前略、路の上より ~Saigon Street View~

4年間の記者生活を経て、サイゴン生活再び。
バイクの洪水に揉まれながら第二の故郷で癒され、翻弄される日々を伝えます。

雨上がりの路上より

2016-06-23 20:02:45 | 日記
こんにちは、みなさん。サイゴンは曇り。いかにも雨季という空模様です。
恨み節になりがちな憂鬱な季節ですが、いまならではの楽しみもあります。

それがこれ!



ついにライチの季節が到来。2週間ぐらい前から、市場の果物屋にチラチラ出現してはいたものの、まだ
売り場専有面積!?が小さい。おそらくまだ甘みが足りないだろうし、値段も高そうな印象。
ひとつの目安にしているのは、路上のトラック屋台のラインナップに上るかどうかということです。

我が家は中心部から15分ほど北へ車で走ったエリアにあります。
市場や路面店ではない、軽トラックの荷台を利用し、その時々の野菜や果物(こだわりの一種類)を
売っているのです。
200mほどの道路の両側に「軒」を連ねるトラックが、きょうすべてライチを扱っていました。
(いつも思うのですが、同じ商品を扱う店がこれだけあって、競合しないのでしょうか?)

これは、買い時です。
画像のライチは2.5キロで、およそ400円ほど。まあ、悪くないかと思います。

そのまま食べても美味しいのですが、去年たまたまこれでサングリアを作ってみたら、程よい甘みと
酸味が絶妙で、手前味噌ならぬ手前サングリア。今年もこれで蒸し蒸しした季節を乗り切ろうというわけです。

値段が安く、外国人はあまり好んで飲まない(いや、ベトナム人もあまり飲んでないかも・・・)
ダラット産のワインを早々に仕入れて、ライチの季節を待ちかねておりました。
安いワインでも、十分美味しく出来上がります。
ダラットの白と、皮と種を除いたライチの実を合わせて、冷蔵庫で数日寝かせます。

ライチを味見したら、真っ盛りの時と比べるとまだ若干甘みが弱いかなと言う感じですが
お試しでこの週末に向けて仕込んでみようと思います。アブラカタブラ、おいしくなーれ。



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