みおの腹黒な日々

7月に10ヶ月間の留学を終え、フランスより帰国。
次なる目標は、持続可能な幸せの開発?

はなだん観てふと考えたこと

2006-01-29 17:12:32 | その他
去年やってた「はなより男子」、最終回まで見てしまった~
いや、いいね、日本
ホント、テレビのレベル高いわ

個人的には、F4の中では西門そうじろうさんの、あの涼しげな顔と声がすごく気に入りました(誰も聞いてない?

みおのいい男ランキング、マーシャル、コリン・ファース、etcとここ何年振り返ってみても全部外国人だったのだけど、久々にいい男ランキングに日本人ランクインです(誰も聞いてない?
でも、トップは依然、マーシャル
そろそろ「みおちゃん、夢の世界にいるのもいい加減にして、現実の世界に戻ってこよーよ」って声があちらこちらから聞こえてきそう


ドラマの中で久々に東京の風景見て、「東京ってこんなきれいなとこもあったんだ~」ってしみじみ
東京には2年半住んでたけど、振り返ってみればあんまりいろんなところに行ってないことに気づいた。
通学路に池袋、新宿、渋谷が入ってるからそのあたりはよく寄り道してたけど、
う~ん、東京のきれいなところ、代官山とか青山とか、ホント縁がなかったわ
グルからは帰りたくないけれど、でも、その一方で東京に戻るのが楽しみな部分も


大学1、2年のころは進振りやサークルに翻弄されて、いつも何かに追い詰められてて、
その頃はその頃で楽しんでいたのだろうし、サークルだって一生懸命やってよかったなって思ってるけど、
今思えば、よくあんなに体調崩すほど仕事したり勉強できたなって自分に唖然


グルでは、いろんな人たちと接しているうちに、いい意味でも悪い意味でも、
遊ぶことの必要性を教えられたっていうか、「しゃかりきがんばらなくてもいいんだ」ってことを教えられた気がする。(学業的にはよくないことね
こっちに来てから、肩の力を抜くことと、学生生活楽しむってことを覚えた
毎日、授業受けるの本当にパワー吸い取られるし、毎日、自分の限界との闘いだけど、
でも、そんな中でも飲み会開いたり、オケにいったり、バレエにいったりと、
日本にいた頃には考えられなかったような精神的余裕を持てていることが、
グルに来てからの一番の変化だと思う。


日本に帰ったら、大学生活も残り半年しかないけれど(どうせ院行くけど)、
日本での大学生活も存分に楽しめたらいいな。
東京も、いろんなところにいってみたい


と、こんなことをごろごろと「はなだん」観ながらしみじみと考えてました

時間割

2006-01-27 19:48:20 | 勉強
今週は疲れた~
日曜の晩、徹夜してたからそれが結構尾を引いてしまった
生産的なことしてて徹夜とか久々だったもので。
それにやっぱり休み明けってへこむよね~なかなかもとの生活に戻れなくて


時間割公開

月曜 11-13時 20世紀の独仏関係   13時半―15時 文学方法論(留学生用)
火曜 11時-13時 映画と政治  15時-17時 スペクタクル分析 
   17時―19時 フランス思想とフランス文学(クンデラ)
水曜 11時―13時 歴史におけるフランス文化と政治の関係 
   13時半―15時半 文化政策(マーシャル)
   15時半―17時半 言説と思想。ディドロとか。(マーシャル)
木曜 8時半―10時半 戯曲購読 ジュネとか。(マーシャル)
   15時半―17時半 文学と都市論
金曜 10時半―12時半 比較文学。
   13時半―15時半 ロシア語

相変わらず、何を専攻してんの?って感じの時間割でございます

でも、これはいくらなんでもとりすぎなんじゃないかと思うので、減らさないといけないかなとも思う。卒論の基礎的勉強もまだ全然だし、日本の時間割と換算すると週16コマとってる計算になるしさ

しかも、今回なにかがおかしいのだけど、
どの授業も人が異様に少ない
留学生用の方法論の授業なんて先学期は40人はいたのに、今学期は8人
何か常に言わないといけない感じで結構プレッシャーが。タスクもまじめにこなさなきゃ

文学と都市論の授業は、生徒数12人程度で、そのうち6人留学生。
ちょっと先生かわいそう
「村上(春樹)は東京を問題にしてるっていうかテーマの一つにしてるよね?」と唐突に話を振られ、
「そうだったっけ!?」ってかなりうろたえてしまった。結構読んだのに、ぴんとこなかった自分はいったい?

マーシャルへの愛が学生を救う

2006-01-26 18:39:08 | マーシャル
昨日のフェットにもめげず、今日は7時半に起きて8時半からのマーシャルの授業に出るためにせっせかと準備

1学期の時点では、水曜1時半~7時半、3コマ連続マーシャル
水曜はマクレディじゃなくてマーシャルディでよろしくとかつまらんジョークも飛ばしてたんだけど、
さすがにマーシャル自身、3コマ連続、計6時間授業するのはしんどいと思ったのか、
5時半からの授業が木曜の8時半からに変わってたの。
マーシャルの早口フラ語についてくの、2コマでも結構疲れるからそれはそれでよかった
ただ、少し気まずい
スペクタクル科の3年の授業に元々よく出てるし、もう一つの文学の授業も先学期から出てるんだから、故意にではなくたまたま3コマになってしまったんだけど、

「またこの子いるのかー」って思われてるんだろうな、ストーカーと勘違いされたらどうしよう、って心は乱れまくり



それでも、今朝も気合入れておきて、
どの教室でやるのかメモってなくて掲示板見てからいかなきゃって思って、
足取り軽く文学部の校舎に入ったら、

ぬぁんと、いきなり
赤いマフラーが超似合う、マーシャル発見


「今日もマーシャル素敵だわ~」とか、
「掲示板見に行く手間が省けた。ラッキー」って思いながら、ルンルンと足取り軽く彼についてって教室に入ったの


でも、なんだか教室にいる学生の人たち、そろいもそろって見知らぬ人ばっかりで。
でも、教壇にはマーシャルがいて



木曜の1限にスペクタクル3年生の必修授業があって、しかもマーシャルが担当、というのは私の幻覚だったのかマーシャルへの愛があまりに高まりすぎてとうとう幻覚見るようになってしまったのかって激しく動揺

マーシャルに直接聞けばよかったんだろうけど、私はすごくシャイだから(強調)そんな勇気なく、
前にいた人に「これって学部のスペクタクル科の授業じゃないんですか?」って聞いたら、

「ううん。院生の授業よ」って言われ、

マーシャルに認知される前に出なければ学部生のくせに院生の授業にまで来るなんて完全にストーカーと思われるかも!と急いで教室でたよ、私は
後ろ髪ひかれる思いで。


それから頑張って階段上って4階にある掲示板見に行ったんだけどさ、
やっぱり私の幻覚ではなかった普通に8時半~マーシャルって書いてて、
でも教室がさっきマーシャルがいた教室と全然違ってたから、
「もしかしたら担当教員が変わったのかもしょぼーん」と思いつつ、
掲示板に書いてた教室に行ったら、いつものスペクタクル科の学生さんたちがいて、ほっと一安心


で、担当教員確認したら、やっぱりマーシャルとのこと。

「これはダブルブッキングになってる!やばい!」って思って、
慌てて友達に事情を説明。
「校舎入ったところで先生見かけて、彼についていったら院生の授業してたよ」と。

友達も慌てて、で、即座にスペクタクル科の生徒10数人に情報が回り、
最初は「そんなのありえな~い」とか口々に叫んでたけど信じてもらえて、すごく感謝されて、
何人かが私が教えた教室にいってマーシャルと交渉。


で、結局はダブルブッキングしてしまっていたらしく、マーシャルもそのことを認識していなかったらしく、
ひとまず今日は休講で
来週から時間帯がずれることになりました。
せっかく7時半におきたのに・・・


でもでも、私がマーシャル見かけてなかったら、ルンルンと彼についていってなかったら、皆は事情がわからないまま先生を待ち続けることになったのだろうから、
ホント、私のマーシャルへの愛が皆の役にたててよかったよ

鍋パーティー

2006-01-26 18:31:40 | 
昨日は寮で鍋パーティーした
キムチ鍋
朝から早起きして、日本食材売ってる中華食料品店に買出しにいって、キムチ瓶を抱えて帰ってきて、
でマーシャル2本こなして、
またお肉とか野菜とか飲み物とか買いに行って。
結局、1日中準備に明け暮れて、気ぃ遣って、どっと疲れちゃった一日だった
まぁすごくおいしかったし楽しかったからいいんだけどね。
しばらくフェットの幹事はいいや。

あんま日本食材買いに行ったことなかったんだけど、なんだか胡散臭い気がして乗り気じゃなかったんだけど、
いざいってみると結構使えるものが多かった

豆腐なんてぜんぜん期待してなかったのに、「日本豆腐」っていういかにも胡散臭いネーミングの豆腐が売ってて、
でも日本の絹ごし豆腐よりちょっとゆるいくらいで、全然いけててびっくり
こんど日本豆腐でマーボー豆腐作ってみよっと
あとは韓国製のかっぱえびせん買ったり、スウィートチリソース買ったり。
みりんも売ってたから、今度は肉じゃがにトライしてみようかしら
どんどん食の夢が膨らんだ1日でした

ゴスペル:一つの鍵

2006-01-25 19:16:46 | 趣味


 もうあれから1ヶ月たってしまったけれど、旅についてもこつこつアップしていきます
日々、ネタ満載で旅記事が入る余地がなかった今日この頃


 ストラスブールで12月23日に、教会でのゴスペルコンサートに行ってきたよ
割と大きめな教会だったのだけど、立ち見が出るくらい満員で。
教会も、柔らかな光に包まれて、本当に綺麗だった


ストラスのゴスペルサークルのコンサートで、団員だけでもざっと100人近くいそうな感じでびっくり
しかも、幼稚園児くらいの子から、上はかわいらしいおじいちゃんまで。
あまりに団員が多いせいか、30人ずつのグループ、若者のグループと大人のグループとシニア世代と3つにわかれて、3つのグループが入れ替わり立ちかわり歌ってた。
教会の音響効果もあって、歌声のひびきがすごかった

ホーリーナイトはマジやばかった
なんであんなに不協和音がぴったり合うんだろ?
それに、皆が歌うことの喜びに満ち溢れているというか。
コンサートに行って、あんなに幸せな気分になったのははじめてかも
ちょこちょこと聴衆も参加する歌もあったりして、ちゃんと歌ってきたさ


そのサークルは、アフリカンの人が3分の2弱、残りはnon移民層の人たちだったのだけど、
仲良く歌ってて、で、一つの完璧なハーモニーを作り出していることにすっごく感動
去年は10月以降、暴動でフランスは移民問題をいっそう直視せざるを得ない状況になって、
で、問題発言繰り返すサルコジの支持率が急上昇したりと、
移民層に対する風当たりが強まった年だったんじゃないかと思うのだけど、
普段生活してると、グルにいても、移民層とnon移民層の住み分けっていうか生活圏や生活水準の違いをまざまざと見せ付けられるんだけど、
でも、こうやってゴスペルという音楽を通じて、移民層とnon移民層が仲良く混ざり合ってすばらしいハーモニーを生み出していることに、
一つの希望が見いだしたというか、フランスも捨てたもんじゃないなって思った(うまい言葉が見つからなくて。何様!?って感じよね



コンサート終わった後は、教会・大聖堂の研究してる友達に付き合って、しばらく教会内うろうろと見学しているうちにお客さんは皆帰っちゃって、団員の人たちもどんどん出て行ってて気づいたら最後の数人に

あわてて出て行ったら、
団員の人たちに軽くからまれた。
指揮者だった人には笑顔で「チャオチャオ!」と言われ、こっちもこれ以上ない笑顔で「チャオ~!」と返し、
「僕のうちに来ない?」と絡んできた兄ちゃんたちには、
いつもなら黙殺するところだけど、すばらしい歌聞かせてもらったし、ご機嫌だったしで
「ノン、メルシー!」って笑顔&流し目で返しといた

トウキョウイット

2006-01-24 21:39:11 | フランス
結局、昨日予定されていた日本食フェットは話が流れちゃった
前日の日曜の昼過ぎ、いきなり、用事が入ってできなくなった、というメールがきて。
こっちは、土曜から買いもの行って用意してるのに(日曜はお店休みだからさ)、
前日キャンセルはないだろ?って憤慨したのだけど
フランス人との約束で、まだ前日にキャンセルされるのはましな方らしい  


はふう。結局、材料がもったいないから水曜に鍋パーティーすることに。
今日はリンリンに豚マスタード煮ごちそうになって大満足
ごちそうになるばかりじゃ悪いから私もポテトグラタン提供したけどね。
それに、今日は仲良い友達が旅行から帰ってきて、話がはずんではずんで楽しかったっていっても3日振りなんだけどね。


今日から授業開始です。2学期始まっちゃった
まず政治学院の「20世紀の仏独関係」って授業に出たら、先生がやたら熱くてたじたじ2時間休むことなくしゃべりっぱなし。
しかも大講義室なのに20人ちょっとしかいない

で、授業聞いてたら、途中、やたら「ギョーム一世が」「ギョーム一世」と、ギョームを連呼。
フランスのギョームが英語圏ではウィリアムになることは知ってたから、
「ウィリアム??でもどのウィリアムも時代違うし。ギョームって誰だ?」と考えること3分。


「ヴィルヘルム1世」でした。


ギョームからウィリアムに飛べても、ヴィルヘルムまではなかなかいきつけなかったわ
ベネディクト16世なんてブノワ16世になるし、
ヨハン=パウロ2世はジャン=ポール2世と、「サルトル」続けたくなるような名前になるし。
コンスタンティヌスはコンスタンタンってなんだか愉快な響きになるし
レオナルド・ダ・ヴィンチはレオナール・ダ・ヴァンチ

あぁ、日本はその現地の発音を採用してるなんて、なんて偉いんだろうと思う今日この頃


そうそう、最近びっくりしたのが、東京人、東京に住んでる人のことをフランス語では
トウキョウイットっていうこと
「じゃあみおちゃんはトウキョウイットなんだ~」って言われ、
「東京一都????tokyo-it????」って頭の中ではてなマークが並んじゃった

パリに住んでる人のことをパリジャン、パリジェンヌというのと同じ要領なのだけど、(グルノーブル人はグルノーブロワ、グルノーブロワーズ)、
いや、トウキョウイットは衝撃だった
ニューヨーカーは、フラ語ではニューヨーケになるよん。
モスクワ人は東京とちょっぴり似てて、モスコヴィットって言います。
少し面白かったのが、ストラスブール人。
「ストラスブルジョワ」になるんだよね
なんだか日本人には響きがよくないよね、「ブルジョワ」の(笑)

大黒:ホームデビュー戦

2006-01-22 00:09:58 | 趣味
大黒の(グルノーブルでの)デビュー戦観てきたよ
サッカー生で観るの初めてだったからどきどき

スタジアム行く前に腹ごしらえとかいって、ケバブ屋さんに入ったら、
4ヶ月ほど前、原爆のイベントで会ってそのあと一緒に食事した兄ちゃんに久々に遭遇
久しぶりだね~とか言ってて、で、なんだかほっぺをつきだして、
「ん?私、なんだか要求されてるかも?」ってことで親愛のしるしのビズー おひげがいたかった
この兄ちゃんには前したときに「音の立て方がなっとらん!」とだめ出しされたことがあったんだけど、
うん、ごめん、あれから4ヶ月だけどまだまだ修行が足りないっす


で、話脱線したけど、ケバブ食べて、バスのって、スタジアム到着
2部リーグのスタジアムだからか、結構コートと観客席の距離が近くて感動


そして、観客席は熱かった
「皆が監督」みたいな野次&だめ出しさけびまくり。
日本の観客席事情は知らないけれど、でも、監督率はフランスの方がはるかに高い気がする。

ひとつ驚いたのが、シュートをはずしたシーンでの観客席の反応。
日本だと「あ~~~」っていうのが普通なんじゃないかと思うんだけど、
こっちでは「よくやった!」って口々に言って、で、拍手なんだよね。
「今、点入ったっけ?」って錯覚するほどの拍手だったから、毎回びっくりしてしまった


大黒はいつ出場するんだろ~ってどきどきしているうちに前半終了。残念
でも、ハーフタイムの時に、大黒はチームメイト何人かとアップしてたの
フェンスに張り付いて見てて、
たまに、聞こえるかどうかわかんないけど、「大黒!がんばって!」って叫んでみた

でも、わざわざ大黒のために、パリとかリヨンとかほかの街から、もしくは日本から来たっぽい同年代の男女10人組が激しくってたじたじ。
横断幕はもちろんのこと、
「大黒~がんばれ!がんばれ!」ってシャウトするのは当然のこと、
あまりにこっち側に近寄ってこない大黒にしびれを切らしたのか、
「大黒!こっちにきて!こっちに来て!」と叫びだす始末
そりゃないだろと引いてしまった
怖くて近寄ってこれないわ、大黒も。


そして、後半開始10分後に、コートの脇でアップしてた大黒がベンチに戻って着替え始めると、どよめきっていうかOGUROコールが。(後ろのおじさんはオーグレになってた、惜しい
そして、選手交代でようやく出場
立ち上がってわーわー言おうと思ったら誰も立ち上がっておらず、慌ててまた座ってみた。くすん


なんだかね、大黒は、うん、残念だった
パスがあまり回ってきてなくて
まだチームに入って2週間もたってないし、しょうがないよね。
それでも、パスが回ってきたら一生懸命キープしようとしたり、シュートを狙おうとする、彼の一生懸命な姿には心を打たれました
どうやってコミュニケーションとってるのかは知らないけれど、
何か一生懸命メンバーに言ってたし。
イエローカード出されるくらい、攻撃的なプレーしてたし。
2回ほどシュートシーンがあって、特にロスタイムでの最後のシュートシーンは、ホントに惜しかったし、感動
やっぱ、大黒のプレーは2部リーグの選手の中でも別格だなって思いました、はい。
動きがすごく軽やかっていうかなんていうか、違うことがど素人の私でもすぐわかる
私は、また応援しに来るよ!と心に誓った一晩でした


帰るとき、いかにもサッカー好きそうな兄ちゃん達に、私たちが日本人だとみてとったらしく、にこにこと
「OGURO! OGURO! Super!」ってゆわれた~兄ちゃん達3.4組に。
私がお礼言うことじゃないけど、「ありがと!」ってゆっといた

日本食フェット

2006-01-19 21:44:27 | 
あぁ、パーマかけたい
フランス人のパーマ姿見たら、「ちょっとどうしちゃったんだろ?」って感じの人多いんだから
私がやったら「何があったの」くらいの勢いになるんだろうけど、
う~ん
伸びるがままのちょいくせっ毛ストレートに飽きてきた今日この頃


昨日のエシャンジュでの(言語の交換授業)一こま。
いきなり相手が、日本食が食べたいと言い出し、
いつの間にか来週の月曜に日本食フェットをすることになってしまった

「わ、わたし、フランス料理の方が得意なんだけど・・・。ブ、ブッフブルギニョンとか得意デエス」って言っても無駄だった
「ブッフブルギニョンは普通のフランス人は作れないわよ」ってゆわれたけど。

日本料理って何があったっけ?って真剣に考えちゃった
こっちで困るのは材料なんだよね~パリでもあるまいし、そろえるのはホントに大変。
材料的に無理がありすぎる。薄切りの肉なんて売ってないし。
またしてもフェットの幹事になってしまったけれど、仕方ないかぁ。
そういう運命なのかしら。。。。

メニューとして今考えてるのは
つくね鍋、ちらし寿司、かき揚げ、(やきそば)あたりかな。

材料調達に無理がないのを考えると。
デザートはまだ考えてないけれど。。。ケーキだったら焼けそうなんだけどな。抹茶のシフォンケーキとかは、フランス人には危険かなぁ
和のデザートは・・・無理だろう?
普通の日だし、授業開始日だし、1日かけて準備はできないから、優秀な助手を連れて行ってがんばってこようと思います

日本食大好きっていってたオケの子も誘ってみよっかなって思ったり
今学期は、自発的にフェット企画して、授業やオケでちょっと仲良くなった子とか招いて交流を深めようかと思ってる
「胃袋からつかんどけ」作戦?

チョコ食べ比べ

2006-01-19 21:39:25 | 
なんだかここのところ、みお版「過去の克服」と闘っているっていうか(なんじゃそりゃ?って感じよね)、
今までの自分を振り返ったり反省したり、これからどうするのか、卒論どうするのか、って柄になくまじめにもの思いにふけってしまうことが多いので、
昨日はそんな欝モードのまま記事書いちゃったけど、
またテンションあげてがんばります


ベルギーチョコ食べ比べ

 いつの間にかベルギーまで旅行記が飛んでしまいました。
そのうち、パリのクリスマスについては書くよ バレエの記事書くのに時間かかってます

ベルギーといえば美食の国!チョコの国だよね。
ゴディバとかノイハウスとかヴィタメールとかとか。(ヴィタメールは東京駅の大丸デパ地下にもあるよ)
今回はいろんなショコラティエのチョコを食べ比べてみようということで、
ゴディバ、ヴィタメール、ピエール・マルコリーニのトリュフを食べ比べてみた(1度に食べたんじゃなくて3日にわけてね)
どこのお店でも一人3粒ずつ選んで買ってきたのだけど、値段がキロ単位でしか書いてないからすごくどきどきしながら選んだんだけど、
どこも6粒で4ユーロ前後(560円前後)だから、ホント、日本で買う場合の半額以下だよね


ヴィタメールは、程よい甘さで、うん、正統派のチョコって感じだった
種類も一番多かった気がする。3つのお店の中で。
普通のビターのガナッシュのまわりにフランボワーズのチョコで赤くコーティングしてあるハート型のチョコがすごく可愛らしかった
ガナッシュをプラリネアーモンドでコーティングしてるトリュフも、ガナッシュのソフトさとプラリネの食感が好対照で美味


ピエール・マルコリーニは、ベルギーで食べた中で私は一番気に入ったな
チョコは断然ビター派で、その苦さ加減がちょうどよかった
あと、ヴィタメールと同じデザインのハート型チョコも、ピエール・マルコリーニの方が手が込んでた
「ピエール・マルコリーニ」って名前からしてなんだかおいしそうな感じがするのが不思議「チョコレート界の若き貴公子」らしいから
ただ、チョコの説明プレートがなくて、中身がわからなくて、店員さんに聞けばよいのだろうけど、
オランダ語圏のお店に入ったため、なかなか聞く勇気なくて、
なかば肝試し的セレクトになったのが残念



ゴディバは、「こんなに甘かったっけ?」って印象でした。

フランス来てから日本にいたとき以上にビターに慣れてしまったからかな~
おいしいのはおいしいのだけど、甘すぎて歯が痛くなりそうになった
あと、大粒だから、結構、食べ応えがあるというかしつこいというか。
でもでも、ゴディバの新作のPOPチョコには「してやられた」感が。
可愛らしい形をしてるんだよ~いかにもPOPみたいな。
POPっていうから、形だけなのかな~って思ったら中身も文字通りPOPだった
フランボワーズとオレンジとがある中で、私はフランボワーズを食べたのだけど、

ホント、びっくりなことに、かんでるうちに、ホントに口の中でチョコがぱちぱちはじけだして

中身はフランボワーズ味のエアインチョコみたいになってたのだけど、
そのチョコの中に、まぁいわば「わたパチ」の「パチ」の激しいのが入ってる感じ
しかも結構パチパチするのが持続したりして。
「ゴディバなのにわたパチと一緒じゃん・・・。
って、口の中が激しくパチパチ言うのを聞きながら少し切なくなった
かなり大胆な冒険をしているゴディバのPOPチョコ、一度はお試しあれ



疲れちゃった

2006-01-18 23:35:29 | その他

この頃なんだか疲れてます。

別に今に始まったことじゃないんだけど。
サークルにいたときは、役職にもついてて、頼られる、仕事をする、相談を受ける、助けるっていうのはある意味義務でもあったし、
私なんかを頼ってくれる人がいるなら…ぐらいの気持ちで、
別に何を思うこともなく、いろんなことしてたけど、
グルに来てからは、それがちょっと違う気がして。



グルでは、後輩先輩とかいう関係はなくって、皆が横につながってる。
後輩先輩という関係が存在しない以上、
そこには世話しないといけないとかいう義務も存在しないわけで。
でも、海外生活、同じ国から来た者同士、助け合うのは当然だと思うし、私も精神的に助けられてるし、皆がいるから毎日明るく過ごせてる分、私ができることはしなきゃ、って思って、
いろんなこと率先してやってきたのだけど、

この頃言われて一番ショックだったのが、
「みおちゃんは長女だからおねえちゃんキャラなんだよ」(言葉ははっきりとは思い出せない)
って言葉。しかも複数の人に同じようなことを言われたからさ。



確かに私には、世間一般から言えば「弟」と言われるような兄弟がいるけれど、
21年間生きてきた中で、「お姉ちゃん」と彼に呼ばれたことなんて一度もないし(いつも「みおちゃん」って普通に呼ばれてる)、彼に「お姉ちゃんらしい」ことをした記憶もまったくない。
私が彼を弟とあまり認識してないのと同様、彼も私を姉として認識してないと思う。
というのもうちの教育方針が、「それぞれ一人っ子政策」だったから。(なんじゃそりゃ?って感じよね)
先に生まれたからって区別はしないっていうのが方針だったから、
お年玉だって同じ額だし、兄弟で違う額をもらった場合は差額没収とか。
彼に対しておねえちゃん面をしたことなんて、ほとんど記憶にないし、
私より正統派に頭の良い彼に、一応敬意は表してる(つもり)
パシリなんかとんでもないし。



だから、友達に、
「みおちゃんはおねえちゃんだから、頼りがいあるタイプだし、素質として世話好きそう」みたいなこと言われることに、すごく抵抗を覚える
言葉を返せば、「長女の人は、もともと世話好きなのが身にしみついてるからいくらでも頼っていい」ってことになるやんね。
妹、弟の人は、無条件に人に甘えていいっていうこと?
友達にすれば、私が過去に年下の人と付き合ってたという事実もあわせて、
「みおはおねえちゃんキャラだ!」ってイメージを固定してしまうんだろうけど、
「それは違う!」
って声を大にして言いたい。


確かに、私は、周りから見れば「強い女」で、
即断即決で何でもさっさとやってしまうし、方向感覚だっていいし、地図だって読めるし、段取り取るしで、
周りにとっては頼りがいのある女の子なのかもしれない。
でも、「お姉さん」だから甘えていいとか、頼っていいとか、それはちょっと違うんじゃないかと思うんだよね。
こちらは、相手を妹や後輩として見てるんじゃなく、
一人の友達として接してて、「友達なら助け合わなきゃ、私ができることは精一杯しなきゃ、」という気持ちから色々やってるのに、
(サークルの後輩に対してだって、「私にできることを・・・」って気持ちから行動してるし)
そんな私の精一杯の気持ちが無視されてるのが、ショックだった。
頼られたくない、というわけじゃなく、私の気持ちが無視されていることがショックだった。



そんな、人の世話することが嬉しい、って人はなかなかいないと思う。
私だって、頼られるよりは頼る方がずっといい。ずっと楽。
誰かを頼れるものなら頼ってみたいと思う。


なんだか疲れちゃった。。。


ふぅ、なんだか長くなってしまった。
井堅を聴いてたらいつも以上にセンチメンタルな気分になっただけ。多分。

日記

2006-01-18 23:32:12 | その他
ど~も
打ち上げのときに3杯飲んだシャルトルーズというお酒は実はアルコール度数55%だと聞いて、いまさらながら衝撃を受けてる今この頃です
そりゃ踊れるわ

この頃、「みおは実はお酒強くないんじゃないか?」疑惑があるらしいですが、
そりゃリハ+コンサート本番こなした後や、飲み会の幹事として買出しから調理からやってたら飲み会の前からすでに疲れてるんだから、眠くて伸びてるくらい当然だろ?と声を大にしていいたいこの頃です


昨日、オケ練に行ったら、謝ろうと思ってたおにいちゃんがお休みでしょぼ~ん
昨日は初見でウェストサイドストーリーやらされ、マジ死んだ
第一ヴァイオリンってたいてい旋律ばっかなんだけど、この曲はメインが金管だから、伴奏部分を譜読みするのが大変
自分が何を弾いてるのかまったくわからなくなるなんて初めての経験だわ~
しかもパトリックはバーンスタインの弟子だから曲への思い入れが強くって…
皆、あまりにも弾けない状態が嫌で嫌でたまらなかったらしく、どんどん人減っていって最後には半分に
弾けるようになったら気持ちよいのだろうけど、はぁ、早く曲に慣れたいわぁ~

今日は荷物と一緒に平井堅のベストアルバムのMDも届いて、平井堅ハードローテになってます
久々のJポップだからすっごい懐かしい

コンサート終了

2006-01-16 23:40:41 | 趣味
しばらくごぶさたしておりました
ここのところ3日連続コンサートのため、夜型生活になって朝起きるのも11時ごろ、それからもぞもぞして、5時過ぎにはコンサートに出る準備をしないといけないという生活繰り返してたらネットカフェに行く間なくて
控え室にラップトップ放置できないしさ


今は打ち上げから帰ってきて、またしても酔っ払い状態で記事かいてます
量としてはそんな飲んでないんだけど、
2時以降、食事をまったくとってなくて、すきっぱらにのんできたからお酒がまわっちゃった 
でも結構強いお酒ばっかり飲んじゃったのがよくないのかも
赤ワインはもちろんのこと(まだ懲りてない)、
シャルトルーズっていう、グルの近くの修道院で作られる、薬草系のリキュール(フランスでは結構人気らしい)がなぜかいつもオケのオフィシャルドリンクで(多分スポンサーについてるんだとおもう)、
それとジンのカクテルがおいしかったんだけど・・・


全4日のコンサートで、皆勤してきたよ
やっぱ今日が一番よかった。出来としても。
300人ちょっとしか入らないような小さなホールなのだけど、
今日はかなり立ち見が出るくらい、満員御礼で、気合も入ったし
もしかしたら追加公演するかもって言ってるし


そうそう、初日はロングスカートに普通に詰襟の白のブラウスで出たんだけど、
イヴニングドレス族もいるくらいだし、って思ってママのおさがりの、黒のベロアの肩出しトップスを着てみた(肩だし、だけど、そこんとこは自粛して、完全には肩出してない)

ただ、私の前に座ってる兄ちゃんの香水が強烈すぎて、
鼻とか目がやられるのならともかく、肺にきたって言うか喘息になりかけて、
大変だった練習中。
どんだけ強烈だったんだ?って感じよね
私とペアのレミに、「香水アレルギーで、前のお兄ちゃんの香水が体に合わなくてどんどん調子悪くなってるから席変わってほしい」ってゆって席かわってもらったんだけど、
フランス人的に、なんで香水でアレルギーが引き起こされるのかがまったく理解できないらしいね
「だから香水だってば!」
「なんで香水?」みたいなやりとりを何度も繰り返したけど、
全然理解してもらえなかったわ



で、行くのがすごく気の重かった打ち上げ
練習中とか、練習に関することなら話すけど、
世間話となったときに何話せばいいのか全然わからなくてホントに気が重くて、
きっと自己嫌悪に陥るんだろうな~行かなかったほうがよかったな~って思うんだろうなって思ったけど、
今日はホントに行ってよかった

最初は、あんま話せなくてどうしようって思ったけど、
パリの時に話した子と一緒にいるうちに、今度スキーに行く約束や、
他の人たちとも話せて、
お酒の力も借りて、明るく振舞えた

パトリックと肩組んで2ショット撮った(撮らされた)あとに、酔っ払いパトリックが
「ミオ! 君には大きな大きな問題がある。いつも困らされている問題がある!」
とかいって迫ってきて、「え?何? 今日譜面めくり間違えそうになったのがばれた?」ってどきどきしつつ、「何が?」
って聞いたら、

「パソコンで君の名前を打つとき、常に自動修正機能でMioがMoiになるんだ どうしてくれるんだ? 何か解決策を見つけよう」

といわれ、あぁ、そのことかって安心して。

「一度、iの上にアクセント打ったらうまくいったよ」
って言ったら、(ミーオって感じになるからあんまやりたくないんだけど)
すっごい喜んでた
ハイタッチ求められてハイタッチした
なんでそんなに喜んだのかよくわかんなかったけど、でも私の名前がこれ以上パトリックを煩わせないようになったのならよかったよ


打ち上げはバーを借り切って、音楽とか食べ物とか飲み物とかも持参で打ち上げしてて、
で、11時前くらいからダンスタイムに。
私は音楽に合わせて体揺らしてるだけだったんだけど、
そのうちになんか楽しくなってきて、バレエやってるものとして、一応ダンサーとして、
踊るんなら中途半端じゃなくちゃんと踊っとかなきゃまずいだろうと思い、
「ヤングマン」を機にしっかり参戦
フランス人も西城秀樹みたいに体文字でYMCAやるんだ~って思ってすっごい楽しかった
ディスコで踊るようなダンスをするのは初めてだったのだけど、
周りの人たちを参考にしたり、昔見てたアリーmyラブのダンスシーンを思い出しつつ、
超ノリノリでたまに腰振りつつツイストしつつステップ踏みつつ輪になって踊ってきたよ
いや~楽しいね、バーで踊るの 
「あの日本人、ありえん程シャイなのに、めっちゃ踊り慣れてるんだ~」って目で見られてたと思う、多分
シャイキャラを自分でも脱したくて、ちょっと無理してでも気分乗せて、ノリノリで踊ったという面もあるけどね


今日の打ち上げでは何かが変わったと思うので、
来週からまたがんばりたいと思います
超ダンスキャラとして(笑)
全然悪気ないのに、なぜかあまりに恥ずかしすぎていつも無視気味な&無関心な振りしてしまうお兄さんがいるんだけど、
この前せっかくビズーしてくれたのに、また、超純情なことに恥ずかしくて避けてしまって距離が離れてしまったお兄さんがいるんだけど、
今度は自らビズーしに行って(音うまく立てられないけど)、
「いつも避けてしまっててごめんね、悪気はなかったんだよ」と勇気を出してみようと思います 
感じ悪い日本人のままでいるのは嫌だしね


長々と失礼しました

初日終了

2006-01-13 20:05:22 | 趣味
コンサートの初日が終わったよ
おとついも練習4時間、昨日もリハと本番あわせたらヴァイオリン弾いてたの4時間近くになって、
東京にいたころは1週間トータルしても練習時間2時間いくかどうか危ういという、不真面目な生徒だった私にとって、
この頃の練習量は尋常じゃないわ


で、本番はまあまあそこそこでした
なぜか本番だけくるオーボエの男の子が皆いっせいに弾きやめるところで音だしたり、
私とペアのレミっていうお兄ちゃんは11月12月、あまりに練習にこなさすぎて
あまりに弾けてなくて、楽譜めくってくれるのはいいけど、めくり間違えたり、
背が高いからってのはわかるけど尋常じゃないほど譜面台を高くしすぎで楽譜がよくみえなかったり(本番直前に無断でちょっと下げさせてもらったけどね)、
私は私で、この頃の尋常じゃない練習量に楽器もびっくりしてしまったのか、
2幕の途中であご当てのねじがゆるんで、あごあてがぱかぱかと取れてしまいそうになるというアクシデントに見舞われ、
取れてしまわないように、ちょこちょこ位置を戻したりと調節するのが大変だった


昨日は日本人の友達が5人来てくれて、で、終わったあと、ホールに行ったら花束くれたの(よかった、リボン付きのワイン瓶とかじゃなくて)
私のイメージらしく、ピンクのミニバラと白いチューリップの花束でした 私のイメージ


友達も、すごく楽しんでくれたみたいでよかった
演奏よりもむしろオケのメンバーのほうが気になって気になって仕方なかったらしく、「こんなにオケのコンサート見るのが楽しいなんて思いもしなかった」ってゆわれた(笑)
音楽が降臨してるコントラバスのお兄さんとか、
ちょっとナイーヴな感じの独特な空気感漂うトロンボーンの男の子とか、
ロシア人風ヴァイオリニストとか、
なぜか黒のTシャツで舞台に上がってて、ホルン持っているために腕の筋肉がムキムキしていたイギリス人の男の子とか、
微動だにしないファゴット吹いてる男の子とか、
ネタはつきず。


それから、盛り上がってたし、近くのカフェでご飯&飲みをすることに
ほぼ5人で、1時間のあいだに2本ワイン瓶あけちゃったし、ご飯美味しかったし、すごく楽しかった~
飲んでるうちにオケのメンバーも続々と来て、
今回のコンサートでMVPに輝いてるであろう、音楽が降臨してるコントラバスのお兄さんも来てて、
私達が帰るときに肘をついてる状態でbon soireeって言われたんだけど、
別に特別かっこいいとかそういうわけでもないのに、そのbon soireeが超セクスィーな感じで、友達と共にきゅんとしてしまった


終トラムのために0時半くらいに帰途に着いたんだけど、まだ飲み足りないよね!ってことで、
さらにYさんの部屋で飲み&大富豪をすることに。
それからさらにワイン3本あけて
もともと睡眠不足気味で、
コンサートも全然緊張しないんだけどそれでもかなりつかれるみたいで、
でもすごく浮かれてたから調子に乗って飲んでたら、
くるくる目が回ってけらけら笑いながらアメーバのごとく寝そべってた
恋バナなんて、いつも私が音頭(?)をとるのに、いつもはノリノリなのに、
全然ダメだったわ~友達を攻められなくて。
そしてとうとう朝方4時になってギブアップ
初めて、お酒のんで気分悪くなりそうかも、って思った
しばらくは赤ワインのこと思い出しただけで「うっ」ときそう



ナンシー

2006-01-11 20:26:05 | フランス
昨日はオケのコンサート前最終練習で、0時半近くまで練習があり、終トラムで家に帰り着いたのが0時40分過ぎ
それからばたばたしてて、テレビでやってたフランスの強制収容所のドキュメンタリーにはまってしまって、就寝2時半
でも、今日からフランス全土でいっせいにバーゲンが始まると聞いていたため、死にそうになりながら8時10分に起き、8時40分に出発。
そして、9時10分にショッピングモール到着

でも、狙ってたお店は9時半オープンだったらしく、フライング
でもでも、朝がんばった甲斐あり、狙ってたジーンズを半額で購入できました
一番ほしかったのは腰周りがダブダブすぎて、どんなに可愛くてもこれはダメだと思って断念


あぁ、何やってるんだろ?って感じだけど、これからしばらく毎日夜出ないといけないから、それまでに用事すませとかないといけないんだよね~。


前置き(?)はこれくらいにしといて、
旅行記の続き。


今日はナンシーのお話。写真は、デジカメがナンシーに行った翌日から復活したため、デジタルデータがないので、ガイドブックなり、妄想を膨らますなりしてカバーしてね



ストラスには結局4泊してたんだけど、ストラスに遅れてやってきた友達と歩調をあわせる必要もあって、1日日帰り一人旅をしてきました、ナンシーに。

ナンシーはストラスから急行で1時間10分。
電車がパリ行きだったから、寝過ごしたらシャレにならん!と目覚ましをかけて朝寝。

天気が悪いからなのかな~(曇りだった)と思ったのだけど、
ナンシーの街はなんだか暗かった
名前の響き的にもうちょっと明るいイメージがあったのだけど。

グルよりは若干都会だけど、お店もいっぱいあるんだけど、人もそこそこいるんだけど、
なんだか停滞した空気が漂ってて
う~ん、なんだか寂しかった


諸事情により「地球の歩き方フランス」を持つことを拒否していたため、
朝、友達に地図見せてもらって地理覚えた気になって、
ナンシーにもガイドブックなしで来たんだけど、
さすがになめたらいけないかもって思って、観光案内所で地図もらって散策開始


そして、ナンシーの一番の観光スポットであろうスタニラス広場に。
だだっぴろい広場を劇場とか市庁舎とかが囲んでて、
で、ロココ調の噴水が「これでもか!」ってくらいにきんきらに光ってた
フランスってよりもウィーンって感じのするとこです、スタニラス広場に限らずナンシーの街自体。ちょっと寂しい雰囲気のするところが似てる。


それから、昼ごはんをどうしようかと広場の周りを散策。
一人だし、(フランス来てから一人でレストランに入ることほど億劫なことはない。「一人!?相手いないの?」みたいな空気感じるから)、
適当にケバブでも食べるか、って思ったら、
なんと、マリアージュフレール(フランスの紅茶ブランド)のカジュアル路線のカフェを発見
中をのぞいてみると、ひとりでお茶飲んでるマダムとかもちらほらいて、
「ここだったら一人で入れる!」と足取り軽く入店

で、15ユーロのセットを頼んでみた
メニューとしては、
・ 鴨肉のソテー、紅茶ソース(紅茶の名前忘れた)
・ パルメザンチーズのリゾット
・ バゲット
・ ノエルの紅茶ポット(クリスマススパイスとドライフルーツが入った紅茶)

で、これがホントに美味しくて、
ナンシーの街はなんだか寂しかったけど、
マリアージュフレールのおかげで、「ナンシー着てよかった!」って心から思ったよ

紅茶ソースも複雑な味でほんのり甘くて美味しくて、
リゾットも絶品で、今まで鴨とかあんま好きじゃなかったんだけど、
鴨大好きになった土曜日は鴨肉のオレンジソース作った

幸せをかみ締めながら、結局一人で1時間以上いたら、さすがに店員さんに「まだでないの?」的態度をされ、
仕方なくまた観光に戻った


午後はナンシー美術館とナンシー派美術館に。
ナンシー美術館は最近改装されたらしく、
とっても広々としたいい美術館だった
親切にも、絵の横に絵の解説をしたプレートが貼ってあるし、あんまり絵でごみごみしてないし、
モネとかモディリアーニとかシニャックとか、巨匠の作品もちらほらあって。
人がほとんどいなかったのもよかったのかもね、クリスマス前で。

ナンシー派美術館は、ナンシー派っていうけど、ほぼ「ガレ美術館」って言っても間違いではないくらい、ガレの作品ばかりだった。
日本人観光客が多いのか、「滑りやすいので足元にお気をつけください」って日本語のプレートがあったことにびっくり
瀟洒な邸宅を美術館にしているため、美術館を歩いてる、ってよりは「お屋敷訪問」みたいな感じで、とても雰囲気のよい美術館でした


と、こんな感じでナンシー観光は終了。
ナンシーの思い出は、マリアージュフレール、ガレ、あと、ナンシー生まれのマカロンですね
マカロンは、一袋買ったらおじさんが1つ焼き立てのをおまけでくれて、その場で食べたら本当に美味しかった


あぁ、いつになったらベルギー旅行記に入れるのかしら?

王様ゲーム

2006-01-10 00:58:32 | 
さっきは料理の話に終始してしまったので、
この記事ではパーティー自体のお話をします


フランスでは1月6日にガレット・デ・ロワ(王様のガレット)を食べるという慣習があって、
で、いたるところに紙の王冠付きのケーキが売ってて、
「一度やってみたかったよね」ってことでパーティーのデザートをガレットデロワにしてみた。8日だったのだけど。
ケーキの中に陶器の人形が1つ入ってて、それがあたった人が王様になって王様ゲームをするというやつ。


でも、パーティー参加人数4人だし、4分の一の確率ってかなり高いし、メンバーがメンバーで割りと濃い人たちが集まってるしで(自分もちゃんと含めてますよ)
誰が王様になっても怖いねと話してて、
どきどきしながらケーキカット

そしたら割とあっさりとYさんが王冠ゲット
何を命令されるんだろ~ってどきどきしてたら、
なんと私のケーキにも陶器のリュートが

ケーキに二つ王冠がついてたから何かおかしいなとは思ってたんだけど、
陶器の人形=王様
陶器のリュート=サブ王様ってことだったみたい
4人のうち二人が王冠かぶってるなんてあんまありがたみがなかったよ


で、普通に「お酒を注ぎなさい」とか、普通の命令繰り返しているうちに
テレビで「スイミングプール」という映画が始まって皆それに夢中で、王様げーむどころじゃなくなってた
フランスらしいのか、何の文脈もなく無駄にやたらと無修正画像出てくるような映画だったから、
オヤジ目線のコメントと皆でじっと見てる空気が耐えられなかったわ~自分の部屋なのに
ストーリー自体は面白かったけど。

で、結局、王様の命令は「皆、2006年は幸せになりなさい!」という、深みのある、慈悲深い命令だったのでした