コメント
 
 
 
橋下本人も支持者も下品です。 (さら)
2012-04-08 00:11:00
まず大阪市音楽団は、国内でもトップクラスの吹奏楽団です。

大阪市ではかつて大阪市消防音楽隊という音楽を専務とする職場がありましたが、音楽団というプロ集団があるという理由で市民の反対を押し切って廃止されています。

東京消防庁に次いで二番目若しくは三番目を自負する規模の消防本部で音楽隊が無いことは異例で、しかも今ある音楽隊を廃止 するといったことは政令市では前例も無かったためちょっとしたニュースになっていました。

例によって橋下市長の言説に乗って支持者は自治体が採算性の低い演奏集団を維持する事の異常さを殊更強調しますが、行政機関が演奏集団を持つという事は、何らかの行政目的を達成する為である事を理解すべきだと思います。それが市民の文化レベルの向上かもしれないし、消防や警察行政に関する広報、啓発、更には式典等を通じた職員の士気高揚といった部内的なものかもしれません。

そこを無視し、組織設立から現在までの経緯も考慮せず、さも団員の私利私欲のために行政に寄生していたかの様に仕立てて攻撃する軽薄さや下品さを感じずにはいられません。

赤字の行政なのに音楽集団を維持するのが贅沢ならば、国、県、市の各階層すべてに自衛隊、警察、消防、その他機関の音楽隊が沢山あります。それらの殆どがコンサート等でお金を取らず、人件費を含む維持費用は全て税金です。

そういう行政目的があり、組織があり、専門職員として募集して、専門教育を受け技能を有した職員として採用されて真面目に勤務してきた者に対し、組織のトップ(上司)としてあまりに失礼な態度としか言い様がありません。

 
 
 
>さら_さん (これお・ぷてら)
2012-04-08 08:38:40
コメントありがとうございます。消防音楽隊の件、寡聞にして知りませんでした。

>団員の私利私欲のために行政に寄生していたかの様に仕立てて攻撃する軽薄さや下品さ

橋下の宣伝の仕方は、ご指摘のように、対象の存在そのものが住民の利益を損なうかのようにいいながら攻撃するという点で、狡猾なものを強く感じます。それに煽られ、住民がまた後押しするという残念な構図がある。

ですが、この音楽団の廃止も盛り込まれた市の「施策・事業の見直し」試案は、ほとんどの市民に直接、影響を及ぼすと考えられるものです。たとえば保育料、国民健康保険料、区民センター統廃合などなど。

ですから、早晩、橋下を応援している人たちの間にも矛盾は広がる。手法が敵を必ずつくり、一方的に切り捨てるというものである以上、そこに衝突は避けられないだろうと思えます。
 
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