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Unknown (ノラ猫)
2009-08-31 19:37:38
はじめまして。

自民党よりむしろある意味怖い民主党が、これから一時期の時代をリードするのでしょうか、混沌の始まりです。
昨年の世界金融危機を契機に、にっちもさっちも行かなくなった資本主義の再生こそ彼らの隠れた旗印です。それはソフトな装いで、ある程度労働者階級と妥協しながら、革命の意志を持った労働者階級の日本的登場を阻止するための一時的な方便とも言えます。しかしこの現実は、そのような職業的な政治屋の思惑を超えて、実は資本主義体制そのものの存亡をめぐるきわめてシンプルな階級の激突時代の幕開けかもしれません。資本主義を延命させる手段は今も昔もひとつしかありません。つまり先に進もうとする人達への暴圧です。民主党政権とその左足たる「連合」が取った「権力」を誰に差し向けるのか、このことをはっきりと見ていくべきでしょう。もしそうなら容易ならざる衝突の始まりであり、同時に待ちに待った本当の歴史選択の分岐であるとも言えるでしょう。
カール・リープクネヒトやローザ・ルクセンブルグを虐殺してドイツ革命を葬り去り、ナチスを台頭させた社会民主主義者グスタフ・ノスケが民主党から出る日はそう遠くないかのか、と危惧しております。
 
 
 
>ノラ猫さん (これお・ぷてら)
2009-09-01 08:47:02
丁寧なコメントを頂戴し、ありがとうございます。

>民主党政権とその左足たる「連合」が取った「権力」を誰に差し向けるのか、このことをはっきりと見ていくべきでしょう

仰るとおりだと思います。ただ、民主党はもちろん、連合も、左と位置づけることには無理がありそうです。一様ではないにしても。
ご指摘いただいている懸念の方向にむかう可能性はある。ただ、保守政治の安定装置としての本来の民主党の役割と、この圧倒的な議席が、少なくとも自民党とは異なるものに対する期待を受けて成り立っていることの拮抗関係がどのように展開するのかということですね。
 
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