柱の陰で泣く女

大学時代の古い話、２泊3日でキャンプがあった。
場所は旭川神楽橋を降りて右側に「割烹いろは」閉店していた空家を借りた。
ほとんどが若い男女で大人も居たが、若い熱気でいっぱいだった。
昼間は討論会やテキストの勉強会、夜は空き地でキャンプファイアで楽しんだ。
勉強の内容は覚えていないが、終始気になることがあった。
視線を感じるので見ると、ある若い子がこっちを見ている。
私は純情だから見られると恥ずかしいので目をそらす。
また視線を感じて見るとまた見ている。また目をそらす。
キャンプが終わり旭川駅から札幌に帰る。
駅ホームに夏休みで帰省していた学生たちが見送りに来てくれた。
男ばかり列車の窓に立っているので、近寄れなかったのか柱の陰に
あの女は立っていた。いよいよ発車のベルが鳴り車掌が笛を吹く。
その音に急かされてあの女は突然涙を出して泣いているではないか。
男達には手を振っていたが、私の目は女の方を見ていた。
泣きながら手を振る女はどんな気持ちだったのか。
この話には続きがあるが、長くなるので別な日に書こうと思う。

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そんな古い話を思い出すことが最近あるんだよなー。
ただし、私が見る立場、向こうは見られる立場。

２６日　水　永山ＭＥＧＡ　午前９時３０分～１１時３０分
　　　　　　ワープロ　１級００　アートピア１０周年記念事業
　　　　　　出席１１人　欠席７人　欠席が多い
　　　　　　水曜は欠席が多いのが残念、


昔の旭川駅１番ホーム　この柱の陰で女は泣いていた