これはMIDI鍵盤にXG音源が載ったキーボード。
昔のDTM時代、音源としてMUシリーズが発売されていたけど、それのMU50と同等の音源が積まれています。
確か持ってるQY700も同じだと思うんだけど、音色数はこちらのほうが多いみたい…
で、DTMやる時にPCと繫いでマルチ音源として使いながら鍵盤も弾ける(MIDI入力できる)ってシロモノ。
ディスプレイは3桁しか表示されないけど、ホイールに設定すれば本体だけでなんでも設定できる優れもの。
音色はQY700で聞き慣れたものだねー。
私はシンセはバーチャルアナログ系よりPCM系が好きなのですよ。
なのでROLANDで言えばGAIAよりファントム、KORGで言えばマイクロコルグよりKROSSだったりする。
いわゆるシンセと言うよりキーボードって感じ。
CASIOのを想像してくれれば分かりやすいと思う。
両手で弾けないから小さいシンセが好みなんだけど、25〜37鍵でPCM系のシンセって、まーないのよ…
今持ってるmicroXが自分の中では最高峰(笑)
あとはAKAIのMPK mini playとかも持ってたけど、ベロシティ変えられなかったしMIDI端子もなかったからすぐ処分。
かと言ってCASIOの小さなキーボードもさすがにおもちゃだし(音は良くても出力がミニステレオしかないとか、MIDI端子ないとか)
前々からこのCBX-K1XGは少し興味があったのよ。
サイズ感的には良いし、MIDI端子あるし出力はRCA端子だけどミニステレオではないし、マルチ音源にもなるし。
かと言って積極的に探してはなかったけどねー
でたまたま行ったハードオフ、シャンクコーナーの奥の方にチラッと見えて、「あー、MIDI鍵盤の方(音源なし)かな…」なんて思って出してみたら…
なんと音源付きの方!
「電源入りましたが未チェックです」とのこと。
付属品はアダプターと取説、昔のPCやQY70と繋ぐケーブルが付いていた。
見た目は色褪せていたし汚れも多かったからダメ元でその場でチェックさせてもらったら、なんと意外とまとも!
一部の鍵盤がベロシティ不具合あったけど、スピーカーからちゃんと音鳴るし、ボリュームフェーダーにガリもなかった。
その他はだめだったとしても自分で直せるかもだし、最悪だめでも惜しくない金額…
と言うわけでゲット!
自宅に持ち帰って早速分解。
鍵盤の接触部分をアルコールで拭いたら、ベロシティは直りました!
古い機種ってのもあるしメイドインジャパンなのもあるけど、中身はすごくしっかりした作り。
その他AUXインにスマホ繋いでみたけど不具合無し、ヘッドフォン端子も不具合無し。
RCA端子はまだ試していないけど大丈夫でしょう。
あ、1個だけピッチホイールが少し固まってて、動きが鈍い。
グリース?が固まったんだろうね。
これはそのうち直そう。
※クレ556を吹き掛けたら直りました!(これが正しいかは分からないけど💦)
外装は拭き掃除したら汚れは無くなった。
色褪せはもうどうにもならないなー
自分で色塗って可愛くしたいな(笑)
と言うわけで気軽に持ち運べる小型シンセが手に入り大満足♪

ハードオフでジャンクの日10%OFFだったので税込1485円