先日,初めてジェンダークリニックに行きました.
正確には精神科・心療内科でジェンダー関連も扱っているところなのですが,
うつ病で通っている精神科ではジェンダーの相談は受けられないとのこと
だったので,知人に紹介してもらって行ってみることにしました.
行くより行ってみるまでの葛藤が長かったんだけどね~^^;;
やっぱり行くなら積極的な治療(注:すぐにホル注がしたいという意味ではない)が受けたいし,話だけで帰ってくるのは余計もやもやしそうな感じだったので・・・
今回の受信目的は2つ.
1.今の性別違和がうつ病に関連しているのか?
2.1が関連している場合,どう解決すべきか?
この質問はうつで通っている精神科でしたことのある質問だけど,
そっちでは直接的な関係はないだろうから先にうつを治してから
ジェンダークリニックを紹介するという返事だったのでこのセカンドオピニオンということで.
で,実際行ってみたわけですが,まず始めに通常の精神科で行われるのと同じような問診から.(受信理由や今の服薬状況など)
そのあとにジェンダーに関する問診.
(今治療を受けているか,治療はどこまでを望むかなど)
こちらはいつから性別違和があるかなどが書かれていたため,ちょっと苦戦しました.(だってあんまり幼児期とか覚えてないんだもの)
診察は問診で,問診票に書いたことをもっと突っ込んで聞かれました.
おもにいつ頃からかとかどんな時に違和を感じるかなんかは難しかったなあ...
あとは問診票に乳房切除術を希望と書いたので,ホルモン療法のことも詳しく聞かれました.
これに関しては,社会的,金銭的,人間関係的なすべての障壁がなければもちろん希望すると回答しました.(だって本当だもの)
で,最後に言われたのは,
「性に関する考え方が非常に個性的で,典型的な性同一障害には当てはまらない」
・・・これ,実はショックでした.
性同一性障害だといわれればそれはそれですっきりしたでしょう.(新たな悩みはまた出てくると思いますが)
以前,Twitterで「GIDになりたいトランスジェンダー」という議論がなされたことがあった(と思う)のですが,私はまさしくこれに当てはまると思います.
こういう回答に至った理由ですが,まず私が長髪で(プロフ写真より今はずっと髪が長い),化粧をしていること.その日着て言ったジャケットが
レディースだったことから「女性の格好をしているから」と言われました.
個人的にはそんなつもりは全くありませんでした.
(ジャケットに関してはその時まで考えてなかったし,それ以外はすべてメンズ)
私は今まで,長髪,化粧(といっても眉毛を整えたり,アイラインを入れる程度),レディース服を着る男性は当たり前で,特に特殊なこととは思っていませんでした.
(V系が長かったから?今のパートナーもスカートはいたりしますし)
当然,「女性の格好をしている」に対しては「私は今の自分のスタイルが女性固有のものではないと考えており,長髪で化粧をしている男性は当たり前だと思います」と答えました.
帰り道,とても憂鬱になりました.
「女性の格好をしている」と言われたことは結構ショックでした.
特に専門家が外見のことをいうとは思っていなかったし,自分では極力男性的な服装で行ったつもりだったので,
「やっぱり自分は女にしか見えないのか」と涙がでそうでした.
これがノーメイク,メンズスーツ,短髪で行ったらまた違ったのか,とも
思いました.
当分なんだかわからないもやもやが続くと思うとやっぱり苦しいです.
最終的な回答は「性のあり方は人それぞれなので,今後カウンセリングを受けながらうつの治療を並行するのが効果があると思う」とのこと.
というわけでしばらくは心理テストや血液検査(染色体検査等)などを行いながら違和を和らげていく方法を見つけていくようです.
次回までの宿題で心理テストと自分史(特に幼児期)が出ているのですが,
自分史,難しいなあ.
過去の大きなショックの出来事の前後でところどころ途切れているので,
記憶の発掘が大変になりそうです.
正確には精神科・心療内科でジェンダー関連も扱っているところなのですが,
うつ病で通っている精神科ではジェンダーの相談は受けられないとのこと
だったので,知人に紹介してもらって行ってみることにしました.
行くより行ってみるまでの葛藤が長かったんだけどね~^^;;
やっぱり行くなら積極的な治療(注:すぐにホル注がしたいという意味ではない)が受けたいし,話だけで帰ってくるのは余計もやもやしそうな感じだったので・・・
今回の受信目的は2つ.
1.今の性別違和がうつ病に関連しているのか?
2.1が関連している場合,どう解決すべきか?
この質問はうつで通っている精神科でしたことのある質問だけど,
そっちでは直接的な関係はないだろうから先にうつを治してから
ジェンダークリニックを紹介するという返事だったのでこのセカンドオピニオンということで.
で,実際行ってみたわけですが,まず始めに通常の精神科で行われるのと同じような問診から.(受信理由や今の服薬状況など)
そのあとにジェンダーに関する問診.
(今治療を受けているか,治療はどこまでを望むかなど)
こちらはいつから性別違和があるかなどが書かれていたため,ちょっと苦戦しました.(だってあんまり幼児期とか覚えてないんだもの)
診察は問診で,問診票に書いたことをもっと突っ込んで聞かれました.
おもにいつ頃からかとかどんな時に違和を感じるかなんかは難しかったなあ...
あとは問診票に乳房切除術を希望と書いたので,ホルモン療法のことも詳しく聞かれました.
これに関しては,社会的,金銭的,人間関係的なすべての障壁がなければもちろん希望すると回答しました.(だって本当だもの)
で,最後に言われたのは,
「性に関する考え方が非常に個性的で,典型的な性同一障害には当てはまらない」
・・・これ,実はショックでした.
性同一性障害だといわれればそれはそれですっきりしたでしょう.(新たな悩みはまた出てくると思いますが)
以前,Twitterで「GIDになりたいトランスジェンダー」という議論がなされたことがあった(と思う)のですが,私はまさしくこれに当てはまると思います.
こういう回答に至った理由ですが,まず私が長髪で(プロフ写真より今はずっと髪が長い),化粧をしていること.その日着て言ったジャケットが
レディースだったことから「女性の格好をしているから」と言われました.
個人的にはそんなつもりは全くありませんでした.
(ジャケットに関してはその時まで考えてなかったし,それ以外はすべてメンズ)
私は今まで,長髪,化粧(といっても眉毛を整えたり,アイラインを入れる程度),レディース服を着る男性は当たり前で,特に特殊なこととは思っていませんでした.
(V系が長かったから?今のパートナーもスカートはいたりしますし)
当然,「女性の格好をしている」に対しては「私は今の自分のスタイルが女性固有のものではないと考えており,長髪で化粧をしている男性は当たり前だと思います」と答えました.
帰り道,とても憂鬱になりました.
「女性の格好をしている」と言われたことは結構ショックでした.
特に専門家が外見のことをいうとは思っていなかったし,自分では極力男性的な服装で行ったつもりだったので,
「やっぱり自分は女にしか見えないのか」と涙がでそうでした.
これがノーメイク,メンズスーツ,短髪で行ったらまた違ったのか,とも
思いました.
当分なんだかわからないもやもやが続くと思うとやっぱり苦しいです.
最終的な回答は「性のあり方は人それぞれなので,今後カウンセリングを受けながらうつの治療を並行するのが効果があると思う」とのこと.
というわけでしばらくは心理テストや血液検査(染色体検査等)などを行いながら違和を和らげていく方法を見つけていくようです.
次回までの宿題で心理テストと自分史(特に幼児期)が出ているのですが,
自分史,難しいなあ.
過去の大きなショックの出来事の前後でところどころ途切れているので,
記憶の発掘が大変になりそうです.