東京大神宮の、あの空間が大好きでした。
都心とは思えない、そしてそこだけが全く空気の違うたたずまい。
小さな空間でありながら、あの別世界が大好きでした。
方位取りのコースで立ち寄っていたのは勿論のこと、一頃は
初日の出を拝んだ足で、東京大神宮へ初詣、そしてその後は、瀬田温泉へ
というのが我が家のマイブームでした。
「忙しい忙しい」で 思い出に残るようなお出掛けは、数えるほど(苦笑)。
だから、そんな元旦は、私にとってとびきり贅沢な時間だったかな。
普段だと、ホワイトカラーの殿方が何やら一人でお参りに来ている姿もよく目にします。
何をお祈りしてるのかなーっと、つい横目でちらり(笑)。
元日の早朝は、そんな方たちの団体参拝も、実は多いのです。
きっかけは、以前、伊勢神宮参拝の折りに舞を奉納する事ができなかったため、
その分を東京のお伊勢さまへと思ったこと。
東京大神宮には、方位取り後のお札やお砂等をお納めさせていただいているので、年初にはご挨拶のように足を運んでいました。
元旦での、奉納の舞や神楽も、大変美しいのですが、
それより何より、ご祈祷あとの御神酒諸々を始め
折り詰めに可愛らしくセットされた松屋サロンのプチお節
そして、外で振る舞われる赤福、おしるこ、番茶や甘酒など。
寒い早朝に心尽くしのもてなしが、まさに心身温まる嬉しい楽しい時間だったのでした。
今年も行きたかった。 でも、ジョージの首が縦に振られなかった。
だから初めて、時期を外してかなり遅れてとなった初詣。
そこで出会ったのは・・・
お若い女性やカップルの大行列で、境内まで何分待ち!・・・のような光景でした。
近年、縁結びの神様としてその名が知れ渡り、若い方々の参拝も急増し、定着したんだそう。
これまでは余り見た事が無かったので、ちょっとぴっくりでした。
でもね、誰かに想いを寄せたり、ご縁に希望を持って順番を待っている姿は美しくもあり。
ちょっぴり羨ましく、微笑ましい光景だったかな。。。
ご縁を結びたい方も、勿論それ以外のお参りの方も、数ある神社の中で
ちょっとお薦めのスポットです。
今年も、はや半年が過ぎました。
後半、みなさまがより健やかで幸せな時間を過ごせますように・・・