*Bistro de Mariage* 

*欧州で開眼した、マイペースな生活。いつもどこでも和のエッセンスを忘れずに*

*ボジョレー・ヌーボー*

2007-11-18 08:55:48 | Wine, beer, etc..


昨日、アムステルダムに住む友人が我が家に滞在し、お土産に
ボジョレーヌーボーを持ってきてくれました。

ありがとう~♪

「ボジョレー」=フランスのブルゴーニュ地方の南端にあるボジョレ地区でできるワイン。

「ヌーヴォー」はフランス語で「新しい」なので、合わせて「ボジョレ・ヌーヴォー」となると
「ボジョレ地区の新酒」ということになります。

ちなみに、いつも利用するワインショップのオーナーによると、今年のボジョレーは
「イマイチ」とのこと。

ブドウ畑によっての差が大きすぎ、ある畑では美味しいボジョレーが出来たのに
それ以外のところは、オーナー曰く「very bad」だそう。

美味しいボジョレーを生産した畑の数が少ないという理由で、そのオーナーは
今年は自分のワインショップにボジョレーを入荷しなかったそう。
非常にこだわりがあるお方です。


私は、今までに数える位しかボジョレーのワインを口にしたことが無いけれど
そこまで「美味しい~!!」と思った記憶が無かったような・・

でも、私たちが昨晩飲んだボジョレーは用意した和食ともしっくり合い、
軽め&フルーティーでとても美味でした。

まさに「若いワイン」という言葉がぴたり。

赤ワイン用のグラスを割ってしまい(汗)、フルート型のワイングラスなのが
お恥ずかしい限り・・・

よく知られている通り11月の第3木曜日、午前0時に一般への販売が解禁されますが、
ここオランダでは日本ほど皆が騒ぐ様子はなく、落ち着いています。

何とフランスが輸出しているボジョレー・ヌーボーの約半分が、日本で輸入されているそう。
日本は、世界最大のボジョレーの輸入国なのですね。

初物好きの国民性からでしょうか。

ちなみにボジョレーの製法は一般のワインとは異なり、ブドウの実を砕かないで
タンクで短期間のうちに発酵熟成させるそうです。

熟成させる期間が普通のワインより短いので、渋みが少ないのが特徴。
こういった理由で、口当たりのよい軽めのワインに仕上がるという訳です。

最近、ダイエットの為軽めの食事を目指しているので、ボジョレーは
そんなお食事にぴったりかもしれません。
気付いたら、人生の中でMAXに体重が増えており、体重計の上で海老反りに・・・

天高く馬肥ゆる秋、ですが美味しいものの誘惑と戦わねば。
しばらくは、こってり&ガッツリ系のお料理とはサヨナラです。

ライトな食事にライトなワイン、何とヘルシーな響きでしょう!

ちなみにボジョレーには農薬や酸化防止剤など、ケミカルなものを一切使っていないものも
あるそうなので、次回は是非それを試してみたいと思っています☆



ここまで読んで頂きありがとうございました。

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*オランダの飲み物*

2007-10-10 05:42:23 | Wine, beer, etc..


*wajaのページにお越しいただいた皆様、そしてお買い上げ下さった皆様、
いつもありがとうございます☆

お陰様で、先日のバイヤーランキングでは売上1位を獲得することが出来ました。(現在2位)
今後の入荷情報は、こちらで見られます。
これからも、皆様にwajaでお買い物をお楽しみ頂ける様にがんばります♪




さて、今日はオランダの飲物について。
以前にも、このブログでちらっと触れましたが。。。

あまり知られていませんが、ジン・トニックの「ジン」はオランダが発祥の地です。

ここオランダでは、ジンの事を「Jenever(ジェネーヴァ)」と呼びます。

私は、オランダに住み始めるまで「ジン」はイギリスの飲物だと思っていました。

イギリスのドライジンと比べると、ジェネーヴァはヘビーでコクのある香味が特徴です。
アルコール度数が高いのに、さらさらとしていてとても呑みやすい。
意外なことに、和食ともよく合います♪



昔むかし、オランダのライデン大学の医学部教授、フランシスクス・シルヴィウスが
当時世界で流行っていた熱病対策のために作り出した、解熱&利尿用の薬用酒が
ジェネーヴァの起源だと言われています。  
1660年のことでした。

そのジェネヴァの有名な製造メーカーが、オランダの「Lucas Bols社」。
1575創業の老舗です。 (ジェネーヴァ発売は、創業から100年後。)


今では、ジェネーヴァを含む30種類以上のリキュールを、年間3500万リットル製造し
世界110カ国に輸出しているそうです☆

デルフト焼きの容器に入った、Bols社のジェネーヴァ。↓ 可愛いですね。



ジュネヴァの代名詞とも言える、このBols社が運営する「House of Bols」がこの春
アムステルダムにオープンしました♪

ジュネヴァの歴史や秘密をわかりやすく教えてくれる新しいスポットです。
様々なフレーバーを使ったジュネヴァがテイスティング出来るので、近いうちに是非訪れてみたいです


ジュネヴァを使った好みのカクテルも、テイスティング可能。
バーテンダー・アカデミーが併設されているので、バーテンダーのレッスンを受けることもできます。

◇住所:Paulus Potterstraat 14, 1070 CZ Amsterdam◇


さて、ジンのお話はここまで。
ここからはビールのお話です。


先日、近所のカフェで「*ボックビール*」という旬のビールを初めて飲みました。

オランダではBokbier(ボックビール), Herfstbier(秋ビール)と言います。
秋(10月から2月頃)にだけ呑むことが出来る、期間限定のビールなのです。

ボックビールは、ドイツ語でストロングビールを指し、アルコール度数が6.25/vol以上がお約束。
中には7度~7.5度というものもあります。







ルビーの様な赤褐色で麦芽とカラメルがmixしたような、濃厚な味。
でも、なぜかとても呑みやすいので危険なビールかも*

名前の由来は、その発祥地であるドイツの Einbeck 、Einbecker Bier が
訛って、Ein Bock Bier(独語)、een bokbier になったようです。

写真は、オランダのビアーブランド「Amstel」の期間限定ボックビール。
他にも、「Bavaria」や「Grolsche」のボックビールも売られていました。

TOPの画像は近所の飲み屋さんのメニュー。

オランダ・ベルギー・ドイツと勢ぞろいなので、ものすごい種類のビールが
楽しめます。
写真のメニューは、半分以下のお品書き。
つまり、あと半分以上のビールの種類があるのです。 さすがですね!

近年、うなぎのぼりのユーロ高は日本でも話題になっていますが
「倹約家」で有名なオランダ人も、ヨーロッパ全体の景気の良さに伴って
お財布のヒモもゆるくなっているご様子。

オランダ人のカップルや家族連れが、外食に出かける姿を
最近よく見かけます。

特に、ここデンボスはオランダの南部に位置するので、北部に比べると統計的に
お給料の平均値も高いそうです。 (同じ役職でも、最大で16%も違いがあるとか。)

近所のカフェやパブも、週末などは空いてる席が見つからないほどぎっしり満席☆

この寒い期間にしか楽しめない「ボックビール」、せっかくなので私もオランダ人にまじって
色々な種類を試してみたいと思います。
ビール腹にならないよう気をつけなければ・・・・(汗)

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オランダのお酒

2007-02-18 09:19:00 | Wine, beer, etc..


本日は晴天なり。

月曜までのカーニバルで、街はものすごい人出です。
仮装した人の数も日に日に増えてきました。

今日は、アルメロというオランダ郊外からお客様がいらっしゃいました。

22歳のファームステイをしている若者。
まだ学生で、休学して日本からオランダへ農業を勉強しに来ているそう。

今日はカーニバルで街も浮き足立っているという事で、お酒を
沢山買い込みおもてなしの準備をしました。

ビール・赤ワインの他に、前々から気になっていたジェネーヴァという
オランダのジンを購入。(写真)
このオランダのジェネーヴァが、イギリスに渡って世界中にジンという飲み物が
広まったそうなので、実はオランダがジンの発祥地という事実を初めて知りました。






素焼きのビンに入っていて、お土産にも喜ばれそう。
38度もありますが、ストレートで頂いてもさらさらとしていて、とても飲みやすい。
うすいコニャックのような色で、美味しいのであっという間にみんなで
1本あけてしまいました。

お客様からは、ユトレヒトで買って来たというクッキーをお土産に頂きました。

以前、ディック・ブルーナ博物館に行った時にお店が閉まっており行けなかった、
ブルーナ氏の行きつけのお菓子屋さんのクッキーでした。
嬉しい~!!







かなり濃厚なバター味のクッキーは、激美味しかったのですが、カロリーを
考えると青ざめます。

まぁ、お祭りの間は無礼講という事でいいか、と自分に言い訳。

ちなみにTOPの写真は我が家の目の前の通りで撮ったもの。

スカート姿のお兄さんたちを盗撮(?)していたら、一人が気付いてみんなで
ポーズをとってくれました☆
それにしても、皆ノリがいいな~。 

夜中の12時を回っているのに、ベランダからは人の洪水が見え、
パレードも色々なグループが次々と行進してきます。
真冬の寒空の下、みなさん元気に騒いでおられます。

明日はもっとすごいんだろうな。。。
夜中の1時を過ぎても、とりあえずまだウルサイです。
頼むから皆さん、お家に帰って~!

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