モノクロ スナップと3原色の風景

日々の忙しい生活の中で、忘れてしまった何かを探しに… そして必然の中で出逢う、色のある世界と色に頼らない世界を集めて… 

常識にこだわらない・・・。

2007年10月25日 | モノクロ スナップ (フィルム)

ライカ M 2   ズミルックス 50mmF1.4 (第2世代)

本日、Stan gさんからのお勧めで、アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真集を見ました

今までは、あまり技法や構図について真剣に考えていませんでした
ただ「どれだけ見せたい部分にしっかりピントを合わせるか」が自分の中では良い写真の常識でした

しかしブレッソンの写真を見ていると、一見「これは失敗では?」と感じるものも多かったのですが
それは、変にピントにこだわった、自分の小さな写真観だったことに気が付き、フッと肩の荷が下りた
ような気がして、ちょっとした幸せな気分でした

要は「写真とは、それを見た人がどう感じるか」であって、ピントはその中に一部でしかないのかなぁ
なんて勝手に思い、「何かを想像しやすく、見る人それぞれが物語りにしやすい写真、がいい写真」
と、少しピントを外した今日の写真を自分で慰めております

まぁ目的あってのプロの写真家さんは、そんな訳には行かないのでしょうけど、わたくしは所詮趣味
ですので・・・
さぁこの言い訳でブログネタの生存率が増えたぞ

ってその前に、もっと決定的瞬間に出逢える努力をしなくっちゃ
           それって、一人旅に出たいだけでしょ byおっ家内 ”おっ”が余計



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6 コメント

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Unknown (Tajiri)
2007-10-26 06:57:58
ピントとか露出はいい写真の絶対的な要素ではないということですよね。キャパは「ちょっとピンぼけ」でしたし。要は撮ることを楽しめばいいかな、と思っています。
Unknown (stan g)
2007-10-26 17:19:20
ブレッソンを見ての所感まさにそのとおりだと思います。
今日の写真、ワン公のいるタイルにはピントがきており、ワン公のブレはワン公の動きをあらわす意図的な表現方法としていいと思います、でもタイルの目路がぶれてはいけないと思います。
でも私たちはアマですからこれからも失敗を恐れず、失敗の中から学び、ドンドン写真を楽しみましょう。
Tajiriさん (まこっち)
2007-10-26 21:22:55
そうですよね。
記録的な意味合いでの写真は別としても、見た人の心が和む写真という意味合いでは、ピントと露出以上の何かがあるような気がします。
でもその前におっしゃられる通り、撮っている自分達が楽しめるのが一番ですね!!
stan gさん (まこっち)
2007-10-26 21:34:42
いえいえ、昨日今日始めたばかりの素人が偉そうに申し訳ありません。
でも本当に写真が楽しくなってきてしまいました、これもStan gさんのお陰です。
ありがとうございます!!
Unknown (stan g)
2007-10-27 10:34:27
いえいえ、そんな。
バイクでもそうだけど、好きなものに集中し自分のものする能力の広さ、深さ、これは個人のキャパシティの問題だと思います。
そして更に、これらは単なる趣味ですが、ある種の「人生の大切さに気づいている人間といいたい」人間にとっては、如何に人生を生きるのか、という問題でもあると思います。
仕事も勿論大切ですが、せっかく人間として生まれたのだから、好きなものがあったらより深く追求する。室町末期、利休という茶人がいました、彼は唯お茶を飲むという本当に日常的な行為さえ人間として生きる道にまで高めました。
あまり自論の押し付けが過ぎました、お許しあれ。
stan g さん (まこっち)
2007-10-27 23:40:47
そうですねぇ・・・
野球やサッカー、ボクシングなどのように、ライセンスや戦うリーグなどで、プロとアマが別れている世界でしたら、「ここからは仕事」「ここからは趣味」と区別できるでしょうが、写真の場合はその辺の区別が曖昧な部分もありますよね。
中には「大好きな写真で、お金もらうために好きでもない被写体の写真まで撮りたくは無い」といったプロ以上のアマチュアカメラマンもいらっしゃるでしょううしですね。
そうなると、仕事として撮っているプロよりも感覚的に上の、「道」が見えそうですね。
ちょっとカメラ持って歩いてるとお洒落かな!?くらいで始めた写真ですが、実に深い・・・