ママの八丈島まるかじり

八丈島の釣りをペンション『パパズイン』のママが写真に収めて情報発信。

青森で、タイやヒラメの舞踊り

2008-10-21 10:46:07 | Weblog
今回はパパの独り言

ラバージグ(カブラ)という道具がある。漁具から開発され、今やルアーアングラーだけではなく、マダイファンの確立されたアイテムになっている道具だ。
まあ、私から見るとイイダコに似たルアーとでも申しましょうか、丸い頭の下に付いた、何やら淫猥なモジャモジャ。そしてイカの足のような2本のゴムのビラビラ。
この、ジグのキモはアイが先端ではなく、バイブレーションのように脳天の上に着いていて、それがゆっくり引くことでユラユラ生き物のように動く事にあるだろう。

その動きは、艶めかしいビッグピーチのように男心(魚心)ソソルようだ。

ところが、年も高齢なら頭も古いまんま固着状態の私は、なかなか新しいものにはとっつけない。
なんたってジギングは創成期からだから、「こんなもんデッドスローでゆっくり巻きなんてのは、ん~ん!!、辛抱たまらん!」なのである。

そんなわけで、このゆっくりとダダ引きする道具は性に合わないと云うのは、食わず嫌いなのか、まったく使うことはなかった。

ところが、先日マダイの青森釣行である。

この土地は(実は私の出身地で、それはご先祖様から親戚縁者の多い故郷だ)、ブラーと言う板型のルアーにイソメを房掛けにしてタイを釣る。

それを、ラバージグで釣るという話だから、まあタイの多い土地柄だから何とかなるだろう。

安易な気持ちだったが、まさにその安易な、ラバージグのダダ引きを辛抱できないために、早めで時にはアクションを付けて(ジッとしておれない性格)、そんなで結構食ってきた。

他にも、ワラサ、ヒラメ、アイナメ、とくれば、日頃は魚を持ち帰らない私でも食指が動く。

と言う訳で、釣りすぎでした。ゴメンナサイ!!。

それにしても、魚の濃いところはこのやり方でも食うのですね~(八丈島で試してみよう~)。

アングラーズリゾート・パパズイン http;//www.papasinn.com

百戦錬磨な奴

2008-10-13 16:28:48 | 島の自然

我が家には飼い猫が2匹、他に餌をあげている野良ネコが5匹もいるのです。

飼い猫の方は「サクラ」に「ヨモギ」。

野良ネコはもともと「ネコ吉」と云う仔猫の頃から住みついていたのですが、それが成長して、このあたりのボスネコになったのです。そして、その「ネコ吉」が、ある日突然に彼女を連れて来て、

「おい、この家では、俺っちがいれば食いっぱぐれがね~からヨ~、これからは俺に任せな~」
と言ったかどうだか。そして、その猫も我が家の裏に居付いたのです。

彼女を、私たちは「ミミ」と名付けました。
2人は愛をはぐくみ、やがて生まれたのが「チョビ」と「チビ」でした。

しかし、当時は力の強い「ネコ吉」ですが、これが浮気者で、その勢力(精力?)範囲をドンドン広げ、あっちこっちに彼女を作り、それを渡り歩いて1年以上も帰らなかったのです。

そこに入り込んできたのが、この辺りでNO2の「ブー」です。いつの間にか「ミミ」に言いより「ネコ吉」がいない間に、

「おら~、俺の女になんな~、、ウッフッフッフ、どうせ旦那は他所で浮気してんだから~、言うことを聞けば助けてやるぜ」と力ずくで我が物にしてしまいます。


やがて、1年間の放浪生活から「ネコ吉」は帰ってきます。ここで、「ネコ吉」と「ブー」の対決となります。

しかし、他で遊びまわっていて、次第に力が落ちた「ネコ吉」と違い「ブー」は我が家のエサをたらふく食べている毎日ですから、体も大きくなり、立場は逆転。「ブー」がボスネコの座を勝ち取るのです。


ボスの座を追われた上に、「ミミ」や子供の「チョビ」「チビ」にも見放され、傷心のネコ吉でした。スゴスゴと立ち去ります。


それから、更に1年。もう死んだのでは?と思った「ネコ吉」が突然、顔面傷だらけで、我が家に帰ってきたのです。目は大きなひっかき傷で垂れ下がっておりましたが、顔は復讐でメラメラ~っと燃え上っている感じでした。

ひどい傷なので、ご飯に抗生物質を入れてやり、幾分見られる顔になりましたが、それでも、凄い形相です。そして再び「ブー」に対決する意気込みなのです。


我が家の飼い猫の「サクラ」と「ヨモギ」は臆病ですから、それを横目で見ているだけのようです。果たして、この後はどうなるのでしょう。