佐藤真一選手 有終の美

今季限りで引退する佐藤真一選手が8回裏に代打で登場しました。

スタンドからの大声援を受けて打席に立つと、
横浜2番手・那須野投手の投じたアウトコースのボールを叩きます。
打球はライト方向へ伸びていき、フェンスに直撃。それを見た佐藤真選手は一塁を回ったところでファースト佐伯選手と交錯しそうになりながらも、果敢に二塁を陥れました。


また、試合後のセレモニーでは、二人の愛娘と宮本選手会長から花束を贈呈され、ファンのみなさんに最後のメッセージを伝えました。

「今シーズンを持ちまして、現役を引退することになりました。92年に福岡ダイエーホークスに入団し、13年間、多くの人に支えられ、励まされ、無事ここまでやってくることができました。神宮球場ではファンの温かい、心のこもった声援、いつもその言葉に励まされ、救われ、ここまでやってこれました。たいした成績もない自分が今まで現役をやってこれ、さらにこのような場を設けてくれ、ヤクルトの関係者、若松監督、チームメイト、マスコミ関係者のみなさん、ありがとうございました」

マウンド付近でチームメイトからの胴上げを受けた後は、スタンドのファンに最後の挨拶へ。一塁側からライトスタンドへ駆け寄ると、レフトスタンド、三塁側からも引退を惜しむ声が届きます。「本当にここの声援は温かかった」とその声援に応えて、グラウンドを一周し、最後まで応援の鳴り響く神宮球場を後にしました。

なお、佐藤真選手の通算成績は、629試合に出場し、1440打数376安打、打率.261、36本塁打、155打点でした。


宙を舞う背番号8!　共に戦ったナインの手で胴上げされる!


佐藤選手13年間お疲れ様でした
2003年8月16日　ナゴヤドームでの佐藤選手のあの1打は、忘れませんよ

1点差で負けていて、9回2アウト
ライトスタンドからは、あと1人コール・・・
ランナー1，2塁　ここで、真中に代わり、代打佐藤
相手投手は、当時中日の守護神大塚(現メジャーリーグ　パドレス)の
初球を右中間への2塁打で逆転!!
あの時の感動は、忘れませんよ
半ば諦めモードで観戦してましたが、
敵地名古屋、最終回での逆転
気持ちよく東京音頭が歌えましたよ

指導者として、神宮球場へ戻って来るのを待ってます