ユベントスのアレッサンドロ・デルピエーロが9/23、セリエBのモデナ戦で通算200ゴールを達成。デルピエーロのゴールと言えば、個人的にはなんといっても9年振りにユーベがスクデットを獲得した1994-1995シーズンにフィオレンティーナとの一戦で見せた右足アウトサイドのシュート。その様子を見た当時のイタリア代表監督サッキが「まるで宝石のようなゴール。」と言ったとか。
以降おなじみゴール左45度の”デルピエーロ・ゾーン”から芸術的なゴールを奪い続けただけでなく、”アレックスくん”なる全然似てないチームマスコット!?も登場。トラッキーやジャビットになれてる日本人としては、違和感ありましたが(さしずめ日ハムのマスコットキャラが新庄くんになるようなもんか?でも、それはそれでありかも)、名実ともにユーベの”バンディエラ(旗頭)”として今も君臨しています。
当時それを表すような一枚の合成写真がありました。バッショやフランスの”将軍”プラティニら歴代ユーベの10番と並び、右足でシュートを放つデルピエーロ。イタリア代表ではバッショやローマの”王子”トッティにポジションを奪われ、ユーベでも過去2シーズンは実質ベンチ要員扱い。年齢的にも厳しくなってきましたが、デルピエーロの隣でシュートを放つ次の”10番”は当分現れるような気がしません。