ねこと本につぶされたい。

猫と本と旅行とおいしいもののブログです。

出張に行ってきたよ。4日目(その二) in伊勢

2015-04-08 22:06:35 | 日記
外宮にお参りした後は、
いよいよ「本命」月夜見宮へ!!

何故と言われると返事しにくいのですが、
私はアマテラス様の弟神であるツクヨミ様に
並々ならぬ思い入れがありまして……

伊勢に行きたい!!と強く思ったのも、
このツクヨミ様のお宮があるとスピ散歩で知ったからなのです。
はやる心を抑えて、
外宮から月夜見宮へと延びる一本の小道へ。



……っていうかこの小道
さりげなさすぎて見逃しちゃいそう!

外宮に向けて、ツクヨミ様がこの道を白馬で渡られるそうなので、
地元の人は真ん中を歩かないのだそうです。

ああツクヨミ様が。ツックが。この道をハアハア



妄想のままに近づいたら、小学校でした。
きゃわきゃわとした声があたりを満たしていました。
桜もいっぱい。
ツクヨミ様には楽しくて嬉しい環境だろうなあと、また妄想。



ああ見えてきた!!
ドキドキする!!
やばい!!

月夜見宮の鳥居の向こうは、
まるで夜のように真っ暗でした。

でも、木々を越えて中に入ると、
ぴたりと小学校からの音も、車道の車の音も聞こえなくなり、
人の営みから切り離された、静謐な空間になりました。

決して大きいとは言えないスペースなのに
この空間は何なのだろう。
カッコ悪いけど、ほとんどべそかいてました。
感動しやすいんだよ、歳とるとよう。


人は私のほかにお姉さんが一人だけ。
その方がお参りを終えてしまうと、私一人に。
たっぷり時間をかけてお参りさせていただく。

スピ散歩では神様のような存在に会えたとのことでしたが、
そんな霊感は無い私には何も起こらず。
ただひたすら

「あなた様のことを勝手に妄想してすみません。
でもあなた様が大好きです。
今日はここに来れて本当によかった、大好きです」

と、願いを込めることも忘れて
アイドルの握手会に来た超うっとおしいファンのように祈りをささげ続ける。
痛い…痛いね…いいさ、わかっているさ……

その後一通りお参りをしてから、
大クスノキにご挨拶。
この樹も会いたかったヒト?神?の一人。いや一本?

このころ、空に雲が出てきて曇り始めていた。
ところが写真を撮ると、



すごく光が入ってきてる。
きれいだなあと思いながらもうすこし角度を変えても



同じ方向から光の筋が入る。
その光の発信源が、



どうしてもここ(月夜見宮)の気がしてならない。

人もいなかったので、もう一度月夜見宮にお参りをさせていただく。

すると、聞こえてきたんですよ。
何かわにょわにょした、ヒトの声のような、お経のような、ヒチリキの響きのような何かが。
声としては聞き取れなくて、
全然言葉にはならなかったんだけども、
心臓ばくばくしました。

ふとその音が消えたなと思ったら、カップルさんが入ってきた。

地方からやってきたファンに、
ねぎらいの言葉をくださったのでしょうか。
その後、わたしはまるで
某アイドルのコンサートでポスターや写真を買うかのように
御札とお守りを買いましたとさ(笑)

出張に行ってきたよ。4日目(その一) in伊勢

2015-04-08 22:03:51 | 旅行
【4月4日(土曜日)】

土日がお休みなので、
ありがたく念願の伊勢に出かけました。

知らない土地を離れて、さらに知らない土地に向かうってドキドキしますな。
よって、その前の夜はほとんど眠れませんでしたな。
わたくしのコンディションは最悪。

しかし、雨と予報されていたのにお天気は

最高!!!

湾の向こう側にセントレア空港があるためか、
めっちゃ飛行機雲が飛んでいる。
まるで龍のよう。



伊勢駅にも龍飛んでる!



苫小牧もすぐそばに千歳空港があるから飛行機雲はよく見るけど、
ここまでのは見たことないなあ。
これが伊勢湾のディフォルトなのかしら。

首をかしげつつ、第一目標の伊勢神宮・外宮に参ります。

今回の旅のテキストは
「ことりっぷ」と「JTB楽たびガイド」そして
伊藤三巳華先生著「スピ散歩3巻」。

スピ散歩は愛読書のひとつ。
信じる信じないあると思うし、
私もべったり信じるのはあんまりおすすめしないけども
(たぶんイトミミ先生もそれは望んでいないような気がする)
不思議なものへの感性がとても好き。

この本が、伊勢神宮の正式な参詣のしかたを教えてくれてるのでありがたい!

伊勢神宮は外宮と内宮に分かれてますが、
まず外宮をお参りすることがルール。

朝8時の外宮。
緑がきもちいい!!


雨上がりのせいか、空気がしっとりと澄みきって、
なんだか水の中にいるような感じ。
おおお、まっすぐに立ちつくす杉様の立派なことよ。


この後、正宮にまずごあいさつ。


外宮・内宮ともに、
正宮にごあいさつしてから、周りの宮に行くのがルール。
確かに、
嫁に行く女の子が親戚の集まりに行ったら、
まずカレのお父さんとお母さんにあいさつしてから他のおばさんたちにあいさつすべきだよね(へんな例えか?)。

しかも、
正宮ではお願いごとをしちゃいけないのであります。

「いつもありがとうございます」
などの、感謝の祈りをささげないと。

この辺のルール、旅ガイドでもある程度は書いてあるんだけど記事は大きくないんだよねえ。
スピ散歩、頼りになるなあ。






そのスピ散歩にて「いわくあり」と言われていた
三つ石と、その奥の池です。
何にもなかった。
どこまでも優しく清らかだった。(この日は)
霊感の乏しい私には何も感じられないのか?と思いつつ、
この勾玉池と呼ばれる池を、とても好きになってしまいました。


土宮様もよかった!!
不思議で仕方がないのは、どの角度からも光輝いていること。
総檜造りのシンプルなお宮で、
頭のてっぺん以外は金箔もないのに、
どうしてそんなに光るのだろう。

「とにかく光ってる」
は、伊勢にいるあいだほとんどすべての御宮に感じました。
日光がそこに向かって入ってきている感じというのか。
不思議~。








出張に行ってきたよ。1日目~3日目 in松阪

2015-04-08 21:02:11 | 旅行
ふすです。
伊勢旅行を写真つきで報告したくてブログはじめました。
カンジンの写真が横になって出ちゃいますけどね。
慣れないんだ。
許せ。

4月1日から7日間、出張で三重県松阪市に行ってきました。
東京よりも南に飛んでいくなんて
学生の時以来。

本当にこの道は名古屋に続いているのか。




北海道から、セントレア空港に飛び、
そこから船に乗換え。
普通は電車で行くのだろうけども、
田舎者なので
乗り換えが恐ろしい。

色々悩んで、船をチョイス。

窓口のおじさん
「津で乗換えです」


船に
乗換えあるんすか





船内には数人しか人がおらず、
津で乗換えたら(眼の前にある船に乗換える一択作業だった。よかった)
私のほかに上品なご婦人がおひとりだけ。

「ふふっ、貸切ね」

なぞと言われて、テンション上がる。
船いい。
迷わない。のんびりしてる。



松阪に着いたら、満開の桜でした。
わたしは別世界に来たよ、おかあちゃん。


それから二日間はせいいっぱい働きました。
松阪はとてもいい環境でした。
ホテルの隣にスシローがあり、
目の前にマックスバリューがあり、
ダイソーまであったぜ。
オフの服をほとんど持ってこなかったので、
古着屋さんでトップスを二枚ほど調達。

夜はヤンキーがヤン車をパパラゆわし、
朝昼はおばちゃんたちが買い物カートをゆわしている。

瓦屋根の家々さえなければ、
ここは苫小牧かと思うほど地元臭がします。

あ、でも松阪にいっこだけモノ申したい。



これは北海道ラーメンではない。