*雇用保険被保険者離職票(-1、2)
これは勤めていた会社から貰います。会社からはこれ以外に、「高年齢雇用継続給付受給資格確認通知書」と「雇用保険者証」をもらいますが、これはハローワークでは必要ありません。総務の女の子は必要だと言っていたんたんだけどね。
*「マイナンバーカード」又は「免許証」
写真入の身分証明書が必要です。写真入りでない身分証明書も有効のようですが、その時は写真が必要のようです。ハローワークのホームページには3x2.4cmの写真が必要と書いてありましたが、私がマイナンバーカードを見せたら写真は要らないと言われました。2400円もかけて用意したのに。
次に振込先の通帳が必要です。ネット銀行でも可能と思います。必要なのは銀行番号、支店番号と口座番号です。これらが証明出来ればよいです。
ホームページには他に、印鑑が必要と書いていましたが、これも必要ありませんでした。
最初の総合受付で話をすればあとは親切に説明してくれます。窓口は数か所移動しました。
最後に職員の説明で終わります。
ハローワークは仕事を探す場所なので、自分の経験を書く書類がありますが欄が足りないと思いました。職務経歴書を持参させた方が良いと思います。裏を返せばこんな情報で企業に求職者の能力なんて絶対に分からないと思う。まあ、それなりのスキルのある人は民間の転職サイトを使うんだろうな。明らかに今のハローワークは時代遅れだと思います。でも、そこで努めている人はそんな疑問は考えた事も無いんだと思う。日本の悪い所だと思うよ。
私がハローワークに行ったのは、再就職手当という権利を行使しようというのが目的です。定年退職の場合は自己都合退職ではないので、受給資格を得てから7日間の待機期間しかありません。というか、待機期間中に就職すると失業保険の受給資格を失います。就職活動自体は行っても良いようです。
初めてハローワークに行く日が受給資格を得る日になります。まぎらわしいのが、「受給説明会」です。受給説明会はハローワークに初めて行った日に指定されます。この日はどうも、失業保険の受給資格の継続確認を行う日のようです。なので、毎月あります。説明してくれる人はそういう意味を説明してくれないので理解しにくいです。何回も聞き直してそう理解しました。
さて、再就職手当を貰う権利はいつ発生するかというと、結論から言えば、初めてハローワークに行って受給資格を得てから7日目からです。
就職が決まると、就職が決まったことを申請しなくてはなりません。これは就業する前日となっています。何故、前日なのかはわかりません。別に前日でなくても良いと思うですけどね。自営と就職は同じ扱いなので、自営すると決めた日が就職した日になるようです。決める前の日って凄く不思議だけど。開業届けの日とは関係ないとのことです。なので、7日目にそれを申請(自営するという宣言)すれば、その時点で失業保険は止まります。まあ、それが目的なので止まることは良いのですけど。再就職手当は就職ならすぐに出るようですが、自営の場合は一年間の運営ができる証明が必要です。因みに、再就職手当の申請は直ぐに出す必要はなく、二年以内に出せば良いので焦る必要はないでしょう。くれぐれも開業届けのような法的な行動は7日は待つべきです。
私はまずは開業宣言を7日目した後に、開業届けを出すつもりです。宣言の時に開業届けを出しても再就職手当の権利は残るか聞いてみるつもりです。
それにしても時代遅れな仕組だと思いました。因みに、失業保険は65歳になると受け取れません。まあ、保険だからと言えばそうですが、貰いたい側からすると納得出来ないよね。40年も払い続けたのよ。