場所は、スペイン料理のとってもおいしいレストラン（タブラオ）、西日暮里のアルハムブラで、そのランチタイムにペーニャ形式で。
（お客さまは飲食代のみご負担）
通常フラメンコは、発表会でもギターさん、カンテ（歌）さんの生演奏がつきます。
それはとどのつまり、フラメンコが、バイレ（踊り）・カンテ・ギターの3つが合わさってこそ成り立つものだからです。
習い始めてからやっと9年目の私ですが、何らかの折に「ちょっと踊ってみてくれない？」と求められたら、即座に応じられるようになれればいいがな～と、ちょっとだけ思うようになりました。
そうなりたい、やりたいことをかなえるために動き始めようと思いまして──
そういった機会に、ギターさんやカンテさんをお願いするのはまず難しいと思うので、既存のＣＤから曲を選んで、それで踊れるようにしておきたいなと。。
しかし、まずはその曲選びにちょっと悪戦苦闘デス^^;
フラメンコをあまりご存じない方々の前でもご披露できるように……
聴いてて心地よい曲と、踊ることを考えるとふさわしい曲かどうか……
自分の好みな曲と、踊って見せられる曲とは当然違うだろうし……
手持ちのＣＤがそんなに数あるわけでもないんですが、以前よく聴いていたのにすっかりその存在自体を忘れているものがあったりして、（かなりショックでしたが）、そんなこんなをひっぱり出して聴き直してみたり──
もうほんとに自分ではなかなか決められなくて、振付をお願いするもなみ先生に、幾つかの候補を挙げて、相談しながら選ぶことにいたしました。
先生は、あんまりいろいろ考えず、単純に好きな曲を選んだ方がいいよ～と言ってくれたのですが──
きっと私が今「やれる」ことと、「やりたい」ことは違うので（笑）
その辺を先生にちゃんと見極めてもらって決めてもらえればな～と思ったり(;^^)ヘ..
まだそれから先、振付、自主練、踊り込み──と進むそれぞれの段階でも、「やりたいこととやれることは違う」を実感するシーンはたびたび訪れることでしょうが、とにかく目の前のことに一所懸命で取り組んでいくしかないと思っています！
あ、プチ発表会の方は、いつものようにギター＆カンテさんがついてくれますので、同じクラスの仲間たちと一緒に「グアヒーラ」という曲を踊ります。
南米コロンビアあたりの陽気でエレガンテな曲です。
初ソロお披露目曲の「カラコレス」は年増の奥様の戯れ的な楽しい踊りでしたが、同じくアバニコ（扇）がよく使われるこの「グアヒーラ」は、召使い（→「メイド」という言い方をすると秋葉原のカフェを連想しますが、そっちではなく（笑））が、御主人様がお留守の間に化粧前（鏡前）などで、奥様（あるいはお嬢様）の小物をちょいと手に取り「こんな感じでしょっ」とかって気取ってみる……みたいなニュアンスのある踊りです。
今回の振付では大きな団扇（うちわ）と小さな扇子を駆使しますゆえ、まだまだ小物に振り回されっぱなし。。
本番までにはエレガントに澄ましてサパテアート（足）も打ち鳴らせるように……きっとなれることでしょー！！
やりたいことがやれるようになりますように｡｡｡
