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大田光氏の主張は面白い
(
マリの恋人
)
2006-09-10 21:30:53
残念ながら太田さんの本も安陪さんの本も読んでいないけど、太田氏の発言には感心させられます。物言う芸人の口を封じるような時代になって欲しくないですよね。憲法を変えようとしている人たちこそ、変わった憲法の下で、今のような生活が続けられるかどうか、心配した方が良いのではないかな。誰も予期しないような国になっていく可能性もあるわけだし。
政治が早急にやらなければならない事はたくさん有りませんか?
憲法を換えるという要求はあっても良いと思いますが、結局9条を撤廃したいだけの下心が見え透いていて嫌ですね。
はっきりしない安倍さん
(
これお・ぷてら
)
2006-09-10 22:21:59
マリの恋人さん、はじめまして。
ご意見にまったく同感です。
安倍氏が『美しい国へ』でいっているのも、総裁選公約でも一緒でしょうが、憲法改定と教育基本法の改定ですよね。
そのあとをどうするのか、彼のいう『美しい国』とはどんな姿なのか、明確ではない。要するに戦前への回帰しかみえてこないですね、私は。
靖国参拝も、アジアの国々への謝罪問題でもだんまりですもの。首相となる人であれば、はっきりすべきだと思います。
気がむいたらお立ち寄りくだされば幸いです。
憲法9条で国民は救えない
(
まっす
)
2006-09-11 09:54:03
憲法9条、はっきり言って必要無いでしょう。9条を掲げても拉致被害者は還って来ない。9条を掲げてもミサイルは飛んでくる。日本は白旗振ってればそれでいいのか?国土侵略を黙って見ていろと言う事か?
中途半端だな。
(
カタラクシー
)
2006-09-11 13:49:20
自衛隊という存在が9条を形骸化していますね。そこまで主張するなら、徹底して9条を堅持してもらいたいですね。すべての軍事にかかわることはすべて廃止すべき方向でお願いします。自衛隊と9条は相容れないものですよ。矛盾を続けるぐらいなら、どちらかをなくさないと。9条堅持される方は自衛隊廃止の方向でお願いします。
コメントありがとうございます
(
これを・ぷてら
)
2006-09-11 22:38:21
まっすさん、こんばんは。
まっすさんのようなご意見もあると思います。
けれども、9条があるから、拉致被害者は還って来ないのではなく、9条があるから「ミサイルは飛んでくる」わけでもないのは明白ですよね。
拉致被害者は還って来ない、あるいは「ミサイルは飛んでくる」原因を憲法9条に求めるのは少々無理なように思います。ましてや、このことで憲法9条が不必要だとはいえないと私は考えます。
憲法改定論のなかに「戸締り論」ともいうべき議論があったことを私も存じています。戸締りをしないと泥棒がはいるのと同じで、国家も軍備をしておくべきというような議論ですね。
しかし、憲法9条の改定をいうのなら、現実の日本の軍備がどのようになっているのか、あるいは国際社会の動向をふまえず、抽象的議論によっては議論が前にすすみません。
「日本が攻め込まれたどうする」という議論は、ちょうど有事法制のときの「備えあれば憂いなし」の議論と同じだと思います。
9条改定はいまのアメリカの主張ではっきりするように、まさに米軍との共同の課題が前提となっていますよね。Show the flag というアメリカの要求にそのことは明確に表れています。
カタラクシーさんのご意見はよく分かります。
一切の戦力不保持が定められている以上、自衛隊・安保条約は違憲と解釈されるでしょう。しかし,歴代政府は解釈改憲で違憲の事態を正当化してきたのでした。たとえば9条には何ら手をつけずに「自衛のためのっ最小限度の実力保持は合憲」と解釈し、自衛隊の増強や安保条約の軍事同盟という性格を強化し、明白な憲法違反を正当化してきたといえます。
太田さん
(
のらり
)
2006-09-18 19:45:39
はじめまして、最近あまりテレビを見ないので太田さんがでている番組のことは知りませんが、憲法9条を世界遺産に登録しようなんてすごい発想、大賛成、「美しい国」政治家の口からこの言葉を聴くと、なんだかシラ~としてしまう、さんざ美しい日本の自然を壊しておいて、よくゆうよ・・という感じ
コメントありがとうございました
(
これお
)
2006-09-18 21:30:56
のらりさん、こんばんは。
おっしゃるとおり、すごい発想です。太田のすごいのは9条がどのようにして成り立ってきたのか把握した上での発言だということだと思います。だから、世界遺産にする価値があるということなのでしょう。
安倍氏には逐一、監視が必要ですね。
今後ともよろしくお願いします。
読んで良かった…
(
小学生ママ
)
2006-09-23 00:18:19
ここを読んで良かったです。太田光さんの本のことは最近知ってとても驚き、そして是非読まなきゃって思いました。嬉しい驚きでした。最近、9条を守ろうという必死な気持ちが、あまりに無力の様に思えて、安倍政権になってとうとう改憲が政治日程に載ると言っているし、本当に不安でしかたなくて…。
でも自分が思っていることを、こんなに強く、すがすがしくはっきりと、自信を持って言ってくれる人がいる、それもあのいつも面白いことをとぼけて言っている様な太田光さんだなんて、感激でした。不安ばかり言っていないで、もっと勉強しようと思います。自分と同じ意見の人の言い分も、反対意見の言い分も。それで自分の気持ちというものをしっかり確立しようと思いました。
私が言いたい事はこうです。
改憲については賛否両論あるだろうけれど、あの戦争の体験者の人たちの多くが『9条は変えるな』と言っているのだから、やはりそこには大きな深~い理由があるんじゃないかということです。これを重くとらなければいけないんじゃないだろうか、ということです。
だって自民党の中でさえ、例えば、亡くなった後藤田さんは「俺の目の黒いうちは改憲するな』と言ったそうですし、他の戦争体験者の古参の議員(名前忘れました)が防衛庁に関わっていた人でありながら、ガイドライン制定の時、『日本はこれによって危ない方向に行こうとしている』と危惧する旨を新聞に投書していました。
改憲論者の方々からよく聞くのは、押し付けられた憲法は良くないという意見ですが、戦後すぐニクソン元米大統領が『やっぱり日本も戦争に協力してくれ』という要請をした時、日本の政治家たちがどんなにイヤそうな顔をしているか、映画『日本国憲法』で見た時はびっくりしました。あれは戦争体験車の切実な正直な反応だったと思うんです。誰が作ったものであろうと、内容が尊いものは尊い。そしてその元で60年、たとえ矛盾があろうと、人を一人も殺さずにいたことを私たちは誇りに思いたいです。
96条も危ない
(
小学生ママ
)
2006-09-23 00:37:09
それから、自民党は憲法改正について、とにかく96条はまず改正しようというつもりらしい。地元の市民勉強会で知りました。9条は有名だけど、96条って知らない人多いですよね?私もその時知ったのですが、96条は『憲法改正をする手続きについて』の条項なんです。
これ先に改正されちゃったら、怖いと思いませんか?ちょっとずるくないですか?こんなことやっちゃうんですかね?
憲法は国民を縛り見張るものではない、国家権力を見張ってくれるものなんだ、と『Present for You & Present from You日本国憲法』にありました。やっぱり日本国憲法は(今まで当たり前にあったものだけど)大切です!
九条こそ誇り
(
これお・ぷてら
)
2006-09-23 07:14:01
小学生ママさん、おはようございます。
ご訪問いただき、また丁寧なコメントまで頂戴し有難うございます。
いただいたご意見、同感! 以外の言葉がみつかりません。うれしい限りです。
私はテレビをあまりみませんから、太田光をよく知っていたわけではありません。が、時々、政治にも口をはさんでいるのを耳にして、なかなかやるじゃんと思って『憲法九条を世界遺産に』を手にした次第です。
太田の意見は、はっきりしています。歴史を把握している。なぜ世界遺産なのかを語るくだりは秀逸だと私は思います。
安倍や石原などが「日本人の誇り」などと空々しい言葉で語るのを聞くにつけ、太田のリアリズムがますます輝いていると感じるこのごろです。ぜひお読みになったらいかがでしょうか。もう読まれたのかもしれませんが。新書ですから手頃です。(笑)
おっしゃるとおり、96条問題をもっと私たちも知らないといけませんよね。手続法ですからね。
国民投票法については、下記なんかをごらんになったらいかがでしょうか。他にもたくさんでていますね。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/2005_14.html
(日弁連ホームページ)
まさに、ご指摘のように日本国憲法は国家権力を縛り、守らせるためのものですよね。太田にならえば、「二度と戦争を起こさないという姿勢を貫き通してきたことに、日本人の誇りがあると思うんです。他国からは、弱気、弱腰とか批判されるけれど、その嘲笑される部分にこそ、誇りを感じていい」のです。
ご意見にほんとに励まされました。今後ともよろしくお願いします。
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政治が早急にやらなければならない事はたくさん有りませんか?
憲法を換えるという要求はあっても良いと思いますが、結局9条を撤廃したいだけの下心が見え透いていて嫌ですね。
ご意見にまったく同感です。
安倍氏が『美しい国へ』でいっているのも、総裁選公約でも一緒でしょうが、憲法改定と教育基本法の改定ですよね。
そのあとをどうするのか、彼のいう『美しい国』とはどんな姿なのか、明確ではない。要するに戦前への回帰しかみえてこないですね、私は。
靖国参拝も、アジアの国々への謝罪問題でもだんまりですもの。首相となる人であれば、はっきりすべきだと思います。
気がむいたらお立ち寄りくだされば幸いです。
まっすさんのようなご意見もあると思います。
けれども、9条があるから、拉致被害者は還って来ないのではなく、9条があるから「ミサイルは飛んでくる」わけでもないのは明白ですよね。
拉致被害者は還って来ない、あるいは「ミサイルは飛んでくる」原因を憲法9条に求めるのは少々無理なように思います。ましてや、このことで憲法9条が不必要だとはいえないと私は考えます。
憲法改定論のなかに「戸締り論」ともいうべき議論があったことを私も存じています。戸締りをしないと泥棒がはいるのと同じで、国家も軍備をしておくべきというような議論ですね。
しかし、憲法9条の改定をいうのなら、現実の日本の軍備がどのようになっているのか、あるいは国際社会の動向をふまえず、抽象的議論によっては議論が前にすすみません。
「日本が攻め込まれたどうする」という議論は、ちょうど有事法制のときの「備えあれば憂いなし」の議論と同じだと思います。
9条改定はいまのアメリカの主張ではっきりするように、まさに米軍との共同の課題が前提となっていますよね。Show the flag というアメリカの要求にそのことは明確に表れています。
カタラクシーさんのご意見はよく分かります。
一切の戦力不保持が定められている以上、自衛隊・安保条約は違憲と解釈されるでしょう。しかし,歴代政府は解釈改憲で違憲の事態を正当化してきたのでした。たとえば9条には何ら手をつけずに「自衛のためのっ最小限度の実力保持は合憲」と解釈し、自衛隊の増強や安保条約の軍事同盟という性格を強化し、明白な憲法違反を正当化してきたといえます。
おっしゃるとおり、すごい発想です。太田のすごいのは9条がどのようにして成り立ってきたのか把握した上での発言だということだと思います。だから、世界遺産にする価値があるということなのでしょう。
安倍氏には逐一、監視が必要ですね。
今後ともよろしくお願いします。
でも自分が思っていることを、こんなに強く、すがすがしくはっきりと、自信を持って言ってくれる人がいる、それもあのいつも面白いことをとぼけて言っている様な太田光さんだなんて、感激でした。不安ばかり言っていないで、もっと勉強しようと思います。自分と同じ意見の人の言い分も、反対意見の言い分も。それで自分の気持ちというものをしっかり確立しようと思いました。
私が言いたい事はこうです。
改憲については賛否両論あるだろうけれど、あの戦争の体験者の人たちの多くが『9条は変えるな』と言っているのだから、やはりそこには大きな深~い理由があるんじゃないかということです。これを重くとらなければいけないんじゃないだろうか、ということです。
だって自民党の中でさえ、例えば、亡くなった後藤田さんは「俺の目の黒いうちは改憲するな』と言ったそうですし、他の戦争体験者の古参の議員(名前忘れました)が防衛庁に関わっていた人でありながら、ガイドライン制定の時、『日本はこれによって危ない方向に行こうとしている』と危惧する旨を新聞に投書していました。
改憲論者の方々からよく聞くのは、押し付けられた憲法は良くないという意見ですが、戦後すぐニクソン元米大統領が『やっぱり日本も戦争に協力してくれ』という要請をした時、日本の政治家たちがどんなにイヤそうな顔をしているか、映画『日本国憲法』で見た時はびっくりしました。あれは戦争体験車の切実な正直な反応だったと思うんです。誰が作ったものであろうと、内容が尊いものは尊い。そしてその元で60年、たとえ矛盾があろうと、人を一人も殺さずにいたことを私たちは誇りに思いたいです。
これ先に改正されちゃったら、怖いと思いませんか?ちょっとずるくないですか?こんなことやっちゃうんですかね?
憲法は国民を縛り見張るものではない、国家権力を見張ってくれるものなんだ、と『Present for You & Present from You日本国憲法』にありました。やっぱり日本国憲法は(今まで当たり前にあったものだけど)大切です!
ご訪問いただき、また丁寧なコメントまで頂戴し有難うございます。
いただいたご意見、同感! 以外の言葉がみつかりません。うれしい限りです。
私はテレビをあまりみませんから、太田光をよく知っていたわけではありません。が、時々、政治にも口をはさんでいるのを耳にして、なかなかやるじゃんと思って『憲法九条を世界遺産に』を手にした次第です。
太田の意見は、はっきりしています。歴史を把握している。なぜ世界遺産なのかを語るくだりは秀逸だと私は思います。
安倍や石原などが「日本人の誇り」などと空々しい言葉で語るのを聞くにつけ、太田のリアリズムがますます輝いていると感じるこのごろです。ぜひお読みになったらいかがでしょうか。もう読まれたのかもしれませんが。新書ですから手頃です。(笑)
おっしゃるとおり、96条問題をもっと私たちも知らないといけませんよね。手続法ですからね。
国民投票法については、下記なんかをごらんになったらいかがでしょうか。他にもたくさんでていますね。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/2005_14.html(日弁連ホームページ)
まさに、ご指摘のように日本国憲法は国家権力を縛り、守らせるためのものですよね。太田にならえば、「二度と戦争を起こさないという姿勢を貫き通してきたことに、日本人の誇りがあると思うんです。他国からは、弱気、弱腰とか批判されるけれど、その嘲笑される部分にこそ、誇りを感じていい」のです。
ご意見にほんとに励まされました。今後ともよろしくお願いします。