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米中協議の本題は-1
(
ジャンク
)
2006-10-18 23:59:26
北朝鮮の対中貿易収支赤字は05年で約6億ドルに達し、中国が外貨準備がないに等しい北朝鮮に対して巨額の赤字を許容していることは、中国による北朝鮮への援助以外の何物でもない。(出典:China Annual (Revised), World Trade Atlas)
# 中央日報:「中、5年間で9億ドル北支援」
#
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=80804
産油国のイラクと異なり北朝鮮はミサイルと鉱物資源輸出以外に外貨収入を得る道がなく、核実験実施で韓国・中国ともに金融制裁を強化している。金融制裁下では手持ちのなけなしの外貨現金で中国からわずかばかりを直接買い付ける以外に物資調達の道がない。
# 中央日報:中国、対北送金中断へ
#
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=80834
また、韓国・中国ともに北朝鮮への援助、特に食料と燃料を絞り込んできており、北の市民生活は平壌以外では相当に深刻な不足にあえいでいる。
# 産経新聞:中国、対北朝鮮輸出を削減か
#
http://www.sankei.co.jp/news/061018/kok008.htm
# 産経新聞:北の国境警備隊員「戦争でも勃発して時代終われば」
#
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000001-san-int
このままでは今冬には北朝鮮市民の多くが栄養失調死・餓死の危機に直面せざるを得ない。
# 連合ニュース:「食糧援助中断は北朝鮮に深刻な危機」WFP
#
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=092006101606000
我々には現況ですら北朝鮮は体制崩壊の危機にあると思えるが、今冬に予想されることは、平壌に住む選ばれた市民たちと軍以外は死滅しかねない、かつての凶作時以上に深刻な事態である。
米中協議の本題は-2
(
ジャンク
)
2006-10-19 00:01:11
(承前)
北朝鮮の核実験実施後、中国・唐家センの米国・ロシア訪問、また北朝鮮訪問、米国ライス国務長官の日本・韓国・中国訪問と米中の首脳級の往来が頻繁なことは何を意味するのか。
北朝鮮は米中露の狭間の中で主体思想と自衛のための先軍政治を形成し、独自の核戦略を推し進めてきた。中国は米軍と直接対峙しないため北朝鮮を緩衝国として援助・保護してきたが、北朝鮮が中国の経済成長優先の国益を尊重せず、中国の反対を無視しての今回の核実験実施により、北朝鮮のコントローラブルではない危険性を中国は重視せざるを得なくなった。
私は中国がいよいよ金正日体制のレジームチェンジ止む無しと覚悟を決めたのではないかと憶測したい。それを裏付けるのが、国連安保理で北制裁の議論中の、外相ではなく異例と言うべき中共政治局常務委員である唐家センの緊急訪米である。
金正日体制のレジームチェンジを目指すに当たって、中国にとって対北朝鮮先制攻撃は論外であり、経済制裁による内部崩壊促進以外に道はないが、崩壊時、崩壊後の政体のあり方と援助は、米国の了解無しに中国一国では対応できない。このような重要な意思決定を行うには、古くは米英の大西洋上会談、ヤルタ・ポツダム協議、近くは米ソのレイキャビク合意のような首脳の直接会合が必要である。しかし、トップの会談は北朝鮮暴発の引き金を引き恐れがあり、それに代わるものとして中国は外相ではなく政治局常務委員を動かしていると見る。現在、唐家センが北朝鮮を訪問しているが、これはかつてのハル・ノートに匹敵する重要性をもつ内容の通知を行っているものと考える。
米中協議の本題は-2(補足)
(
ジャンク
)
2006-10-19 00:55:42
>北朝鮮のコントローラブルではない危険性を中国は重視せざるを得なくなった。
このことについて肝心なことを欠いていたので、補足したい。
北朝鮮のコントローラブルでない核戦略の進展は、北朝鮮経済制裁の一環として米日豪共同の臨検実施という突破口から日本に集団的自衛権行使の道を開きつつある。この結果、米国の対中軍事包囲網の北の要石、かつていわれた極東の不沈空母ができることになり、中国はさらなる軍事力強化の必要性に直面しなければならなくなる。しかし、経済発展とその影としての激しい経済格差の補填に力を入れなければならない中国は国家財政力が不足しており、富裕・強盛、或いは富民・強国を両立しようというのは現状ですら至難のことなのに、これ以上の軍事費支出をまして外部要因によって強制されることは避けたいところであり、北朝鮮を緩衝国として維持することのメリットとデメリットを秤に架けて、金正日体制の一刻も早いレジームチェンジは止む無しと覚悟を決め、北朝鮮公民の餓死すら見据えた、これまでとは異なる強力な経済制裁を実行に移しているものと思う。
米侵攻後のイラク・アフガニスタンの現状を見ても分かるように、外部圧力による体制崩壊後の再建は、天皇制と官僚機構を存続させた時の日本は例外であって、極めて困難と予測せざるを得ない。難民も多数発生し中国への越境を試みるであろうし、吉林省に多く住む朝鮮族の動揺も避けられない。中国がポスト金正日の傀儡体制を一方的に築こうとすれば、米国を先頭に国際社会から非難され、中国一国で経済負担せねばならない。いかなるところで妥協点を見出すか、中米で厳しい交渉が続いているものと思われる。
北朝鮮を巡るPower Politicsについての私の仮説、いかがなものであろうか。
Unknown
(
ダニエル
)
2006-10-19 13:35:56
既に北朝鮮は完成度の高いミサイル技術、核技術を保有していると判断するのが妥当だと思われます。そうでないと、米中の慌てふためいた動きが説明できません。
プルトニウム核爆発の技術は、簡単にいえば小分けしたプルトニウムの塊を一気に集合させて爆発を起こさせるものだと聞いております。そしてこの集合をどのくらいの時間長持ちさせることができるかが核爆発の大きさを決めるものだといいます。つまり小分けしたプルトニウムの塊の外側に爆薬を仕掛け、その爆発力で塊を一点に集合させると同時にその爆圧で集合時間を稼ぎ、核爆発の規模を大きくするというのです。この技術さえ完成させれば、たとえばその核実験が失敗だったと見せかけることも可能でしょう。そして次に本当の爆発を起こさせれば、その技術の確かさが全世界に認識されるということです。
再実験を前にして、米中のあわただしい外交的動きはこの事実をしっかりと把握している結果ともいえます。
金体制はいろいろの問題を抱えてはいるが、ブル新のデマのように決して脆弱な物ではないのが真実かもしれません。‘94年の米朝危機は本当に戦争一歩手前までいったみたいですが、カーターの仲裁で一時休戦状態がいままで保たれたともいえるでしょう。これを永続的なものにするのが日朝国交回復、ピョンヤン宣言だったはずなのですが拉致問題フレームアップを画策した安倍一派によっておじゃんとなったのが惜しまれます。
コメントありがとうございます
(
これお・ぷてら
)
2006-10-19 15:18:08
ジャンク様
ていねいなコメント有難うございました。参考にさせていただきたいと思います。
いまやアメリカの敵ではなくいわば無視しえない「味方」となった中国。北朝鮮核実験問題でのアメリカの対応はこれを裏づけているようです。
19日おこなわれた安倍とライス国務長官との会談でも、北朝鮮問題の解決で、中国の役割が極めて重要との認識で一致、さらに、あらためて中国の外交努力への期待感を示すことで一致しているように、中国の果たす役割は大きい。アメリカのマスコミの論調では、アメリカは中国に頼らないと北朝鮮問題は解決できないというものもあるようです。
その中国がはたして北朝鮮の政変を企図しているか。こう主張する識者が現実にいるのも事実ですね。だが、中国は、北朝鮮の安定維持と混乱回避をこそ望んでいるのではないか。そのために、仮に政変が起きても、スムーズに「レジームチェンジ」できるように、北朝鮮内に経済特区をつくらせているという見方もあります。
いみじくも、中国が北朝鮮問題の解決に向け、ルーマニア革命のケースについて研究している中で、「金正日(キム・ジョンイル)総書記はルーマニアのチャウシェスク氏に似た運命をたどるかもしれない」と報道までされていますね。
なお、今後、コメントが長大になるようでしたら、プロフィール欄アドレスまでメールいただけたら幸いです。
ダニエル様
こんにちは。コメントありがとうございます。
私には、北朝鮮の核技術がどれほどのものかは把握できません。また、中国やアメリカのいまの時点での精力的な動向が何をさすのか、これについてはエントリーにかいた程度のことを私は考えているにすぎません。
上記に示したとおり、中国の対北朝鮮外交の力を借りなくては、現局面を動かす可能性はないため、中国政府の動きは当然、国際的な注目を浴びています。これが、北朝鮮の高い核技術がなせる業かどうかは、率直にいってよく分かりません。
今後とも宜しくお願いします。
中国の熾烈な対北情報戦
(
ジャンク
)
2006-10-19 16:56:38
中国には「統一口径」という対外発言・情報発表の統制原則がある。
韓国ソースではあるが、このような情報がどんどん出ているということは、中国には相当な腹積もりがあることを裏付けていると思う。
朝鮮日報:
「50年来の血盟」はどこへ…中朝、血で血を洗う諜報戦 2006/10/19 11:00
「50年来の血盟」で固められた中国と北朝鮮軍部との絆に、異常を示す兆候が現れている。情報要員の拉致や買収といった諜報(ちょうほう)戦が両国の間で繰り広げられ、さらに北朝鮮による核実験が実施されて以降、「北朝鮮がいつ銃口を中国に向け......
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/19/20061019000032.html
中国人研究者「北が侵略されても中国は介入しない」 2006/10/19 10:30
中国の学者たちが、北朝鮮と中国のうちどちらか1国が侵略された場合、自動的に軍事介入できるように定めた「朝中友好協力相互援助条約」の改正について話し合っている、と経済専門誌「財経」の最新号が報じた。 同誌は「北東アジアの風雲“・.....
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/19/20061019000030.html
「金総書記の運命、チャウシェスク氏の二の舞い」 2006/10/19 10:00
中国が北朝鮮問題の解決に向け、ルーマニア革命のケースについて研究している中で、「金正日(キム・ジョンイル)総書記はルーマニアのチャウシェスク氏に似た運命をたどるかもしれない」といった報道までが出されている。 英国のサンデー・......
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/19/20061019000028.html
北朝鮮核実験と中国
(
ゴンベイ
)
2006-10-22 19:36:08
論じる視点に、こういうのもありますね。
NET EYE プロの視点
21世紀の米外交と国際情勢
北朝鮮核実験の背後にあるもの(10/16)
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/20061012n99ac000_12.html
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# 中央日報:「中、5年間で9億ドル北支援」
# http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=80804
産油国のイラクと異なり北朝鮮はミサイルと鉱物資源輸出以外に外貨収入を得る道がなく、核実験実施で韓国・中国ともに金融制裁を強化している。金融制裁下では手持ちのなけなしの外貨現金で中国からわずかばかりを直接買い付ける以外に物資調達の道がない。
# 中央日報:中国、対北送金中断へ
# http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=80834
また、韓国・中国ともに北朝鮮への援助、特に食料と燃料を絞り込んできており、北の市民生活は平壌以外では相当に深刻な不足にあえいでいる。
# 産経新聞:中国、対北朝鮮輸出を削減か
# http://www.sankei.co.jp/news/061018/kok008.htm
# 産経新聞:北の国境警備隊員「戦争でも勃発して時代終われば」
# http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000001-san-int
このままでは今冬には北朝鮮市民の多くが栄養失調死・餓死の危機に直面せざるを得ない。
# 連合ニュース:「食糧援助中断は北朝鮮に深刻な危機」WFP
# http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=092006101606000
我々には現況ですら北朝鮮は体制崩壊の危機にあると思えるが、今冬に予想されることは、平壌に住む選ばれた市民たちと軍以外は死滅しかねない、かつての凶作時以上に深刻な事態である。
北朝鮮の核実験実施後、中国・唐家センの米国・ロシア訪問、また北朝鮮訪問、米国ライス国務長官の日本・韓国・中国訪問と米中の首脳級の往来が頻繁なことは何を意味するのか。
北朝鮮は米中露の狭間の中で主体思想と自衛のための先軍政治を形成し、独自の核戦略を推し進めてきた。中国は米軍と直接対峙しないため北朝鮮を緩衝国として援助・保護してきたが、北朝鮮が中国の経済成長優先の国益を尊重せず、中国の反対を無視しての今回の核実験実施により、北朝鮮のコントローラブルではない危険性を中国は重視せざるを得なくなった。
私は中国がいよいよ金正日体制のレジームチェンジ止む無しと覚悟を決めたのではないかと憶測したい。それを裏付けるのが、国連安保理で北制裁の議論中の、外相ではなく異例と言うべき中共政治局常務委員である唐家センの緊急訪米である。
金正日体制のレジームチェンジを目指すに当たって、中国にとって対北朝鮮先制攻撃は論外であり、経済制裁による内部崩壊促進以外に道はないが、崩壊時、崩壊後の政体のあり方と援助は、米国の了解無しに中国一国では対応できない。このような重要な意思決定を行うには、古くは米英の大西洋上会談、ヤルタ・ポツダム協議、近くは米ソのレイキャビク合意のような首脳の直接会合が必要である。しかし、トップの会談は北朝鮮暴発の引き金を引き恐れがあり、それに代わるものとして中国は外相ではなく政治局常務委員を動かしていると見る。現在、唐家センが北朝鮮を訪問しているが、これはかつてのハル・ノートに匹敵する重要性をもつ内容の通知を行っているものと考える。
このことについて肝心なことを欠いていたので、補足したい。
北朝鮮のコントローラブルでない核戦略の進展は、北朝鮮経済制裁の一環として米日豪共同の臨検実施という突破口から日本に集団的自衛権行使の道を開きつつある。この結果、米国の対中軍事包囲網の北の要石、かつていわれた極東の不沈空母ができることになり、中国はさらなる軍事力強化の必要性に直面しなければならなくなる。しかし、経済発展とその影としての激しい経済格差の補填に力を入れなければならない中国は国家財政力が不足しており、富裕・強盛、或いは富民・強国を両立しようというのは現状ですら至難のことなのに、これ以上の軍事費支出をまして外部要因によって強制されることは避けたいところであり、北朝鮮を緩衝国として維持することのメリットとデメリットを秤に架けて、金正日体制の一刻も早いレジームチェンジは止む無しと覚悟を決め、北朝鮮公民の餓死すら見据えた、これまでとは異なる強力な経済制裁を実行に移しているものと思う。
米侵攻後のイラク・アフガニスタンの現状を見ても分かるように、外部圧力による体制崩壊後の再建は、天皇制と官僚機構を存続させた時の日本は例外であって、極めて困難と予測せざるを得ない。難民も多数発生し中国への越境を試みるであろうし、吉林省に多く住む朝鮮族の動揺も避けられない。中国がポスト金正日の傀儡体制を一方的に築こうとすれば、米国を先頭に国際社会から非難され、中国一国で経済負担せねばならない。いかなるところで妥協点を見出すか、中米で厳しい交渉が続いているものと思われる。
北朝鮮を巡るPower Politicsについての私の仮説、いかがなものであろうか。
プルトニウム核爆発の技術は、簡単にいえば小分けしたプルトニウムの塊を一気に集合させて爆発を起こさせるものだと聞いております。そしてこの集合をどのくらいの時間長持ちさせることができるかが核爆発の大きさを決めるものだといいます。つまり小分けしたプルトニウムの塊の外側に爆薬を仕掛け、その爆発力で塊を一点に集合させると同時にその爆圧で集合時間を稼ぎ、核爆発の規模を大きくするというのです。この技術さえ完成させれば、たとえばその核実験が失敗だったと見せかけることも可能でしょう。そして次に本当の爆発を起こさせれば、その技術の確かさが全世界に認識されるということです。
再実験を前にして、米中のあわただしい外交的動きはこの事実をしっかりと把握している結果ともいえます。
金体制はいろいろの問題を抱えてはいるが、ブル新のデマのように決して脆弱な物ではないのが真実かもしれません。‘94年の米朝危機は本当に戦争一歩手前までいったみたいですが、カーターの仲裁で一時休戦状態がいままで保たれたともいえるでしょう。これを永続的なものにするのが日朝国交回復、ピョンヤン宣言だったはずなのですが拉致問題フレームアップを画策した安倍一派によっておじゃんとなったのが惜しまれます。
ジャンク様
ていねいなコメント有難うございました。参考にさせていただきたいと思います。
いまやアメリカの敵ではなくいわば無視しえない「味方」となった中国。北朝鮮核実験問題でのアメリカの対応はこれを裏づけているようです。
19日おこなわれた安倍とライス国務長官との会談でも、北朝鮮問題の解決で、中国の役割が極めて重要との認識で一致、さらに、あらためて中国の外交努力への期待感を示すことで一致しているように、中国の果たす役割は大きい。アメリカのマスコミの論調では、アメリカは中国に頼らないと北朝鮮問題は解決できないというものもあるようです。
その中国がはたして北朝鮮の政変を企図しているか。こう主張する識者が現実にいるのも事実ですね。だが、中国は、北朝鮮の安定維持と混乱回避をこそ望んでいるのではないか。そのために、仮に政変が起きても、スムーズに「レジームチェンジ」できるように、北朝鮮内に経済特区をつくらせているという見方もあります。
いみじくも、中国が北朝鮮問題の解決に向け、ルーマニア革命のケースについて研究している中で、「金正日(キム・ジョンイル)総書記はルーマニアのチャウシェスク氏に似た運命をたどるかもしれない」と報道までされていますね。
なお、今後、コメントが長大になるようでしたら、プロフィール欄アドレスまでメールいただけたら幸いです。
ダニエル様
こんにちは。コメントありがとうございます。
私には、北朝鮮の核技術がどれほどのものかは把握できません。また、中国やアメリカのいまの時点での精力的な動向が何をさすのか、これについてはエントリーにかいた程度のことを私は考えているにすぎません。
上記に示したとおり、中国の対北朝鮮外交の力を借りなくては、現局面を動かす可能性はないため、中国政府の動きは当然、国際的な注目を浴びています。これが、北朝鮮の高い核技術がなせる業かどうかは、率直にいってよく分かりません。
今後とも宜しくお願いします。
韓国ソースではあるが、このような情報がどんどん出ているということは、中国には相当な腹積もりがあることを裏付けていると思う。
朝鮮日報:
「50年来の血盟」はどこへ…中朝、血で血を洗う諜報戦 2006/10/19 11:00
「50年来の血盟」で固められた中国と北朝鮮軍部との絆に、異常を示す兆候が現れている。情報要員の拉致や買収といった諜報(ちょうほう)戦が両国の間で繰り広げられ、さらに北朝鮮による核実験が実施されて以降、「北朝鮮がいつ銃口を中国に向け......
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/19/20061019000032.html
中国人研究者「北が侵略されても中国は介入しない」 2006/10/19 10:30
中国の学者たちが、北朝鮮と中国のうちどちらか1国が侵略された場合、自動的に軍事介入できるように定めた「朝中友好協力相互援助条約」の改正について話し合っている、と経済専門誌「財経」の最新号が報じた。 同誌は「北東アジアの風雲“・.....
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/19/20061019000030.html
「金総書記の運命、チャウシェスク氏の二の舞い」 2006/10/19 10:00
中国が北朝鮮問題の解決に向け、ルーマニア革命のケースについて研究している中で、「金正日(キム・ジョンイル)総書記はルーマニアのチャウシェスク氏に似た運命をたどるかもしれない」といった報道までが出されている。 英国のサンデー・......
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/19/20061019000028.html
NET EYE プロの視点
21世紀の米外交と国際情勢
北朝鮮核実験の背後にあるもの(10/16)
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/20061012n99ac000_12.html