席にいれば色々声をかけられますが、もはや私のいる場所ではないなと知らされる時間でもありました。
定年が70歳まで延長という世論の風潮ですが、本当にそれって成り立つのかなと思っています。60歳で役職定年になってどのくらいの人が、その後 、再雇用で残って仕事ができるのかなと思います。
私の会社は何故かgeneralistを作るように数十年前に方針を変えてました。つまり何でもできる人を養成するという事です。私はそんな事は今の時代は無理だよなぁという意見ですけどね。何が言いたいかと言うと、generalistになった人が管理職を辞めたら何ができるのだろうなと思うのです。部下にgeneralistを持った管理職は困るだろうなぁと。本人も出来る事が無いのではないかと。
私の勤めた会社はメーカーなのでgeneralistなんか役に立たないんですよ。そんなのは数人いればいい。
最近大手のメーカーがリストラをするとのニュースがありました。その対象の多くが管理職だそうです。つまり、generalistの管理職は引退すると使い物にならないと公言しているわけですよね。
どうして、そんなような間違った方針を多くの経営者がしたのでしょうか?
きっと、彼らは出世が目的で、自らの技術を育てなかったのではないでしょうか?だからメーカにも関わらず、技術者を大事にしなかった結果なのかなと思ってます。