Un'agenda di Leonardo~レオくんといっしょ~

ネザーの男の子、レオとの毎日を綴ります。

レオ、月に帰る

2016-08-01 13:55:26 | お別れ
ずっと、間があいてしまいました。
まだ、見て下さっている方はおられるでしょうか。れーまです。

2016年7月29日、午後15時、レオは月に帰りました。
9歳三ヶ月でした。

24日までは元気でした。
24日の夜、ご飯を食べていないことに気づき(朝は間食)、福岡夜間救急病院へ行き、点滴・注射をして頂き、ここで初めて歯を悪くしていることを指摘されました。
翌日、かかりつけに連れて行き、抜歯。夕方迎えに行き、帰宅後は、投薬のおかげもあってかちゃんと食べてくれました。

25・26日は元気でした。
27日深夜(2時くらい)に、突然レオがばたんばたんと騒ぎ始め、いつにない行動に、慌ててケージを覗いたところ、レオが転がり回っていました。
またもや救急に連絡、一時は様子を見るようにとのことでしたが、待てずに1時間後に病院へ。
おそらくは前庭疾患、思ったよりもひどい状態と言われ、覚悟をするように、と言われました。
そして、点滴。耳からの点滴を入れ、かかりつけに向かう時間まで、点滴をして頂きました。
そんな中でも、レオは私が口の側まで持って行ったペレットを食べてくれ、シリンジのお水も飲んでくれました。救急病院の先生も驚嘆して下さったくらい、頑張ってくれました。

それからかかりつけに移動。
前庭疾患といわれ、抗生剤と食欲を出すペリアクチンを飲ませること、食べられるだけ食べさせること、特に体温を下げないことを指示されました。

帰宅後、ケージの中のものを撤収し、買ってきたバスタオルとタオル、クッションなどでレオが転がっても痛くないように模様替えをし、ひよこ電球と湯たんぽを入れ、クーラーを切って、保温につとめました。

レオはそれでも少しずつ食べてくれていました。
今から考えてみれば、食欲は落ちていました。いつもなら、薬を飲めば、三十分くらいで復活して、一束くらいの水菜や小松菜を食べきるのに、二口くらいでぼーっとしているような状態でした。

目が回っているから、と思っていましたが、それだけではなかったのでしょう。

28日朝、動物病院へ。
このところ、1.3キロだった体重は1.05まで落ちて、軽い脱水症状を起こしているから、午後からは水や水分を含んだものを多くとらせて保温することを指示されました(午前中は点滴しているのでOK)。

食べたり飲んだりすると鼻から一部が出てしまい、鼻のあたりががびがびになってしまって、食べたがらず飲みたがらないので、病院で教わった通り、湿らせたコットンで根気よく拭いて、それからバナナやリンゴなどを与えてみました。
やはり、一口、二口でやめてしまいます。
それでも、食べてくれていれば、よくなれると信じていました。
リンゴをすりおろし、少しずつ飲ませていました。

29日朝、動物病院へ。
朝はリンゴのすり下ろし少々とペレット二粒しか食べていませんでした。
体温は平熱、脱水症状も改善して体重は1.2キロまで戻っていました。
点滴と注射をしてもらい、流動食のサンプルを頂いて帰宅。

帰宅後、注射のおかげか小松菜を少し食べてくれました。
リンゴと人参とセロリをすり下ろしてあげてみたら、これも喜んで飲んでくれました。4.5ml。
この時点でおしっこがまったく出ていなかったので心配していましたが、少し後でおしっこがでてほっとしました。

水菜もあげたら、食べたい様子なのですが、一口二口食べると、口にくわえたままぼーっとしています。
めまいのせいかも、と思いながら、不安でたまりませんでした。

そして、午後。
リンゴと人参、セロリのすり下ろしを飲ませ、時間をあけて流動食を試したところ、ばくばくっといつものれっちの食いつきで、シリンジをくわえて飲んでくれました。
嬉しくて、二本目を作って持って行ったら、なぜか勢いがなくなっていて。
でも、この数日はずっとそうだったので、食べない?と声をかけながらくわえさせてみたら、飲んでくれたので、飲ませてしまいました。
よかったね、飲めたね、と声をかけつつ、頭をなでて鼻から出た分を拭いたら、レオがいきなり転がり始めました。
あ、回ってるの?と思ったら、この数日の弱りかたとは思えないくらいの勢いで、ケージの中で走ろうとし(レオは前庭疾患が起きてから、左が麻痺?しているっぽくて、立ち上がれないし走れないのですが)ました。
危ない、とレオを捕まえようとしたら、私の右腕に体をまきつけーまるで二つ折りになるような勢いでーた後、くたくたっと力が抜けました。
そして、おしっことうんちが出ました。
私は見たものに動揺しつつ、うんちが出なくて暴れたのか、とまだ思っていました。
が、そこで。

レオが息をしていないのに気づきました。

しかし、レオの名をよび、揺すったら、びくびくっとおなかが動き出しました。今思えば、不規則な激しい動きで、普通の鼓動ではありませんでしたが、そのときは、息をしてくれているという安堵で、よく判断ができませんでした。
そのまま病院に電話をし、すぐつれてくるように、とのことで電話を切って、もう一度レオを見たら…レオはもう息をしておらず、呼びかけても揺すっても、もう動くことはありませんでした。
そのまま、レオを抱き上げて泣きながら病院に電話をしましたが、残念ながら、もう…という先生の判断を、呆然としながら聞いていました。
電話を切って、れーぱに電話して知らせ、万が一にも生き返ってくれないかと念じながら、レオの体を拭きましたが、なんの変わりもありませんでした。

泣きながらレオをなでている間に、あったかかったレオの体は、だんだん冷えて冷たくなっていってしまいました。

そして、かなりの猛暑ということもあり、前の子の時にお願いしたペットの葬儀屋さんに連絡して、30日にお葬式を済ませました。

まだ、レオがいないことが信じられません。
いえ、いないのはわかっていても、つい声をかけたりケージを覗いたりしてしまっています。

ここ二三年は食欲が少しずつ落ちてきていましたが、元々よく食べられる子なのであまり目立たず、でもずっと心配していました。
それでも今年も元気で、来年の十歳の誕生日を元気で迎えようねと声をかけていました。
体調を崩さないように、と思って、毛がつまらないよう今年は特にブラッシングを頑張っていたつもりでしたが…。

本当に、突然の別れでした。

まだ、どこか呆然としたまま、毎日を過ごしています。

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