コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
国連決議は米日共同臨検を後押し
(
ジャンク
)
2006-10-15 08:47:11
国連決議は中ロ韓が強制をまぬかれた程度に修正されただけで米日による実施を後押しする内容で臨検条項は盛り込まれました。
日本が貿易と船舶入港の禁止措置をとったため、北との貿易は実質的に国境と領海を接する中ロ韓に限定され、北朝鮮が挑発行動を取らない限り、日本海公海上で臨検の対象に引っ掛けられる船舶はEEZ内で操業する漁船ぐらいしかないはずですが、米日は集団的戦争権の行使の実績を作るため、国連決議から最大の効果を引き出す共同臨検出動を強行すると思われます。
脇は締めてかかったほうがよいかと思います。
国際社会の一致
(
これお・ぷてら
)
2006-10-16 09:14:55
ともあれ、全会一致で決議案が採択されたことをどのようにみるかということでしょう。非軍事的内容での国際社会の一致をひとまず私が評価しておく必要があると思います。
ただし、おっしゃるような課題が残させています。問題は、「戦争する国」づくりへの画策がみられたことですね。
金正日体制破壊カタルシスへの誘惑
(
ジャンク
)
2006-10-16 20:27:00
東京新聞の「こちら特報部」
姜尚中教授の談話『多次元方程式としての朝鮮半島』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061014/mng_____tokuho__000.shtml
前振りには「日本社会に漂う感情的な「対北強硬論」に冷や水を浴びせたのではないか。」とあるが、mew-run7さんの「日本がアブナイ!」にしてもお玉さんのブログにしても、そのエントリーは金正日体制破壊カタルシスへの誘惑に負けそうな気分が濃厚。
リベラル市民が関心を持てば持つほど、多次元方程式を解くことの困難さに迷い、耐えられなくなってきているように感じる。
ブッシュ安倍ネオコンに対峙する政治アイコン不在の現状は非常につらい。
コメントたくさん有難う
(
これお・ぷてら
)
2006-10-16 21:39:02
ジャンクさんへ。
姜尚中の記事は、私も注目。
エントリーするかもしれません。
とまれ今回の核実験問題はむずかしい。それが率直なところです。
でも、判断の基準はやはり国際世論の動向と、外交努力を尽くすということだと私は思っています。
いつも、コメント有難うございます。
とても励みになっています。
米朝双方とも現時点で東アジアでの全面戦争を仕掛ける意図はない
(
ジャンク
)
2006-10-17 15:16:23
イラン・コントラ事件で失脚したOliver Northは米軍の協力サイトmilitary.comのコラムで「Insanity」(狂気)と北朝鮮の恐怖を煽っている。
http://www.military.com/opinion/0,15202,116724,00.html
しかし、安倍は官房長官時代に「金正日は理性的、北朝鮮予測可能」と評している。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=78146
北朝鮮の軍事戦略の分析に当たっている武貞秀士・防衛庁防衛研究所主任研究官は、暴走にも見える一連の北朝鮮の行動は、同国の核戦略に基づくと主張している。
※ 日経ビジネス オンライン:武貞秀士・防衛庁防衛研究所主任研究官の3本のインタビュー
「核実験実施は、日本のターニングポイントになる」(10月10日掲載)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20061010/111322/
「核実験宣言、金正日が「今だ」と考えた理由」(10月5日掲載)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20061004/111121/
「北朝鮮、核実験へのシナリオ~ワーストケースに備えよ」(9月8日掲載)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060907/109414/
「相手は何をするか分からない」と恐怖を煽るのは、典型的な戦争プロパガンダであり、一連のマスコミ報道が操作されたものであるという認識をもてるなら、6者協議参加各国がどのような立ち位置にあるのか、その国家戦略を冷静に考えてみることで、米朝双方とも現時点で東アジアでの全面戦争を仕掛ける意図はないということが分かる。Be Cool!
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
名前
タイトル
URL
コメント
※絵文字はjavascriptが有効な環境でのみご利用いただけます。
▼ 絵文字を表示
携帯絵文字
リスト1
リスト2
リスト3
リスト4
リスト5
ユーザー作品
▲ 閉じる
コメント利用規約
に同意の上コメント投稿を行ってください。
コメント利用規約に同意する
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
日本が貿易と船舶入港の禁止措置をとったため、北との貿易は実質的に国境と領海を接する中ロ韓に限定され、北朝鮮が挑発行動を取らない限り、日本海公海上で臨検の対象に引っ掛けられる船舶はEEZ内で操業する漁船ぐらいしかないはずですが、米日は集団的戦争権の行使の実績を作るため、国連決議から最大の効果を引き出す共同臨検出動を強行すると思われます。
脇は締めてかかったほうがよいかと思います。
ただし、おっしゃるような課題が残させています。問題は、「戦争する国」づくりへの画策がみられたことですね。
姜尚中教授の談話『多次元方程式としての朝鮮半島』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061014/mng_____tokuho__000.shtml
前振りには「日本社会に漂う感情的な「対北強硬論」に冷や水を浴びせたのではないか。」とあるが、mew-run7さんの「日本がアブナイ!」にしてもお玉さんのブログにしても、そのエントリーは金正日体制破壊カタルシスへの誘惑に負けそうな気分が濃厚。
リベラル市民が関心を持てば持つほど、多次元方程式を解くことの困難さに迷い、耐えられなくなってきているように感じる。
ブッシュ安倍ネオコンに対峙する政治アイコン不在の現状は非常につらい。
姜尚中の記事は、私も注目。
エントリーするかもしれません。
とまれ今回の核実験問題はむずかしい。それが率直なところです。
でも、判断の基準はやはり国際世論の動向と、外交努力を尽くすということだと私は思っています。
いつも、コメント有難うございます。
とても励みになっています。
http://www.military.com/opinion/0,15202,116724,00.html
しかし、安倍は官房長官時代に「金正日は理性的、北朝鮮予測可能」と評している。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=78146
北朝鮮の軍事戦略の分析に当たっている武貞秀士・防衛庁防衛研究所主任研究官は、暴走にも見える一連の北朝鮮の行動は、同国の核戦略に基づくと主張している。
※ 日経ビジネス オンライン:武貞秀士・防衛庁防衛研究所主任研究官の3本のインタビュー
「核実験実施は、日本のターニングポイントになる」(10月10日掲載)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20061010/111322/
「核実験宣言、金正日が「今だ」と考えた理由」(10月5日掲載)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20061004/111121/
「北朝鮮、核実験へのシナリオ~ワーストケースに備えよ」(9月8日掲載)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060907/109414/
「相手は何をするか分からない」と恐怖を煽るのは、典型的な戦争プロパガンダであり、一連のマスコミ報道が操作されたものであるという認識をもてるなら、6者協議参加各国がどのような立ち位置にあるのか、その国家戦略を冷静に考えてみることで、米朝双方とも現時点で東アジアでの全面戦争を仕掛ける意図はないということが分かる。Be Cool!