葬儀が無事終わり、ほっと一息できるときです。緊張していた気持ちももようやく解き放たれ、残された遺族の間にも少しづつ笑顔もでてくるでしょう。
しかし、葬儀の儀式は終わったとしても、仏壇、お墓、様々な葬儀後の事務手続きが待っています。この辺のお話も、親族が集まっているこの機会に、ぜひ話し合いしておいたほうがよいでしょう。皆さんは2・3日もするとまた通常の日常生活に戻ることになりますから。
大きく分けて下記の3つになります。
I.お香典の整理
これは葬儀後にやってくる大きな大きな仕事です。葬儀当日に受付の方がチェックはしているものの、お香典帳と金額が合わなかったり、住所未記入・文字が見えないetc・・・とか。けっこう大変な作業です。
【香典返し】や【喪中ハガキ】のリストになるものですから、しっかりと整理したいものです。パソコンができる方にお願いし、エクセルデータにまとめておくのもおすすめです。
※代行入力サービス
【香典返し】を依頼するデパートなどの業者に、香典帳を渡すと、後日エクセルデータにしてもらうサービスもございます。
詳しくはデパートなどの各業者にお問合せください。
II.葬儀後にかかりそうな出費の確認
■仏壇・位牌
・仏壇の種類は多種多様あります。現代の家庭環境にあった家具調現代仏壇も数多くあり、選択肢が広がっています。値段も15万円~あります。
・白木の位牌は、お寺さんにおさめますから「黒塗り」か「唐木」の本位牌を用意します。
■お墓
・こちらは場所や費用も考慮しなければならず、新しくお墓を求める方にとっては非常に厄介な問題です。
それではお墓が無い人はどうすればよいのか?東京のお寺さんのお墓は高く、公営墓地も何倍もの競争倍率。民間墓地になると郊外へと探さなければならず、時間もかかります。
■忌明け法要(49日法要)
1)日時を決定
・葬儀が終わったらすぐに日時を決定いたします。49日前の土日が多いようです。平日は皆さん仕事ですから・・・。
2)参列者の人数把握
・法要案内状が一番丁寧ですがご親戚の方中心なら電話でもかまいません。とにかく参列者の人数を把握します。
3)会食の準備
法要後の会食の準備をします。お寺さんで召し上がる場合はお寺さんにその旨を伝えます。
お寺さんではなく、別のこぎれいなところで・・・とお考えの方は、なるべく移動に手間取らない場所をさがします。
大きい料理屋さんはバスもってますが、料理の値段も高いです。いろいろな条件を考慮しましょう。
III.葬儀後の事務手続
大きく分けて下記のような手続きに分けられます。いずれも早めの手続きが良いのですが、必要書類を求められる場合が多いので、まずは提出先(ほとんどが役所)に確認の上、役所を行ったり来たり無駄のないように注意したいものです。
【葬儀後の必要手続き一覧表】
種類 手続内容 提出場所 期間 印鑑
証明 印鑑
証明 除籍
謄本 戸籍
謄本 戸籍
謄本 住民
票 住民
票 死亡
診断 保険
証 年金
手帳 年金
手帳
本人 全員 故人 本人 全員 本人 全員 故人 故人 本人
死亡届 市区町村 7日以内 ◎
生命保険 死亡
保険金請求 加入
保険会社 早めに ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
厚生年金 遺族
厚生年金 社会保険
事務所 早めに ◎ ◎ ◎ ◎
国民年金
国民年金
だけ加入 遺族
基礎年金 市区町村 早めに ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
寡婦年金 市区町村 早めに ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
死亡一時金 市区町村 早めに ◎ ◎
土地・建物 不動産登記 法務局 早めに ◎ ◎ ◎
預貯金 名義書換 銀行
郵便局 早めに ◎ ◎ ◎ ◎
有価証券 解約
及び停止 契約会社 早めに ◎ ◎ ◎
電話 承継
手続き NTT 早めに ◎ ◎
自動車 所有権
移転 陸軍支局
事務所 早めに ◎ ◎
年金受給権者
死亡届 社会保険
事務所 早めに ◎ ◎ ◎
相続税 限定認証 家庭
裁判所 3ヶ月以内 ◎ ◎
相続放棄 家庭
裁判所 3ヶ月以内 ◎ ◎
所得税 準確定
申告 税務署 4ヶ月
以内 ◎
相続税 相続税申告 税務署 10ヶ月
以内 ◎ ◎ ◎
国民
健康保険 葬祭費 市区町村 2年以内 ◎ ◎
健康保険 埋葬料 社会保険
事務所 2年以内 ◎ ◎
高額療養費 社会
保険事務所 2年以内 ◎ ◎ ◎
労災保険 葬最良 労働基準
監督所 2年以内 ◎ ◎
自賠責
保険 労働基準
監督所 2年以内 ◎ ◎
簡易保険 保険金
請求 郵便局 5年以内 ◎ ◎
この『葬儀後の必要手続き一覧表』をみると、たくさん手続きが多く感じますが、実際は全部が必要とは限りません。しかし役所がほとんどです。
手続き上のワンポイントアドバイス
■必要書類は何通もらえば良いか事前確認
例えば、今日は病院にいくから「死亡診断書」は何通必要か?明日は役所にいくから「戸籍謄本」、「除籍謄本」、「印鑑証明」は何通必要か?と計算することです。
また、急がなくても「役所」のほうから「はがき」で手続きの知らせがきます。それからでも、十分間に合います。
■もらえるものはしっかりもらう
でも、お支払いはぎりぎりまで検討する。ぐらいがちょうどいいと思います。たくさんの税金・保険金を支払らってきたんですから・・・。
1)手続きによりお金がもらえるもの
・生命保険
・医療費控除の手続き ※確定申告後(故人がなくなってから4ヶ月以内)
・健康保険(国保以外)から埋葬料
・国民健康保険から葬祭費
・高額療養費
・故人の確定申告
2)手続きにより停止・廃止するもの
・免許証、保険証、パスポート、クレジットカードなどを返却
・国民年金や厚生年金の停止手続き
・電気・ガス・水道・電話などのライフラインの解約または承継手続き
・土地・建物 不動産登記変更
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