Gentian-Diary

J2ベガルタ仙台を叱咤激励応援絶叫しながらかきつづる日常生活

得点差と内容差:J2第17節・仙台-草津戦

2006-05-21 23:17:48 | サッカー・ベガルタ
仙台5-1草津 【得点】仙台:菅井、ボルジェス3、チアゴネーヴィス 草津:高田

台風の影響の雨が過ぎて仙台はサッカー観戦日和。サッカーだけでなくどんなイベントでもどんと来い!な週末。
ベガルタ仙台はザスパ草津相手にボルジェスの大爆発ハットトリックで5-1の快勝!
ベガルタ選手のハットトリックは2001年のマルコス以来だ!
(逆ハットトリックはウェズレイだの久保だの何度も仙スタで見てきたけど(号泣))

暫定2位浮上…(横浜FC引き分けで3位になりました…)!

…と喜びたいところなのですが


点差ほどには試合内容の差はなかった…というか
守備のまずさ(DF陣だけがまずいという意味ではありません。全体としてまずかった)が目立った試合運びでした。特に前半。
前半終了時に久しぶりにブーイングが飛んでいましたが、あのブーイングが飛んだのもある意味しょうがない話ではありました

21日の河北新報では二人の記者による大勝だったという記事と雑な試合運びだったという記事とが並んで掲載されていて
どっちやねん!という感じでもありましたが、実際に評価が分かれる試合だったと思います

試合後にサンタナ監督は「8-2」「9-3」でもおかしくなかったとコメントしていましたが、
正直に言って「5-3」な試合でした。
ボルジェスがさすがに3点目にパフォーマンスのネタ切れってくらいに得点してくれたのはうれしいですが、
戦い方の転換期とはいえ、守備が急速にもろくなった状況が続くのは大問題。

高桑とバーとポストが大活躍!

ではいくらなんでもマズイです…
特にセットプレイ。相手選手にもあからさまにねらい撃ちされてきているようで…
さすがに少し怒っていますが…

…コキポキベキボキバキ…(脳内のやつあたりでザスパ草津の植木監督にドラゴンスリーパーをかけてます…心の整理までしばらくお待ち下さい…)

…ここ数試合でいきなり守備が崩れた腹立たしさも少しあるわけですが、。
菅井がいない次節の両サイドバックをどう布陣するのか、選手がどうやってその布陣をこなすのか楽しみにしたいと思います

成長のための苦しみ:J2第16節・仙台-柏戦

2006-05-17 21:38:34 | サッカー・ベガルタ
仙台1-2柏 【得点】仙台:ボルジェス 柏:李忠成、ディエゴ

お久しぶりの日立台。しかも今日は雨。首位柏レイソルとの決戦は3節連続で終了直前の失点で無念の敗北となりました。
今日はラジオ観戦とテレビ観戦の時間が半々くらいだったので簡略に記します。
マークが厳しくなることから次のスタイルへと組み立てていくべき時期、
そして1試合1試合で必要以上に喜んだり落ち込んだりしてはいけないのですが
終盤における守備のエネルギー切れ(DF陣が、ではなくチームとしての守備のエネルギー切れ)が3試合続いている状況はちょっとだけ深刻かもしれません。
終盤間際のディエゴの決勝点は完全に振り切られての失点という良くない失点パターンでした。
第1クールの「守備の固い仙台」、というイメージにこだわらず、いったんそのイメージを捨てるべき時期なのかな、とも思います

千葉直樹がいない状況での代役の熊林はなれないポジションで良くやったと思いますが
今年のベガルタ仙台は例年のごとく(去年は違いましたが)カード量産状態になっているので
主力が出場停止などで抜けたときにどのように戦うのか、そして厳しい日程を体力的にどうやって乗り切っていくのかという
課題が明確になった試合だったことに収穫を見いだすとして、過度に落ち込まず次節を待ちたいと思います。

夢の続きにもっと大きな舞台がある:ワールドカップ日本代表23人発表される

2006-05-15 21:59:28 | サッカー・ベガルタ
ドイツワールドカップに派遣される日本代表23人が発表になりました
…残念ながら私が応援してきた佐藤寿人は選から漏れる結果となりました。

このブログではずっと佐藤寿人を応援するスタンスを取ってきたので
そうしたことを前提として読んでいただきたいのですが、
今までとは違った意味で熱狂した個人的に新鮮な代表レースでした。
(それ故ジーコ監督のブルガリア戦後のコメント(代表のベースは頭の中にある)には心底失望…というかちょっと憎悪に近いものを
感じましたが…)
代表選手を応援するサポーターの気持ちが良く理解できた気がします

前回2002年の日韓大会では山下芳輝とか小村徳男とか日本代表の経験のある選手がベガルタにいました。
もちろん彼らのこともベガルタを支えてくれた選手として好きですし、
ワールドカップに選出されることを期待していました(残念ながら選出はされませんでしたが)

今回の佐藤寿人はそれとは別な楽しみがありました。
ジェフ、セレッソ、ベガルタで成長し、さらにサンフレッチェで大きく羽ばたいて初めて日本代表に選ばれ、
世界への階段を着実に登っていく寿人を応援するのはある意味サポーター冥利に尽きる一年だった気がします。
いつも手抜かず相手選手を追いかけ回し、ゴールへの執念を見せるプレーをいつも楽しみにしていました。

以前にも書きましたが、仙台のジャスコ中山店で直接激励する機会があって
(前日浦和に0-6の大敗をした翌日。寿人自身はサポーターからなじられると思っていたらしい)
「最後の最後まで応援しますよ!」と言ったところ
その時に寿人自身がものすごく喜んでくれたことが佐藤寿人を選手として大好きになったきっかけで
J1でも日本人トップの得点を取ってくれたり、日本代表に招集されたりと夢のような活躍を見せてくれました。
代表初得点とエクアドル戦決勝点の時の新聞は今でも、これからも宝物です。

「仙台サポの寿人に対する愛情は異常だ」と揶揄されることもありますが(苦笑)
何が悪い、とまでは言いませんがしょうがないです、それだけ気持ちのいい奴だったし(笑)

…いかん。サッカー選手にこれだけ入れ込むのは初めてで、改めてちょっととまどっていますが、

寿人のさらなる成長に今後とも期待しています。応援してるぞ!ジーコの目が節穴だったと思い知らせてやれ!

たとえひとり消えてでも:J2第15節・仙台-横浜FC戦 

2006-05-14 22:20:14 | サッカー・ベガルタ
仙台0-0横浜FC

難しい試合でした…はサンタナ監督のいつもの口癖で
最近私も「ベガルタ仙台どうだった?」と知人に聞かれると
思わず「難しい試合だったよ…」とつい答えてしまうほどになっていますが(笑)、今日は本当に大変な試合でした。

前節、前々節とロスタイム失点で終わった悔しい2試合と同じく引き分けに終わりましたが、
今日は前2試合に感じた不安定感はなく、内容は両チーム共に濃厚な内容でした。
そして横浜FCの工夫には見習いたい点がいくつもありました。
(裏のかき方や周りの選手を使って相手を引きずり出すショートパスの多用とか、工夫をこらした試合運びが光りました。カズ・城・アウグストはやはり怖い)
うーん、と思わずうなってしまいたくなる場面がみられたのも悔しいけど

ベガルタは1人減をものともしない分厚い戦いぶりを見せつけて楽しいという試合展開でもありました。

今日のベガルタ仙台は、千葉退場後の11対10の状況でもロペスを中心として
人数差を感じさせない試合運びになり、試合全体を考えると同じ引き分けでも前2試合をはるかに上回る充実度だったと思います。
ロペスの爆発的なドリブルやチアゴ、ボルジェスの献身的な動きなど、仙台のもう一段のレベルアップを存分に楽しめた試合だったのですが。

ベガルタのがんばりと相手チーム横浜FCの健闘に同等に拍手を送りたいくらいのいい試合だったのに
池田主審のジャッジだけが試合の内容に追いつかず、カードの乱れ舞いな上に試合そのものをぶち壊してしまった感があり両チームにとって残念。

柏が鳥栖と引き分け順位は3位のまま。次節は首位柏レイソルとの決戦ですが
守備のスペシャリスト千葉直樹を欠く状況にサンタナ監督はどう動くか?
ベガルタのさらなる進歩を期待です。