槇子日記

愛するマッキーと、愛するダンナと、愛する猫と、溺愛するぐーたらなあたし。
何かと騒がしい日常の日記です。

多忙の訳

2006-11-12 22:04:13 | 愛しいダンナ
さて、ここしばらくとても慌しい毎日。
この話をするには約1ヶ月さかのぼります。

2回目の結婚記念日に、ダンナの会社が倒産した。
よりにもよって、結婚記念日に

結婚前から業績が悪かったので、いつかこんな日が来るとは思ってたけど、
結婚記念日って言うところが笑ける。

突然店が閉まって、問屋さんとかメーカーは大慌てで、
社長及び社員にコンタクトを取ろうと血眼やったおかげで、
当日と、翌日は緊迫した2日間やった。
結婚記念日なのに、あたしは家の中真っ暗にして気配を消し、アルカイダのような潜伏生活。ダンナはあたしの実家へ避難。結婚記念日に別居(?)やった。
まぁ、こんな結婚記念日も珍しいし、貴重な経験やったと思う。絶対忘れへんし(笑)。

そんな状態は2、3日で解除になったけど、それ以来ダンナは残務処理でバタバタしてるし、手続きとか用事とか軟禁生活等であたしもバイトへ行けずやった。
その月のダンナのお給料は出なかったし、あたしのバイト代も4万たらず。
失業保険も微々たる金額しか出ない。しかも最初の給付も11月末なのでまだもらえてない。

一応社員の再就職先を用意してくれた社長には感謝してるけど、
約1ヶ月タダ働きをしてるダンナはちょっとかわいそう。
再就職先の面接(あたしが胆石で担ぎこまれて帰ってきてからその足で出掛けた)も済んで、12月から3ヶ月間の研修という名のバイトが始まる。
3ヵ月後に採用か不採用かが決定する。ここで不採用なら就活が始まる。

仕事せぇへんと落ち着かん性格なので、失業期間は短いと思うけど、
さすがにお金が非常に厳しくなってきた。
先月初頭に借金のマイナスが1万円まで回復した。でも今はまたもや借金地獄。

勤務地が遠くなるし、あたしの勤務地も変わる。
仕方なく軽自動車を買い(21万)、軽の保険を払い(6万)、社保の保険料を払い(4万)、胆石の病院代(5万←保険証が出来たから7割戻ってくるけど)、家のローンや、生活費などで、
銀行の借金は30万ちょい。無利子の義母バンクに30万。
合計60万の借金となった。

最低、家のローン5万と、光熱費1万5千円とガソリン代2万が確保できれば、
何とかなる。でも借金を減らす為には努力が必要。
ダンナは出来る限りのことをしてくれてるから、
あたしが出来ることは休まずバイトへ行くこと。

さぁ、本格的に嫁の力の見せ所。ワクワクするわ

と、まぁこんな状態と、実家の手伝い10日間と、体調不良とで、慌しいのです。
当面の目標は、12月20日までは一切買い物へ行かんこと。
義母から米5キロ、ダンナが会社で米を7キロ、家の在庫が約3キロ。
冷蔵庫や冷凍庫の貯蓄食材、麺類等の乾物、、、こんだけあれば死ぬことはない
(なんなら炭水化物過剰摂取で太りそう)。
うちの実家は居酒屋。
金はなくとも、雨風をしのぐ家と、食料はある。
愛するダンナと、愛する猫もいる(猫フードも、ダンナが会社で最終日にいっぱいおやつと缶詰買ってくれたし、カリカリも在庫1袋と懸賞商品1袋がある。普段より充実。)。お互いに心配してくれる友達がいる。

どうなることかと考えたり、心配事(コレは内緒)に目が向いてたときは、
不安に押しつぶされそうになったり、実はものすごく情緒不安定やったけど、
毎日の生活とお金という現実が目の前ではっきり形を成したとき、急にシャンとした。
愛するダンナは目の前にいるし、悠はひざの上に寝てるし、みんな今までどおり仲良しやし、ご飯食べておいしいって思えるし、死にそうな体調でもないし。
今こそ無理なく精一杯頑張れると思えたし、頑張りたいと思った。
怖いもんなんてない。

正直、子供の頃の親からの虐待とか、10年前に親戚んちに逃げ込んだりしてた頃に比べると、8万倍くらいマシ。身の危険とか恐怖がないので平和やし、ダンナと一緒に過ごす時間も多いし楽しいし嬉しい。

来年の今頃笑ってられるように、力をあわせてがんばるのだ。
結婚相手がダンナでほんっっまによかった


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2 コメント

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びっくりしたよ (うじっこ)
2006-11-13 19:15:48
びっくりしたよ。大変な事が続いちゃったね。でもとてもしっかりしていて安心したよ。私やったら、きっと旦那まかせで責めてばかりになってしまうかもしれん。そう思ったら貴方は十分人間出来てますって!

私も思うけど、やっぱり家族が一番だよね。槇子さんを見習って、私も旦那を思い切り大切にしてみよう。

本当に大変やったね、とても応援してるしね。
うざいかもしれへんけど、素直に力になれたらと思ってます。
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わたしもびっくりしました。 (槇子)
2006-11-14 23:43:55
なかなか貴重な体験が続いています(笑)。
ダンナが悪いわけではないし、責めることはないですねぇ。それにあの会社がなかったら、あたしとダンナは出会ってないし(出会い=ダンナ社員・私アルバイト)、彼の愛社精神を一番知ってるから、薄給でも辞めさせたいとは思わんかったし、辞めさせたほうがいいという人の意見も聞き流していました。
ズルして何かを手に入れる程、程度の低い人間にはなりたくないので、まじめに正直に生きてれば、いつかいいことあると思っています。

うちの家族はまだダンナとあたしの二人ですが、
ものすごく大切です。ダンナがいるから今のあたしがあるし、あたしがいるから、今のダンナがあるんやと思う。お互いに有難いと思う気持ちと、自信があるから乗り越えられる壁なんやと気楽でいられます。
もしうじっこさんがあたしの立場になったとしても、
きっと旦那さまと同じように手を取り合えると思うんですよ。だってそれが夫婦なんちゃうかなって思うし。

コメントの少ないブログなので、コメントしてもらうといつも嬉しいです。
うざいなんて思いませんよ
応援してくれる人がいると素直に嬉しいです。
あたし、褒めないと育たないタイプの人間なので(笑)。いつも有難うね。
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