Linkwood

Longman's Miniature-Bottle-Corection

My Blend Kit - Blend Factory

2007-01-22 | SingleMalt
ニッカウィスキーの「男性的で力強いコクとバランスのよいスモーキーな香り(ピート香)が特徴」のピュアモルト北海道12年と、「女性的でやわらかな飲み口と華やかな芳香が特徴」のピュアモルト仙台12年、「19世紀に発明された伝統的なカフェ式蒸留機で蒸留されたなめらかで軽快な味わい」のカフェグレーン・ウィスキーを自分の好みのブレンドで味わうために、メジャーとテイスティング・グラスがセットになっています。
メジャーには、STANDARD TYPE、MALT BASE TYPE、LIGHT TYPEの3種類の目盛りが印刷されています。
ダブル(60ml)の場合のそれぞれの割合は、STANDARD TYPEは、北海道が12ml、仙台が12ml、グレーンが36ml。
MALT BASE TYPEは、北海道が24ml、仙台が18ml、グレーンが18ml。
LIGHT TYPEは、北海道が3ml、仙台が15ml、グレーンが42mlとなっています。
それでは、1つずつ飲んでみます。
まず、北海道12年。トップノートにシェリー香を感じます。
口に含むと、ピート香を感じますがとても微かです。
最初はドライな感じがしますが、次第に果物系の甘みと酸味が広がります。
飲み込んだ後にピート香が抜けていきますが、加水するとピート香が起ってきます。グラスにはシェリー樽の匂いが残りました。
仙台12年は、トップノートは特に何も感じませんが、口に含むと、華やかなシェリー香がします。
甘みはこちらの方が少ないように思います。北海道に比べると平坦な感じです。
さて、カフェグレーンですが、とても甘いです。果物系の甘さで、梨のような香りがします。
ウィスキーという意味では、とても物足りない感じがします。

それでは、とりあえずMALT BASE TYPEでブレンドしてみましょう。
トップノートに軽いピート香を感じます。口に含むと、微かなピート香を感じますが次第にシェリー香に変わりました。
味は北海道12年の特徴が出ていますが、酸味は抑えられ、甘みは穀物系の柔らかい甘みになったようです。
スコッチに比べると物足りなかったのでカリラを少し加えてみましたが、ピート香が起った変わりに、甘みも強くなってしまいました。
でも、カナダドライのクラブソーダで割ったら、結構美味しく飲めました。
自分でブレンドしてみるのも楽しいかも知れませんよ。


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