明智光秀の首塚。

今日は京都市東山区にある明智光秀の首塚の紹介です。
明智光秀というと歴史の教科書に絶対出てくる人物ですね。
主君である織田信長を討ったとして逆賊のイメージの強い人物ですが、まこは結構好きです。というより好きな武将の一人です。
彼が本能寺の変を起こしたわけについては日本史上最大のミステリーの一つといっても過言ではないでしょう。
未だに数々の憶測が飛び交っていますものね。
この件に関してはまこももっとたくさんの資料を読み解き、独自の見解を見出す必要があると思っています。
今年の三月に明智光秀の子孫の方が出版された“本能寺の変　247年目の真実”という本があるのですが、とても興味深く拝見させて頂きました。
詳しい内容については省略させていただきますが、興味のある方は是非読んでみてください！
とても面白く、一気に読んでしまう内容です。

さてさて、明智光秀の首塚なのですが、この地に行ったのは4ヶ月ほど前です。
ブログに載せようと思っていたのですが、文章がうまくまとめられずなかなかUP出来ないままでした。

彼の首については、当時の文献を調べてもよく分からないのが実態です。
一説には明智光秀の首だとして3つの首が持ち寄られたらしいのですが、どれも夏の暑さによる腐敗と、そのすべてが顔の皮が剥いであったとの事です。
この時点ですでに本当に光秀の首なのか、本当に彼は死んでしまったのか、たくさんの謎が出てきます。


彼のお墓は今回紹介している場所以外にもいくつか残されています。
京都市東山区にある首塚は、民家の一角に隠れるように保存されています。
“餅寅”という和菓子やさんがすぐ角にあり、このお店の方が首塚を管理されているようです。
今回行った時は、ちょうどお店の方が首塚のお掃除をされていて、運よく色々な話を聞くことが出来ました。
また普段は写真にある祠は公開されていないようです。
写真右手が光秀の木像です。
木像の下にある小さな袋の中は、代々、光秀の遺骨だとして受け継がれてきたとのことです。


祠の外にある石碑なのですが、管理している方から面白いお話を伺うことが出来ました。
この石碑は、首から上の病気に効くと言われていて昔は多くの人がこの石碑を削って持ち帰っていたそうです。
そのうち木像や骨壷の中身まで持ちだす人が出てきたため、祠に施錠するようになったとか。
最近では光秀の評価も昔とは変わってきているため、参拝客も増えたとおっしゃっていました。


帰りは色々お話を聞かせて下さった“餅寅”さんで、光秀饅頭を頂きました♪
明智光秀の家紋でもある桔梗紋が印されていました。
二種類あったのですが、思わずどちらも購入♪


有名な観光地という訳ではありませんが、とても勉強になるお話しが聞けましたっ。
京都に旅行に来ることがある方は、ちょっと変わったこんな場所にも寄ってみて下さい。
面白い発見があると思いますっ！！