沖縄あやとり愛好会 私kyumi-y(球美ー美しい琉球)が、ご案内役をさせていただきます。 よろしくお願いいたします

・初対面でも、老若男女、笑顔、ふれあい、教えたり教えたれたりの、スキンシップ……あやとりって、すばらしい!

あやとりヒモは、 「いちゃればちょーでー」 をもたらす、天下御免の印ろう!? 

2012-09-01 | 日記
黄門様の紋所は、天下御免のいんろうで、ヒトをひれふさせる威力がありますが、あやとりのヒモにも、天下御免のいんろうのようなところがあるようです。 
ただしこちらは、ヒトをひれふさせるのではなく、逆に、ヒトをゆったりとくつろいだ気分にさせ、おもわず笑顔もいただけるような、魔法の力をもったいんろうです。

私は、よく冗談はんぶんに、「あやとりが好きなヒトに、意地のわるいヒトや、腹ぐろいヒトはいませんから、あやとりのついでに、いろんな打ち明け話をしたり、人生ドラマを語り合ったりして、楽しいひとときをもてますよ」 と言うのですが、たしかにあやとりヒモには、ヒトを純なきもちにしたり、心を洗ってくれたりといった、ふしぎなパワーが秘められているようです。

初対面のとき、私がどういう人間かわからず、相手はとうぜん緊張したり、警戒したりしますが、私があやとりヒモを見せたとたんに、相手の緊張はほぐれ、警戒のいろから、一転ウェルカムの表情にかわって、ほほえみさえ浮かべてくれる …… ほとんど例外なく、そんな感じです。 
そういう経験をかずおおく積んで、「これは黄門様の、天下御免のいんろうのようなものかなあ……」 というかんがえをもつようになりました。 

とにかく、シンプルこのうえない、たった一本のヒモさえもっていれば、全国どこにいっても、あるいは世界中どこにいっても、すぐ人々とうちとけ、みんなが笑顔になり、コミュニケーションのきっかけができる …… こんなすばらしい、スゴイものが、ほかにあるでしょうか?

沖縄に、「いちゃればちょーでー」 ということばがあります。 「行きあえれば、きょうだい」 が転訛したものらしく、「知らない者どうしでも、いちど会えば、もうみんな家族、きょうだいのようなものですよ」 という意味です。
琉球人のハートを、端的にあらわしていると思います。

なにかの巡りあわせで、知らないヒトどうしが、行きあい、あやとりヒモをとりだして、教えたり教えられたりの、ふれあいのひとときをすごせば、もうみんな “あやとりファミリー” …… 
自由な感性表現、歓喜、それはあわい、なつかしい、ともしびのような …… でも一生わすれえない、鮮明な思い出、一輪の糸が綾なす天地万物に抱かれている感覚→感謝→そして癒し、祈り、たしかな ≪生≫ の実感、日々技をみがく喜び、きずな、思いやり、精美をめでる心、奉仕の精神にあふれて …… そんな愛好会にしましょうね。