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今日は何の日?
(
ゴンベイ
)
2008-01-29 13:10:45
1960年代末の一連の学生政治運動の一翼を担った全共闘運動の双璧、日本大学と東京大学のうち、東京大学の東大闘争の発端となった、東大医学部の学生がインターン制度に代わる登録医制度に反対し、無期限ストに突入したのが40年前の今日、1968年(昭和43年)1月29日。
医療の同心円
(
こんた
)
2008-01-29 13:19:42
稚拙なブログの御紹介ありがとうございます。
私も医師の主催するブログでは、ついつい言葉が過ぎ、まさに
>言葉を競い、いよいよ過激になり、そして、少しでも異なる意見は排除する。
に陥ってしまう事を自覚しています。(同業の甘えもあるのでしょう)
医師と患者さん(として訪れる一般市民)は診察室という狭い空間の中で2人で話をしながら、問題の解決策を探っています。ここが(その患者さんにおける)医療の中心です。ここを中心として、同心円が広がって行き、看護師、技師、薬剤師ect.という医療スタッフが存在し、患者さんの御家族、友人知人親族...もそれぞれの距離をもって同心円に存在します。
この距離感が診療上とても大切で、中心から遙か彼方にいるべきマスコミなどが現場に介入してくると医師はパニックに陥ります。また厚労省は仕方ないにしても、財務省、経済界など遠くに存在していながら、強い影響力を持つ集団に抵抗する術を医師も患者さんも持たずに来ました。
医師と患者さんが向き合う、狭い診察室に様々な人たちから厚い壁を築かれ、お互いの姿も見得ず、声も届かない。
くどい繰り返しになりましたが、これが医療の現場です。
Unknown
(
これお・ぷてら
)
2008-01-29 16:06:26
>ゴンベイさん
もっとも、医師(医学生)の運動にはご指摘の68年以前の歴史がありますね。
いずれにしてもインターン闘争は、不安定な研修医の身分を発端にしたものでしょうから。全共闘という形態をとってのちの運動を私は評価しません。
「反乱」と私がよんでいる現在の勤務医たちの動きも、どこか相通じるようにも思えなくもないのですが、自らの労働環境の改善と医療の質や安全をもより明確に視野に入れている点で運動論としても発展しているように私にはみえます。
>こんたさん
>医師と患者さん(として訪れる一般市民)は診察室という狭い空間の中で2人で話をしながら、問題の解決策を探っています。ここが(その患者さんにおける)医療の中心です。
私は医療を医師と患者の共同の営為というとらえ方に同意しますので、こんたさんのイメージと重なることろがありそうですね。
>言葉を競い、いよいよ過激になり、そして、少しでも異なる意見は排除する。
というのは、もちろんこんたさんを意識したものではなく、常々、ネット上ではそんな事象が繰り返されていますよね。
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私も医師の主催するブログでは、ついつい言葉が過ぎ、まさに
>言葉を競い、いよいよ過激になり、そして、少しでも異なる意見は排除する。
に陥ってしまう事を自覚しています。(同業の甘えもあるのでしょう)
医師と患者さん(として訪れる一般市民)は診察室という狭い空間の中で2人で話をしながら、問題の解決策を探っています。ここが(その患者さんにおける)医療の中心です。ここを中心として、同心円が広がって行き、看護師、技師、薬剤師ect.という医療スタッフが存在し、患者さんの御家族、友人知人親族...もそれぞれの距離をもって同心円に存在します。
この距離感が診療上とても大切で、中心から遙か彼方にいるべきマスコミなどが現場に介入してくると医師はパニックに陥ります。また厚労省は仕方ないにしても、財務省、経済界など遠くに存在していながら、強い影響力を持つ集団に抵抗する術を医師も患者さんも持たずに来ました。
医師と患者さんが向き合う、狭い診察室に様々な人たちから厚い壁を築かれ、お互いの姿も見得ず、声も届かない。
くどい繰り返しになりましたが、これが医療の現場です。
もっとも、医師(医学生)の運動にはご指摘の68年以前の歴史がありますね。
いずれにしてもインターン闘争は、不安定な研修医の身分を発端にしたものでしょうから。全共闘という形態をとってのちの運動を私は評価しません。
「反乱」と私がよんでいる現在の勤務医たちの動きも、どこか相通じるようにも思えなくもないのですが、自らの労働環境の改善と医療の質や安全をもより明確に視野に入れている点で運動論としても発展しているように私にはみえます。
>こんたさん
>医師と患者さん(として訪れる一般市民)は診察室という狭い空間の中で2人で話をしながら、問題の解決策を探っています。ここが(その患者さんにおける)医療の中心です。
私は医療を医師と患者の共同の営為というとらえ方に同意しますので、こんたさんのイメージと重なることろがありそうですね。
>言葉を競い、いよいよ過激になり、そして、少しでも異なる意見は排除する。
というのは、もちろんこんたさんを意識したものではなく、常々、ネット上ではそんな事象が繰り返されていますよね。