JR西日本の福知山線での事故から10日くらいたちました。
死者が100人を超える大事故。
テレビでは連日のように「脱線の原因究明」をしています。
程度の低いワイドショーなんかは被害者の声なんかを放送してるみたいですけど。
犠牲者の遺族の声は放送する意味があると思いますよ。
でも、怪我をした人のインタビューはどうでしょう。
もちろん、放送することは大事だと思います。
でも、普通に考えたらその人らの声を聞こうと思いませんよ。
心の傷を思いっきり広げちゃうようなもんですから。
ワイドショーと呼ばれる番組ならそれをやってもいいみたいだね。
番組製作者は視聴率のために人間の心はどうでもよくなってるみたい。
こんな人たちに「利益追求で人命軽視」って言われたくないよね、JRも。
ところで、事故の原因はスピードの出しすぎのようです。
スピード超過の原因は過剰な教育だとか。
秒単位で、遅れたらいじめとも言えるような教育が待ってるらしいです。
で、事故の運転士は過去にこのいじめをうけてたらしいですね。
それでこの日も前の駅でオーバーランで遅れが出たらしい。
遅れを取り戻すためのスピード超過。
以前にいじめを受けたときもオーバーランが原因だとか。
JRさんは、このいじめを「教育」と言ってます。
教育がされたなら、以前のオーバーランの原因を追究してるはずだよね。
なぜオーバーランが起きたか原因を探り、次に起きないようにする。
それが教育ってもんでしょ。
でも、この日にまたオーバーランをしちゃった。
テレビでは一切語られない「オーバーランの原因」。
ホントはここが大事なんだと思う。
亡くなった人を攻めるのは酷だから、責任はJR西日本へ。
たしかに、報道の立場としては正しいかもしれない。
でも、やっぱり事故を起こしたのは運転士に原因があるんじゃない?
オーバーランの原因がわかって、そこで初めてJR側に責任を求められるのでは。
そんなことを思ってしまいます。
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