
この世に犯罪はいっぱいある訳で
しかしその犯罪に自分が被害に遭う、なんて想定は
案外出来ていないもので
そういう現実的な危機感の欠如に晒された気がする事件があって。
まぁ要は車上荒らしに遭いました。
しかもそのやり口が、極めて大胆というか派手というか、雑というか。
仲間の車もまとめてイカれてしまった訳で。
2014年から戦い抜いた、自分が磨き上げてきたクラブも
恩人から頂いたエースも、大きな結果に導いてくれた愛刀も、軒並みやられた。
正直な処、茫然自失とまでは行かなかった。
それは間違いなく、身体の事が起因していて。
その事件が起きた日も、最後の練習として試合用の服装で行き、
最後まで僕を守ろうとしてくれた仲間に会いに、遠方まで行ったのだから。
諦めというより、自分の中で決別の意思が固まってたタイミングだったから、
思い出深い自分の相棒たちを一瞬で失っても、不思議と心が揺さぶられる事がなかった。
そりゃ失ったという事実に対しては、非常にショックを受けた。
それは当たり前だろう。
だけど、他の仲間のように試合が控えている訳でもない。
このまま思い出として部屋にクラブを飾るのも、どうにも悲しいと思ってさえいた。
上手く言えないけれど・・・
本当に上手く言えないな。
きっとこれからジワジワと
失ったものへの痛みは湧いてくるだろう。
そして、
あれだけ打ち込んだドラコンとの決別は
日を追う毎に胸を締め付けるだろう。
でもだからといって
いつかのように玉砕覚悟で試合を断行し、
火花のようにパッと咲いて散る訳にもいかない
もう一つの夢は、どうなったとしても実現しなければならないんだから。
専門医がどういう判断を下すか、それに尽きる。
行き着く先は手術だが、それをしてまたフィールドに戻れる確証はない。
でもしないでいると、確実にドラコンは終了。
あ~~~・・・
やってくれるなぁ、2016年。
ド突いたろかホンマ(笑)