私が9歳の誕生日を向かえたその頃、赤い糸は少しずつ距離を縮めていたんです
私のママが私を見つける時のお話です
ある日、古本屋でみつけた一冊の本
この本は私を預かってくれているペンションのオーナーさんの
わんちゃんのお話です
そしてこの本の中にはママのお友達が写っていたのです
(正しくはその後お友達になりました
先住のマーブルを里子に出すときお世話になった方です)
この本を読んだことがある方にはわかると思いますが
ここには繁殖の現実がありのままに書かれているんです
ママは迷わずこの本を買ったんです
そう私と近づくために・・・きっとね