special thanks

社会人2年目。感謝だらけの毎日です。

2006-07-22 16:33:54 | Weblog
1年前まで、私は近しい身内の死を経験したことがありませんでした。
どんなに成長しても、私は彼らにとって、孫であり、姪であり、娘でした。
それはなんだかとても安心なことで、
この関係はなくならないし、ずっと続くものだと、
そう信じるまでもなく当然のことだと意識の外で思っていました。

1年前の夏に、祖父が亡くなりました。
今年の春に、祖母が亡くなりました。

そして先月、父が亡くなりました。

雨が降っていました。

葬儀のたびに顔を合わせる親戚たち。同じ顔ぶれ。
お盆とお正月くらいにしか会っていなかったのに、
頻繁に会うのがふしぎでした。

寝てるだけみたいなのに、触っても起きないのがふしぎでした。

世界がいつもどおりなのがふしぎでした。


本当に不思議でした。


こんなことが万人に起こりうるなんて。
必ず起こることだなんて。

それなのに生きていかなくてはいけないなんて。


本当に不思議でした。