サーバ管理者日記

サーバ管理備忘録
Linuxサーバ管理を中心に行った備忘録

Linux Apache2.2 OpenLDAP 連携

2007年03月17日 23時56分13秒 | OpenLDAP
※暫定的にインストールは成功しました。
Apacheの認証として、OpenLDAPを使用する場合Apacheのコンパイルとは別にapr、apr-utilをコンパイル、インストールする必要があります。
Apache2.2よりOpenLDAPを使用する場合、mod_authnz_ldapモジュールを指定する
必要があります。

1.Apacheのダウンロードと展開
tar xzvf httpd-2.2.4.tar.gz
cd httpd-2.2.4

1.aprのコンパイル
cd srclib/apr
./configure --prefix=/usr/local/apache2
make

2.apr-utilのコンパイル
cd srclib/apr-util
./configure --prefix=/usr/local/apache2 --with-ldap=yes --with-apr=../apr
別途、OpenLDAPのライブラリを指定する場合は、
--with-ldap-include=[OpenLDAPのIncludeディレクトリパス]
--with-ldap-lib=[OpenLDAPのlibディレクトリパス]
を指定します。
make

当初、OpenLDAPライブラリの指定を行い、--with-ldapの指定方法が不明でしたが、単純にOpenLDAPのライブラリを使用するのかといった内容でしたので、
--with-ldap=yesとすればconfigureはすんなり通りました。

3.ApacheのConfigure
./configure --prefix=/usr/local/apache2 --enable-ldap --enable-authnz-ldap
--enable-so --with-apr=./srclib/apr --with-apr-util=./srclib/apr-util
make
make install

4.aprとapr-utilのインストール
Apacheを起動した際に「libaprutil-1.a」が存在しないといったエラーメッセージが出力されたのでインストールを行いました。
・aprインストール
cd httpd-2.2.4/srclib/apr
make install
・apr-utilインストール
cd httpd-2.2.4/srclib/apr-util
make install

以上でApacheへOpenLDAPモジュールのインストールは完了です。


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