障害者団体向け割引郵便制度をめぐり偽の証明書を発行したとして虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)の第8回公判が24日、大阪地裁(横田信之裁判長)で開かれた。村木被告の指示を受けて偽造証明書を作成したとされる元係長、上村勉被告(40)=起訴=が証人として出廷し、「自分で勝手に決めて自分一人で全部実行したことです」と指示を否定した。
上村被告は検察側の尋問に、「凛(りん)の会」案件について「自分と前任係長以外はだれも知らないと思っていた」と説明。凛の会側から催促を受け、「制度改革のため予算の仕事が大変になるという重圧感があり、雑事は先送りにしようと思ったが、そのうち自分が勝手に出せば話が済むと考えた」と偽造に至る経緯を述べた。
さらに、上司に対する相談は「何でも一人で抱え込む性格で報告や連絡が苦手で、相談しようとは思わなかった」と話し、「村木被告と仕事の話で会話を交わしたことがない」と独断を強調。国会議員がらみの案件だったことについては、「前任係長からの引き継ぎはなかった」と証言した。
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